おはようございます。既に3試合を消化しているので、Jリーグが始まった感はとっくに体感しているのですが、ようやく、リーグの開幕戦です。相手は、湘南、神奈川ダービー。決して相性は良くなく、いつも苦しい展開にされるイメージで、この試合もやはり苦戦しました。しかし、泰斗の八つ当たりゴールとエリソンの理不尽ゴールと阿部ちゃんのお尻の差により、辛くも逆転で勝利することができました。
2/24(土)15:00 J1第1節 湘南 1 – 2 川崎 レモンガススタジアム平塚
得点:7’池田(湘南)、24’脇坂(川崎)、56’エリソン(川崎)
湘南ベルマーレ 4-4-2
―――――11ルキアン――29鈴木章―――――
―13平岡――――――――――18池田――
――――― 5田中聡―14茨田――――――
― 2杉岡―47キム・ミンテ―22大岩―37鈴木雄―
――――――――23富居――――――――
65分 14茨田OUT → 30鈴木淳IN
65分 29鈴木章OUT → 7阿部IN
84分 13平岡OUT → 15奥野IN
84分 18池田OUT → 3畑IN
90+1分 22大岩OUT → 9ディサロIN
川崎フロンターレ 4-3-3
―23マルシーニョ―― 9エリソン―――41家長―
―――――77山本――14脇坂――――
――――――― 8橘田―――――――
―13三浦― 3大南―2高井―5佐々木―
――――――― 1成龍―――――――
72分 77山本OUT → 16瀬古IN
84分 23マルシーニョOUT → 30瀬川IN
84分 9エリソンOUT → 20山田IN
90+6分 14脇坂OUT → 35丸山ĪN
この日は、Jリーグ開幕戦ということで、先日のチケット争奪戦になんとか勝ち残り、現地で見ることができました。
当初は、雨予報もあったのですが、試合日が近づくにつれ、晴れの予報に変わっていき、この日は快晴の中、試合を見ることができました。
かつて、ここでずぶ濡れにはって応援した記憶があったので、晴れた中で試合を見られたのは良かったです。
また、スタジアムグルメが充実しており、昼食として、多くのメニューを堪能し、お腹いっぱいで見ることもできました。なお、僕は、下戸なので、大変な列になっていた、サンクトガーレンなる飲み物とは、無縁でした。
さて、試合ですが、予想どおり、川崎の攻撃の芽を封じるべく、湘南は、前からプレスにかけて、嵌めようとしてきています。
ただ、意外だったのは、湘南と言えば、3バックのイメージが強かったのですが、この日は4バックでした。
そして、今季の初戦であったこともあり、相当に湘南は、川崎を研究してきて、嵌めにきている様子がうかがえました。
前半、そういうこともあってか、後ろからのビルドアップがなかなか思うようにいきません。ACLの山東戦で手こずったところが改善されずに繰り返しているように感じました。
また、湘南は相当にセットプレーを練ってきたようで、デザインされたプレーが多く見られました。
そんな試合の入りであったことと、撃った池田が素晴らしかったのもあるのですが、7分、CKからのクリアボールをバイタルエリアに走り込んできた池田が、ダイレクトで直接シュートを撃つと、ボールは、地を這うような弾道で、DF陣の間を縫って、ゴールに刺さります。
集中できていなかったわけではないでしょうが、早い時間帯から1点のビハインドを負います。
その後も、湘南のハイプレスに苦しみはしますが、川崎もマルシーニョの突破や、颯太の駆け上がりで、左サイドを起点にチャンスを作ります。ただ、決定機を決めきれず。
20分には、颯太からのクロスに拓磨が頭で合わせた場面がありましたが、相手GKにセーブされます。
このまま、ズルズルと行っていたら、この試合も落としかねないところでしたが、24分、右サイドからアキが出したボールを受けた泰斗がバイタルエリアの右から利き足でない左足で、強烈なミドルシュートを撃つと、ゴールの左上の隅に突き刺さるゴラッソ。これで追いつきます。
泰斗は、ACL敗退の悔しさはリーグで晴らしていくとのコメントも読んでいたので、湘南は関係ないですが、ACL敗退の悔しさがしっかり乗った、八つ当たりシュートだったと思います。それが恐ろしいゴラッソとなりました。
当初、現地では健人のゴールとアナウンスされたので、健人だったのかと思ってました。実際、健人も超絶なミドル撃ちますし。ただ、時間が経ったのち、修正されていました。キャプテンマークで勘違いしたのでしょうか!?
それでも、展開としては一進一退の攻防を繰り返し、湘南の時間帯は、いちいちセットプレーが脅威でした。
中でも28分のCKから杉岡は、ゴール方向ではなくマイナスのパスを出すと、田中聡がダイレクトでシュート。これがバー直撃となります。ソンリョンは一歩も動けませんでしたから、ここで決められていたら、また、難しくなっていたと思います。
それでも、前半は、耐えて、同点で折り返します。前半の出来で見れば、湘南に押されていた印象でした。
後半に入り、メンバー変更があったわけでないですが、川崎側は、パス回しによって、徐々に相手を揺さぶって外せるようになり、湘南陣内でプレーする時間が増えていきます。
そんな中、56分、湘南は、GKにバックパスを出すのですが、そこにエリソンが猛烈にプレスに行くと、GKがボールを止める位置が少しズレたタイミングを見逃さず、エリソンは、奪取に成功すると、GKに引っ張られる、というか追いすがられるのを物ともせず、無人のゴールを打ち抜きます。これで、逆転。
もはや3度目となり、お馴染みの闘牛パフォーマンスをコーナー付近で披露し、フロサポを沸かせます。
その後もマルシーニョの抜け出しからエリソンに出されたシーンなど惜しかったシーンはありましたが、追加点を決めきることができません。
すると、70分、湘南は、途中から入った鈴木淳之介が右サイドから強烈なミドルシュートを放つとこれがゴールに突き刺さります。一旦は、ゴールのコールがあったのですが、ここでVARが介入します。
このシュート、途中から入った阿部ちゃんに当たり、コースがわずかに変わっていました。
ただ、この阿部ちゃんが居た位置が、お尻一つ分前に出ており、オフサイド判定で得点は取り消されます。
現地では、どれくらい出ていたのかわかりませんでしたが、後で映像を確認し、ほんのお尻一つ分だったということで、紙一重ならぬ、尻一重で助かりました。
ここで阿部ちゃんに当たらなければ、枠から外れていてようにも見えたので、阿部ちゃんに当たらなければというタラレバも結局、実らなかったように思います。
その後、川崎も追加点を取るべく猛攻しかけ、79分には、泰斗のクロスバー直撃弾があったりしましたし、その攻撃の流れの中で、エリア内でハンドがあったのではないかということでVARが行われ、OFRとなります。
現地でもレビューは流れましたが、ハンドは微妙だなと思いました。ハンドもハンドなしもどっちもあり得るかと思いました。
ただ、現地で主審の笛と手の仕草から、一旦はPKかと勘違いさせられたシーンがありました、結果はPK無し。
最終的な結論には、これはこれで間違ってはいないと納得していますが、仕草が仕草だったのでちょっと一瞬沸いた分の喜びを、返してもらいたいと思いました。
その後も川崎は、追加点を狙い、積極的に攻めつつもなかなか決めきれず、逆に攻められるシーンもあり、一進一退の攻防が続きました。
この時間帯で、存在感があったのは健人。いいタイミング出て行ってはパスをカットしたり、シュート封じたり、自らボールを持ち込んでキープしたりと、強い健人の本領発揮がなされていたと思います。
最後の時間帯、泰斗も下げ、丸さんまで投入し、守備固めをしてた上で、時間を使い、試合終了。
湘南の守備に手こずり、なかなかボールを前に運べなかったのですが、後半入った頃から上手く外して、ボールを回せるようになると、川崎の時間帯を作ることができました。
ただ、鈴木淳之介のシュートが阿部ちゃんの尻一重で取り消されなかったなら同点でしたし、泰斗、エリソンの個人技で得た得点だったので、次は、攻撃の形を見せてくれた中での得点に期待したいです
そうは言っても、大事な開幕戦。昨年、ここを黒星スタートしたころで、その後に大きく響いたので、勝って、勝ち点3を積み上げることができたのは、何より貴重だったと思います。
ここで勝ち点3を取れていなければ、ACLを落としたショックも含めて、心理的にも相当引きずることになります。内容はともかく、絶対に勝たなければいけない試合だったので、最良の結果であったと思います。
ただし、ビルドアップをハイプレスで潰されたりと依然として修正していかなければならない課題は残っているので、勝ち点を積み上げながら、修正してもらいたいです。
正直、まだACL敗退の傷は癒えてませんが、当面、リーグ戦で勝ち点3を積み上げることでしか、解決する方法はないと思っています。
次は、U等々力でのホーム開幕戦です。金Jなので、またしても仕事を切り上げないといけませんが、何とか駆け付けたいと思っています。
そして、次も勝って、リーグ優勝に向け、突き進みましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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