2023/24 ACL R16 川崎vs山東 天国から地獄へ | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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ブログの読者が川崎フロンターレとJリーグを応援してほしいために

おはようございます。アウェイでリードし、FUJIFILMスーパー杯もターンオーバーで凌いで獲り、ホーム等々力で、条件的にはいい形で迎えられたのに、終了間際に力負け。昨今、何度か見た逆等々力劇場をリーグ始まる前に見せつけられてしまいました。目指してたACL青覇の夢が、ここで潰える残念な結果となりました。

 

2/20(火)17:00 ACL Round16 川崎 2 - 4(5 - 6) 山東 等々力陸上競技場

得点:8’クリザン(山東)、25’ガオ ジュンイー(山東)、30’三浦(川崎)、59’エリソン(川崎)、73’クリザン(山東)、90+7’ジャジソン(山東)


 

川崎フロンターレ 4-3-3

―23マルシーニョ――89エリソン――――41家長―
――――77山本―――14脇坂―――――
――――――― 8橘田――――――――
―71三浦―35丸山― 3大南― 5佐々木―
――――――― 1成龍――――――――

84分 89エリソンOUT → 20山田ĪN
84分 77山本OUT → 18B・ゴミスĪN
84分 23マルシーニョOUT → 30瀬川ĪN
90+9分 14脇坂OUT → 4ジェジエウIN
90+9分 41家長OUT → 29高井IN

山東泰山FC 4-2-3-1

――――――――― 9クリザン――――――――
― 7カザイシュビリ――22リーユアンイー――38シエウェンノン―
―――― 5ジョンジョン――77ポンシンリー―――――
―11リウヤン―27シークー―4ジャジソン―28ガオジュンイー―
――――――――14ワンダーレイ――――――――

46分 5ジョンジョンOUT → 8マテウスパトIN
46分 38シェウェンノンOUT → 32フェルナンジーニョIN
 

 

試合開始前から、新体制発表会では、鬼さんがスケジュール調整のお願いはしていたし、17時開催は、いろんなしがらみがあって仕方なかったのだろうけど、それでも、平日この時間帯にしては、多くの人が来てくれたと思います。

 

個人的には、また、オジバナダさんと会うこともできましたので、試合開始前は、テンションはマックスでした。

 

難しいアウェイの中国でもリードして帰ってきていたし、やりやすいはずの等々力ですから、それはもう勝つ気満々でした。十中八九勝つだろうと思って、勝ちを見にきたくて来ていたかもしれません。

 

ひょっとすると、少し浮かれていたのが、良くなかったと反省しているところです。どんな戦いにも絶対はないので、気を引き締めて、最後まで声を出し、本当に喜ぶのは試合終了後でなければならなかったかなと思います。

 

 

負けた試合はあんまり振り返りたくはないのですが、この敗戦があったからこそというのを脳裏に刻んでおくために最低限ですが、残しておきます。

 

試合の入りのと言っていい時間帯、山東は、アウェイの対戦の時と同様、開始早々からプレスをかけてきていました。そこは、アウェイの時ほど、受けに回って苦しかった印象はなかったのですが、逆に我慢できず、やらかしてしまいました。

 

8分に、後方からのビルドアップのパスを、なんでそんなミスをというくらい山東のリーユアンイーに引っ掛けてしまって、ショートカウンターを受け、最後はクリザンに決められて、あっさりと失点。折角、アウェイで作ったリードを簡単に失ってしまいます。

 

川崎は、山東のプレスの時間帯を掻い潜り、徐々にボールを持てる時間帯を増やしてきて、ここからというところで、再びやってしまいます。

 

25分、本来は、チャンスだったはずのCKをグラウンダーで入れたパス性のキックだったのですが、これを引っ掛けてしまい、相手陣内からロングカウンターを受けます。

 

そして、守備陣が戻り切る前に、ボールを入れられ、最後は、ガオジュンイーに決められて、2失点目。今度は、トータルスコアでもリードを奪われることになります。

 

ただ、その後、すぐの時間帯の30分、悠樹が入れたスルーパスに反応した颯太が角度のないところからシュートを決めきり、1点を返します。トータルではタイに持ち込みます。

 

この時間帯でこのゴールは、大きく、精神的にもこれで行ける、と思えるものでした。

 

前半は、ここで折り返し。後半に入ってもボールを持って押し込み続けました。ここでの推進力を出していたのは、悠樹。新加入選手であるにもかかわらず、よくもそんなに的確なところにいて、絶妙なパスを出してくれるなと思うほど。

 

このチャンスの間、悠樹自身が撃ったシュートもありましたが、これは、相手GKにキャッチされます。

 

ただ、58分、アキが右サイドから入れたボールに反応し、左サイドから飛び出してきたマルシーニョが合わせてシュートを撃ちますが、ポスト。

 

この跳ね返りをエリソンが上体を捻ってシュートを撃ち抜き、同点となる2点目を決めます。これでトータルスコアで1点リード。

 

残り30分、この雰囲気であれば、負ける気はサラサラなかったのですが、山東の個人技にやられてしまいます。

 

73分、クリザンに左サイドからドリブルでスルスルと持ち込み、バイタルエリアからニアを打ち抜くシュートを決められてしまいます。試合は、2-3、トータルで再びドローに持ち込まれます。

 

その後、79分に、エリソンが抜け出したところに相手GKが倒してしまって、DOGSO、一発レッドカードの提示。これで試合を優位に進められるかと思いきやVARの介入により、その前にエリソンのオフサイドがあったとされ、このレッドカードも取り消されてしまいます。

 

84分、ここで鬼さんは、勝負に出たのだと思われる3枚替えを敢行します。エリソン、マルシーニョ、悠樹を下げて、バフェ、シン、セガちゃんを入れます。

 

この試合で一番躍動していたように感じられた悠樹を下げた影響か、推進力が落ちたように感じました。同点のままなら延長に入るのですが、このあたりの時間帯はオープンな展開となり、川崎の良さが出ていなかったように思います。

 

そのままなら延長だったのですが、やってはいけない時間帯であるアディショナルタイムの90+7分、ビルドアップのパスを引っ掛けたところからショートカウンターとなりCKを与えると、ボールの処理に手こずり、ゴール前で混戦となり、ジャジソンに決められて、痛恨の4点目。

 

そのあと、ジェジエウ、幸大を入れてパワープレーのラストワンプレーに賭けますが、実らずに敗戦。

 

 

あってはならない敗戦だったと思います。この形の等々力での敗退は、何度も見てきた光景でした。ルヴァン杯の浦和、C大阪で最後にやられて。昨年で言えば、G大阪戦が最後にCKから決められた逆等々力劇場でした。

 

試合を締めないといけないところで、漏らす。

 

そもそも論を言えば、試合の入りのところであまりに軽く入ってしまってやってはいけない失点をしてしまった。それも2点も。この軽さからスタートだと厳しいです。3失点目は、クリザンが理不尽だったかなと思うけど、4失点目もそもそもパスミスから始まっている。

 

トーナメントに入っているので、こういうところでの川崎のミスが失点に直結したのと、押し込んだ時間帯がかなりあったのに、川崎が取れたのが2点だけだった。3点目、4点目を取っていれば試合を実質、終わらすことができたのにできなかった。

 

ああだこうだは言えても、結局、言い訳にしかならないし、無念だし、残念。

 

多分、心無い他クラブのサポからは、また、川崎がACLを捨てた、などと言うのでしょうね。でも、僕らは川崎が、本気でACLを獲りに行っていたのを知っています。見る人が見ていればわかると思っています。

 

ただ、横浜FMさんには、次、勝ち上がった際、移動の負担を増やしてしまい、申し訳ないなとは思います。文句言われても仕方ないかなと。

 

ACLの悔しさはACLでしか晴らせないと思っていますので、24/25シーズンのACLEも幸い天皇杯優勝で権利は得ているので、絶対リベンジしましょう。

 

それと、次のACLEの25/26シーズンは、リーグを獲らないと始まらないので、リーグも全力で獲りに行きましょう。
 

 

それと思ったこととして、ACLとスーパー杯、選手入れ替えて1stレグとスーパー杯、上手くこなしたので、この2ndレグに選手の疲労感は少なかったと思います。その部分に過密日程がー、というつもりはありません。

 

ただ、選手は、ターンオーバーできても鬼さんの替えはいないんだと思った次第です。試合後のコメント見ても自分に向けているし、ここに来るまでの3試合、凄くシミュレートして、選手に気遣って、頭パンパンになっていたんじゃないかなと。そして、週末には、すぐ湘南戦です。

 

湘南は、ずっと前から川崎対策をし、川崎はすでに3試合も手の内を見せているので、これはこれで大変だろうなと。鬼さんも難しいとは思いますが、しっかり休んでもらいたいと思いました。

 

 

それから、試合後、川崎華族と吉田社長が話しているシーンを見ました。内容はよく聞こえなかったので詳細はわかりませんが、穏やかな雰囲気ではなかったです。

 

ただ、吉田社長をはじめとする川崎のフロント側に、この試合の敗戦の責任を求めていたのだとしたら、それは酷というもの。強化部をはじめ、この試合で躍動した選手らを見ても補強は的確でした。

 

また、平日のこの時間帯であることを考えると、集客も頑張ったと思います。後からチケット半額クーポンが出た件については、僕も定価で買ってますが、少しでも多くの客が入って、一緒に応援できるなら許容します。

 

むしろ、僕としては、半額であったも、後半だけでも見ようかなという方にインセンティブを与えるので、現地でのフロサポ仲間が増えるなら歓迎です。この話題であったか正確にはわからないですが、この話なら僕はそういう意見ですということ。

 

話している内容が正確にわからないので、誤解もあるかもしれませんが、何にしても、敗戦後、コアサポである川崎華族とクラブの社長が不穏な雰囲気で言い争っているように見えるシーンを見せられると、いちフロサポとしては、あまり気分がよくないです。この点、僕は、川崎華族には、もっとやり方があったと思うので、賛同できません。

 

とはいえ、今後もコミュニケーションを取ることは、必要だと思いますので、外目からも印象の悪い、敗戦後のスタジアムではなく、別のところでしっかりコミュニケーションは取っていただき、これからクラブもサポも一致団結して戦える体制にしてもらいたいと思います。

 

 

何にしても悔しい。思い出すだけで、悔しさがこみあげてきます。そうそう簡単には立ち直れませんが、すぐ週末にはJリーグが開幕します。

 

まだリーグが開幕もしていないのに、この喪失感たるや、ほんと天国から地獄に突き落とされたみたいでキツイです。


裏を返せは、まだ今季は、始まってもいません。今季のリーグの結果によって、25/26シーズンのACLEにも影響します。

 

くよくよする時間もないし、終わったことは戻らないので、しっかり、リーグ戦、秋以降にACLEが始まることも踏まえて、余裕幅を確保しておくくらい、夏までに圧倒的に勝ち続け、リーグ戦、カップ戦のタイトルも獲りに行きましょう。

 

戦力は整っていますし、上手く回せば、試合数が増えたリーグも余裕を持って戦えます。むしろ整い過ぎていて夏の移籍が怖いくらいですので、引き留めの対策の方をクラブ側に頑張ってもらわないといけません。

 

自分で落ち込み、自分で鼓舞して、なかなかキツイのですが、一番キツイのは、選手、監督らだと思っています。彼らを支えるのがフロサポの一番の使命だと思うので、今こそ、クラブを、選手を、監督らを、支えましょう。

 

そして、まずはリーグを圧倒することで晴らしてやりましょう。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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