2023 J1第7節 G大阪vs川崎 パス回しは目的ではない | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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おはようございます。リーグ戦の前節、久しぶりにアウェイ札幌で勝利できたので、この勢いのまま、連勝したいところでしたが、退場者も出してしまい、いいところなく敗戦となってしまいました。選手は一生懸命やっているのは承知していますが、ここまで完敗してしまうと、この先の道のりはまだまだ遠いのだと感じてしまいます。

 

4/9(日)15:00 J1第7節 G大阪 2 – 0 川崎 パナソニックスタジアム吹田

得点:29’ダワン(G大阪)、50’J・アラーノ(G大阪)

 

ガンバ大阪 4-3-3

―47J・アラーノ――11I・ジェバリ――28杉山―
―――――48石毛――23ダワン―――――
―――――――18N・ラヴィ―――――――
―24黒川―20ギョンウォン― 5三浦―3半田―
――――――――99谷――――――――
63分 11I・ジェバリOUT → 9鈴木IN
63分 48石毛OUT → 7宇佐美IN
63分 28杉山OUT → 14福田IN
79分 3半田OUT → 13髙尾IN
79分 20権敬源OUT → 34江川IN
 

川崎フロンターレ 4-2-3-1

―――――――33宮代―――――――
―17遠野――18チャナティップ――41家長―
――――― 8橘田―16瀬古―――――
― 2登里― 7車屋― 3大南―13山根―
―――――――-1成龍―――――――
63分 18チャナティップ19遠野OUT → 15田邉IN
63分 16瀬古OUT → 6J・シミッチĪN
71分 17遠野OUT → 30瀬川IN
71分 33宮代OUT → 20山田ĪN
77分 41家長OUT → 9L・ダミアンĪN

前節の札幌戦は、勝利し、直近の公式戦であるルヴァン杯浦和戦もドローでしたが、U20代表だった幸大と鷹虎がいい動きを見せてくれたので、今後に向けての期待感を持たせてくれました。

 

その流れを受けてのG大阪戦でしたから、勝手ながら、期待感が大きかったです。メンバーが直近ルヴァン杯から大きく変わっていることもチーム内競争の結果であり、コンディションのいい者を選んだ結果だと前向きに受け止めていました。

 

実際、試合開始から前半の失点する前くらいまでは、川崎がボールを持てていましたし、押し込む時間帯が長かったと思います。オフサイドになりましたが、大弥の裏抜けからシュートへ至るシーンなどは、この調子を続ければ、いずれゴールをこじ開けることができるのではないかと思ったほどです。

 

しかし、G大阪としては、慎重に試合に入っただけで、徐々にカウンターから川崎を脅かすようになります。失点したのは、その流れ与えたCKから、ダワンにフリーで頭で合わせられて失点。

 

川崎としては、自分たちの流れであったところで、失点してしまったところで、精神的に落ちてしまったところがあったと思います。ただでさえ、川崎は、今季、先制して勝った試合がありません。ずっと相手に先制されています。

 

セットプレーからの1点なので、完全に崩されての失点よりは、気持ち的に前を向ける要素がありそうなのですが、最近の川崎は、絶望的なほど点が取れていません。

 

点が取れていないことで慎重になりすぎているせいなのか、決定的なところに至るまで、シュートを打たなくなったと思います。

 

パス回しは後ろから行っていきますが、中盤より前で、効果的なパスを回しているように感じられませんでした。もちろん、相手があることなので、いろんなエクスキューズはあると思いますが、それにしてもパス回しに固執しているように感じました。

 

慎重にパスを回そうとするために遅攻になり、その間、相手が揃ってしまうので、スペースもなくなり、厳しいパスが増えてしまう、そうこうしているうちに、パスカットされてカウンターを受ける、そんなシーンが何度も続いていました。

 

さらには、後半に入って、50分、G大阪にゴール前まで迫られてると、寄せが甘いのか、最後、ファン・アラーノに右サイドから強烈なシュートを受けてしまい、それがゴール右上隅に突き刺さります。

 

シュートそのものは止めることが困難なゴラッソだったのかもしれませんが、あまりにも自由にG大阪の選手らにボールを回されているように感じました。

 

シュート前にももっと寄せられた場面はあっただろうにと思います。とは言え、これで2点を追いかける展開。早い時間帯に1点でも返せればまた違ったと思いますが、更なる試練が川崎を襲います。

 

紳太郎先生が前半にも1枚カードをもらっていたのですが、60分に相手カウンターを防ごうとしたため、アフターで石毛を止めてしまいます。これで2枚目イエローで退場。10人での戦いを強いられます。

 

今季の1~2戦では10人での得点もしていたので、10人の方が点取れるのではないかと、やや自虐的な希望的観測もしましたが、そんな甘いものじゃありませんでした。

 

リードされている中、数的優位を与えてしまったため、G大阪には完全にゲームを回す余裕を与えてしまいます。

 

82分には、またしてもCKからソンリョンがファンブルしたボールをファン・アラノーに押し込まれてしまいます。ただ、これは本当にラッキーでしかないと思いますが、ファンブルしたボールが三浦のお尻に当たっていたため、ファン・アラーノはオフサイドとなり、ゴール取り消しとなりました。

 

3点と2点では心証がまるで違うと思うので、助かったのは助かったのですが、それ以降も得点は奪えず、時間だけが経過します。

 

不幸なことは更に続いて、交代枠を使い切った後に、秀斗を負傷で欠くことになります。アディショナルタイムを含めた最後の10分間は、9人で戦う羽目になってしまいました。

 

更なる失点は防ぐことはできましたが、結果はいいところがまるでなく敗戦。ルヴァン杯の時には若手の活躍に光明が見えたと思えただけに、また失望に逆戻りです。試合終了後のキャプテン健人の表情が苦しそうで見てられなかったです。

 

この試合で特に感じたことは、シュートを打てていないこと。もちろん、相手があって打てなかったのはあると思いますが、それよりもあまりにパスで回す意識が強かったように思います。

 

パス回しは、ゴールを奪うために手段であって、それが目的になってしまっていたかのようでした。風間体制の初期のころ、そんな感じの試合があったのを思い出したました。最後にシュートを打たなければ、ゴールは生まれません。

 

次の試合は、等々力での名古屋戦です。正直、G大阪戦は、内容的に残念な感が満載でしたが、完全に崩された失点もないため、頭の切り替えがしっかりできれば、まだ次に臨めるところはあると思います。

 

とくかく、得点、ゴールへの意識を持って戦ってほしいと感じます。次は、ホームです。まだホームで勝てていませんので、ここで勝って勢いに乗れるかで、今後の展開はガラッと変わると思います。

 

1週間空きますので、鬼さんには、選手起用も白紙に戻して、若手、ベテラン関係なく、状態のいい選手を使ってほしいと思います。もっとワクワクさせてもらいたいです。

 

ここで踏ん張ってもらいたい。ここから昇っていくことはまだできるはずです。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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