2023 J1第8節 川崎vs名古屋 自信喪失 | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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ブログの読者が川崎フロンターレとJリーグを応援してほしいために

おはようございます。朝から冷たい雨が降り続く中、今日こそはホーム等々力で勝利を願い、等々力に足を運びましたが、結果は残念なものとなりました。結果が出ずに自信を失い、慎重になってしまって、結果が出ないの負の連鎖に陥っている感じがします。

 

4/15(土)15:00 J1 第8節 川崎 1 - 2 名古屋 等々力陸上競技場

得点:9’K・ユンカー(名古屋)、45+2’マテウス(名古屋)、56’宮代(川崎)

 

川崎フロンターレ 4-3-3

―33宮代―――41家長―――26永長―
――――49小塚―――14脇坂――――
――――――― 8橘田―――――――
― 2登里―29高井― 3大南―13山根―
――――――― 1成龍―――――――
64分 26永長OUT → 20山田IN
64分 49小塚OUT → 17遠野ĪN
74分 2登里OUT → 5佐々木ĪN
74分 41家長OUT → 6J・シミッチIN
83分 14脇坂OUT → 16瀬古IN

 

名古屋グランパス 3-4-3

―――――――10マテウス―――――――
――――18永井――77K・ユンカー――――
―17森下― 6米本―15稲垣―34内田―
――13藤井―― 4中谷―― 2野上――
―――――――1ランゲラック――――――
69分 77K・ユンカーOUT → 5長澤IN
69分 18永井OUT → 9酒井IN
90+1分 10マテウスOUT → 21ターレスIN
90+3分 34内田OUT → 3丸山IN

朝から降りしきる雨の中、等々力まで歩いていきました。雨ではありましたが、等々力まで歩いていく途中、多くのフロサポが徐々に合流してきました。いつもの光景と言えばいつもの光景なのですが、皆が皆、やはりホーム等々力での勝利を見たいと思っているからこそだと思いました。

この日の試合、相手は名古屋。等々力では、過去に遡っても2012年まで負けていません。名古屋には失礼ですが、これまでお得意様としてきたチーム。

しかし、今季の名古屋は開幕から調子がよくここ4戦負け無し。そしてここまで失点が2点しかない。また不気味なのが、長谷川健太監督の2年目のジンクス。長谷川監督の2年目は、成績が極めていいのです。

ここまで不調が不調を呼び、もはや絶不調の域に達したと言える川崎は、相性の良さとホーム等々力の地の利も活かしてなんとか踏ん張ってほしいところでした。

が、試合開始前の段階で、僕としては残念なことが一つあります。等々力では、試合開始時に、アウェイクラブの〇〇のサポーターの皆さん、ようこそ等々力へ、とMCが話し、フロサポもこれに拍手で相手サポを迎え入れるのが、恒例でした。

しかし、この日、名古屋サポの皆さんようこそ、とのMCがあった際、拍手ではなく、一部でブーイングが起こったことです。

名古屋のクラブとしては、昨年、コロナ対応でいろいろ残念な対応があったことは知っています。多分、それが根源だと思いますが、この日等々力に来ている名古屋サポには直接関係ない話だと思っています。

雨の中、わざわざ等々力まで足を運んでくれた方々に対する対応ではないと思います。僕としては、ブーイングする意味がわかりません。フロサポとして、非常に恥ずかしいシーンだったと思います。不快な思いをされた名古屋サポの皆さんには、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

そんな、心境の中、開始された試合でしたが、今季は、もはや見慣れてしまった早い時間帯からの失点から試合が動きます。

9分、鷹虎のパスミスを米本に奪われると、名古屋のカウンターが発動し、永井スルーパスを通され、中央のユンカーに入れられると、ユンカーは、冷静にコースを突いて、フィニッシュまで決めきりあっさりと先制されます。

ある意味、堅守名古屋相手に、得点力が落ちてしまっている川崎を気落ちさせるのに十分な失点となってしまいました。

またボールを奪われたのが、J1スタメンデビューだった鷹虎であったのも、悪い流れとなってしまいったと思います。ルヴァン杯で躍動した鷹虎でしたが、この日は、このミスがあってか、雨の中でもともと得意のドリブルがしにくい環境であったのか、いいところが見られませんでした。

一方、同じくJ1スタメンデビューの幸大は、攻守に高さを活かし、ビルドアップも行い、良かったと思います。

ただ、川崎としては、またしても早い時間帯に失点してしまった。そしてカウンターを恐れて、慎重にパス回しをする傾向が強まり、ボールは、持てども持てどもシュートまで行けない、ただただ空虚な時間が続きました。

前半、いいところがなかったのですが、こういう気迫を感じられないプレーが続いていたからなのか、サッカーの神様は更に川崎に試練を与えます。

前半終了間際のアディショナルタイムに今季、いまだゴールがなかったマテウス・カストロは、左サイドで得たFKを蹴ると、川崎DF陣の壁の頭を越えて落ち、ソンリョンが触れはしたが、そのままゴールに吸い込まれるゴラッソが生まれ、追加点を献上します。ほぼ、トドメを刺されたような気にさせられました。

後半に入っても流れは変わらず、その状況を見て、鬼さんは、4枚替えを用意しようとしていました。すると、ようやく川崎の選手らにマズイという空気が伝わったのか、本来、川崎が目指そうとしていた形で得点が生まれます。

56分、中で細かくパスを繋いで崩し、バイタルエリアでボールを受けた大聖がシュートを放ち、これが決まります。

1点返したことで、ちょっと落ちていた等々力の雰囲気が盛り返します。その後、シン、大弥、遅れて、旭、シミッチと交代のカードを切るたびに、川崎の攻撃の圧は強まったと思います。

77分の拓磨からのボールをダイレクトで大聖が撃ったシュートや、アディショナルタイムにシミッチが頭で押し込もうとしたヘディングのシュートは、ランゲラックの好セーブがなければ、という惜しいシーンもありました。

しかし、結果として、2点目以降が奪い切れず、試合終了。リーグ戦は連敗。後半の勢いが初めから出ていれば思いたくなる試合でした。

僕としては、名古屋が準備してきたことをやりたいようやった試合で、そこを川崎がひっくり返すことが出来なかったのだと思います。

ここ数年、負けることすら稀でしたし、負けそうな試合を分けに、分けそうな試合を勝ちにする、勝者のメンタリティーの部分が、昨季まで残っていたと思います。

今季も初戦こそ落としはしましたが、鹿島戦など、10人でひっくり返しました。その時までは、僅かながら残っていた何としても勝つ、という貪欲さが、これまでほど感じられない試合展開となったのは残念でなりません。

サッカーはメンタルのスポーツだと改めて感じさせられています。この試合も開始早々の失点で自信を失って、慎重になり、怖くないパス回しから、ズレたパスを奪われてカウンターという流れの前半は、ワクワクさせてくれる要素がなかったです。

ただ、後半に入って、悪いなりにも自分たちのやろうとした形で1点返せたことでメンタル部分で盛り返せたところがあったと思います。

この試合では、古巣相手で思うところがあったのだと思いますが、途中交代で入ったシミッチは気を吐いていたと思います。

それでも2点失点後、追いつけず連敗となってしまいました。

ここまで8試合やって半分の4試合で敗戦。勝利も2試合と成績は近年稀に見る開幕ダッシュ失敗です。

ここまでの成績になってしまったのは、彰悟が移籍し、ジェジエウ、ヤマ、そして、秀斗までも怪我。ことでしょうか。紳太郎も怪我から戻ってきてけど、前節退場。拓磨が一人出場を続けていますが、本来、CBもできるSBだったはずです。

この最終ラインの不安定差、もっと言えば、全員のカットされるパスの精度の低さから失点が積みあがっている。そして、得点もかつてほど量産できないでいます。

いま、試行錯誤中、産みの苦しみだと信じていますが、ホーム3連戦初戦、ああもあっさり失点からの敗戦ではこちらも気分が落ちます。

次もルヴァン杯清水戦、そしてリーグ浦和戦とホームの試合が続きます。ホームで初勝利をあげることがでできれば、気持ち的にはまだまだ上げていける要素があると思っています。

この試合、後半の勢いで試合最初から攻め続けられれば、まだ、光明は見いだせると思っています。続く、2連戦、ホームでの勝利を切に願います。


 

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