神奈川ダービーについての思い | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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ブログの読者が川崎フロンターレとJリーグを応援してほしいために

こんばんは。明日は、横浜F・マリノスとの「神奈川ダービー」があります。今日は試合展望の話ではなくて、この神奈川ダービーについて、感じることを書いておきます。

 

今季は、横浜の監督が変わり、川崎と同じく、ポゼッション嗜好のプレイスタイルに変わったことで、どちらもボールを握りたがるカラーのクラブ対決となり、非常に注目されることとなりました。

 

もともと隣接の市ですし、同じ神奈川県に属していますから、試合となれば、双方のサポも足を運びやすく、どちらがホームであっても集客が見込めるカードであることは間違いないでしょう。

 

ただ、クラブの沿革が大きく違うため、これまでの歴史の中で、「神奈川ダービー」と称することには、なかなか抵抗があったのではないかと思われます。僕は、フロサポですからいいのですが、横浜のサポにとっては、いまだに抵抗感がある呼称だと思っています。

 

その沿革とは、横浜は、社会人の名門である日産自動車が前身であり、読売クラブとの2強時代も長くあり、Jリーグでもオリジナル10、リーグ優勝も3回もしてます。もちろん、その他のタイトルも含め多くのタイトルを取っています。

 

オリジナル10の中でJ2に降格していないのは、鹿島と横浜だけです。Jリーグでこそ、タイトルを多く取っている鹿島もJSL時代は、2部生活が長かったですし、J参入時点でも2部でした。開幕のカードもヴェルディ川崎と横浜マリノスとの対戦でしたし、鹿島の活躍もあくまでJリーグが始まってからのこの四半世紀に限られるものです。

 

それを踏まえて、日本サッカーの歴史を前身時代からもう少し長尺で見ると、横浜F・マリノスは「伝統の強豪クラブ」の最右翼と言えるでしょう。

 

片や川崎は、前身の富士通はJSL時代は2部がほとんどでしたし、オリジナル10はオリジナル10でもJ2です。昨年、幸いにも初めてJ1リーグのタイトルを手にすることができましたが、ようやく伝統を語りはじめる産声をあげたにすぎません。

 

もともとダービーが同一地域で、伝統的に歴史的な因縁を持つ2クラブの対戦であることを意味することから考えると、歴史的な沿革から言えば、川崎にとっては、「多摩川クラシコ」と銘打って対戦しているFC東京との対戦の方が、旧JFL時代からJ2オリジナル10と、Jリーグ参入の経緯としても共通項があります。

 

また、地域ということでも、川崎市は全域が旧武蔵国であり、横浜市は、日産スタジアムのある地域は旧武蔵国ですが、横浜市全域で言えば、旧相模国と旧武蔵国の両国にまたがっています。その意味でも旧武蔵国の国府のあった府中に本拠のある、FC東京との対戦に僕は、ダービー感を感じています。

 

「神奈川ダービー」の呼称は、もともと2000年代前半の川崎のJ2時代、湘南、横浜FCとの3クラブの対戦で使われ始めたもので、横浜F・マリノスはその当時、神奈川県唯一J1でしたから、対戦し得なかったわけです。

 

かつては、前身が読売クラブであるヴェルディが川崎にあり、読売、日産の2強時代を経てきた横浜にとって、沿革としての「神奈川ダービー」と呼び得たのは、90年代のヴェルディ対マリノスだったのではないでしょうか。以前、マリノスのDF栗原選手が同様の趣旨の話をしていたインタビュー記事を読んだことがあります。

 

僕は、歴史的にはそのとおりですし、神奈川ダービーと呼ぶ、呼ばないに特に思いはありません。ただ、メディアを含めて、今のJリーグを見る人にとっては、「神奈川ダービー」と呼ぶ方が分かりやすくていいのでしょうね、程度の感覚です。

そのため横浜F・マリノス側からは、この呼称を使うことに抵抗がある方は多いのではないかと思っていました。

 

しかし、すでに撤去されましたが、先週まで川崎フロンターレの本拠地である等々力の最寄り駅である武蔵小杉駅に横浜F・マリノスのホーム試合の広告のタペストリーが並びました。

 

ものすごくビックリしました。越境で広告出すのはアリなの?とも思ってしましました。そこに書かれていたのは、「神奈川ダービー」であり、「12勝12敗4分け」とこれまでの対戦がイーブンであること、そして、「川崎にだけは勝たなきゃいけない」と。

 

 

川崎市内に等々力の最寄り駅の一つである武蔵小杉駅でこういった広告を打つからには、川崎フロンターレの了解もとっているのでしょうが、双方のクラブが双方での集客をねらった広告を出しているFC東京との多摩川クラシコのそれと違って、横浜F・マリノス側からの一方的な広告であり、悪い言い方をすれば、フロサポに対して、煽ってきているなと感じました。

 

この広告を見て僕が感じたのは、なんとも複雑な2つの思いです。一つは、クラブの格で言えば、伝統的にも実績的にも一回りも二回りも上である横浜F・マリノスからみて、当初は眼中になかったクラブであるはずの川崎フロンターレが、ここにきて意識される存在にまで成長したと認めさせた嬉しさです。

 

一方のもう一つは、「川崎にだけは」って特定されて目の敵にされないといけないのかというザワザワした思います。

 

もっとも、思い当たることがないわけではありません。図らずも2013年の最終節の横浜の優勝を阻止してしまった勝利や今季の齋藤学の移籍です。しかし、いずれも悪事を働いたわけでもルール違反をしたわけでもないと思っています。34分の1の試合の一つと見てもらっていいのに、という思いです。

 

僕の中では、そうした嬉しさと戸惑いが、ない交ぜになって、行われるのが「神奈川ダービー」の横浜F・マリノス戦です。フロサポの1人として、そんなに言われるなら、「横浜にだけは、勝たなきゃいけない」と思ってしまいます。

 

前節の判定にモヤモヤした敗戦やACL敗退決定の悔しさを吹き飛ばすためにも、明日の「神奈川ダービー」に勝利しましょう。明日、僕も日産スタジアムに参戦予定です。フロサポの皆さん、「横浜にだけは、勝たなきゃいけない」ので一緒に声援をおくりましょう。

 


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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