2018 J1 第6節 横浜FMvs川崎 レビュー 齋藤学 | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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こんばんは。

もう昨日になりますが、アウェイ横浜FM戦を見に日産スタジアムに行ってきました。多くの決定機がありながら決めきれなかった試合であり、そういう試合の常として、川崎から見たら残念なドローで終わりました。それにしても学のブーイングのボリュームたるや凄まじかったです。

 

4/8(日)16:00 J1 第6節 横浜FM 1 - 1 川崎 日産スタジアム

得点:58' 家長(川崎)、61' 中澤(横浜FM)

 

横浜FM 4-3-3

-----------7Hヴィエイラ-------------

--25ユン・イルロク-----------20ブマル--

------------9大津---------------

-------6扇原-----14天野---------

-24山中-2デゲネク-22中澤-27松原--

------------21飯倉---------------

72分 9大津OUT → 35吉尾IN

72分 20ブマルOUT → 11遠藤IN

90+1分 14天野OUT → 8中町IN

 

川崎フロンターレ 4-2-3-1

-------------20知念--------------

---8阿部----14中村----41家長----

---------21ネット---10大島-----------

--7車屋---5谷口--3奈良---18エウソン--

-------------1成龍----------------

66分 20知念OUT → 4大久保IN

71分 7車屋OUT → 2登里IN

77分 8阿部OUT → 37齋藤IN

 

この試合を見に行く前の時点で、報道にて学がベンチ入りする可能性が報じられていたので、日産スタジアムへの道のりも勝手にピリピリした空気を感じていました。だからと言って特に何かあたわけではありません。ホントに勝手に感じているだけです。

 

しかし、川崎の選手紹介の時、川崎側では、選手のチャント(確か家長だった)を歌っていたのですが、その声援を超えて、大声量ブーイングが聞こえてきました。

 

これまでもコミや裕介、そして森谷の時にもマリサポのブーイングは経験しているのですが、その経験を上待る声量で、僕が学でもないのに妙に緊張してしまいました。そんな雰囲気の中でも「川崎の星」のチャントも歌いましたし、こちらも気合を入れて試合に臨みました。

 

僕の感想としては、勝ち点2落とした試合だと思います。前半、ゴールを決めるということ以外は、ほぼほぼやりたい放題できていました。横浜FMがハイラインだった裏をサイドから崩せていましたし、開始早々からチャンスを作っており、このペースであれば、得点は時間の問題だと思っていました。

 

しかし、知念のポスト直撃弾など、あとは決めるだけがなかなか決まらない。チャンスの数的にも前半だけで3点くらい入っていても当然な展開でした。

 

こういった展開で往々にしてあるのは、少ないチャンスをものにされて先に失点する、というパターンなのですが、幸いにも家長のシュートが一度はGK飯倉に触られますが、ポストの跳ね返りが飯倉に当たってそのままゴールとなり先制に成功します。

 

これで勢いに乗れると思ったのですが、それもつかの間、その3分後に注意しなければいけないのにセットプレーから失点。中澤のヘディングがエウソンに当たり、ソンリョンの飛んだ逆に飛んで失点。何ともツキがありません。

 

それ以降、決められなかった前半に飛ばし過ぎたのか、横浜にも決定機を作られるようになり、最後の10分くらいは、中盤そっちのけの殴り合い状態の試合となり、どちらに転がってもおかくしくない展開に。結果として、ドローだったので、最悪の事態は免れたと思いました。

 

この試合で一番存在感があったのは、僚太。代表戦で負傷してからの復帰戦でしたので、無理しなければいいがと思ってみてましたが、中盤でのさすがの存在感。問題なさそうでした。

 

そして、この試合の目玉は、なんと言っても鬼さんが、学を使ったことでしょう。なにもマリノス戦に試さなくてもいいのに、この試合で起用するとは、なかなかの越後屋っぷりです。

 

しかし、ただ話題性だけで出したと言うより、学のキレは本物だったと思いました。得点という結果は出ませんでしたが、10分ちょっとの時間の中で、2~3回チャンスを演出してくれました。そのうち、GK飯倉にセーブされましたが、惜しいシュートもありました。

 

後半、間延びして打ち合いになった展開の中ではありましたが、学が左サイドで仕掛け、川崎の決定機を生み出せることが分かったのは収穫でした。

 

今日のあの時間帯の展開だったからこそ力を発揮できたとも言えますが、それでの川崎の選手らの特徴も掴んで試合に入れているなと感じました。ケガの影響もこの試合を見る限り、感じませんでした。

 

何より、あの大ブーイングの中でも、サッカーのできる喜びを噛みしめて、笑顔でプレーしていたので、それだけのメンタルの強さがあれば、川崎の星としてこれからも輝けると思います。期待しています。

 

それにしても、今年のマリノス、ものすごいハイラインでした。DFラインは当然のように高いですし、GK飯倉も見たことのないくらい高い位置にいます。ペナルティボックスの外まで出てくるのが当たり前で普通のCBのポジションくらいのところまで普通に出てきます。当然、パス回しにも入りますし、昨年までのマリノスと180度違う印象を受けました。

 

しかし、川崎との相性で言えば、かつての横浜の方がやり難かった印象です。決めきれなかった川崎側から言うのも違うかもしれませんけど、昨年までのスタイルなら、セットプレーかカウンターで失点し、守り切られて負けるパターンが想定できましたから。

 

勝手な心配ですが、あれだけGKが走っていれば、体力的に厳しくなる夏場に、スタミナが持つのだろうかとも思いました。飯倉以外に今の横浜のプレースタイルについいけるGKがいなければ、成立が難しいのではないかと感じました。

 

いずれにしての今回の「神奈川ダービー」は決着がつかずドロー。今日は悠も体調不良でいなかったし、学も復帰の初戦でした。マリノスの選手らも今年のサッカーは、まだ成熟しきっていないのでしょう。

 

次の8月の等々力で、お互いの選手がフィットした状態で監督診断はどうなるのか、楽しみでなりません。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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