奈良・修験者修行の旅②〜大峰蛇之倉七尾山 修験節律根本的道場 | 『たとえば鳩のように』

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翼があるのに飛ばず、横断歩道を走り抜ける鳩のように、無駄に人生全力疾走。

さあ、いよいよ本命に向かいますよビックリマーク


こちらです。
大峰蛇之倉七尾山。

古来より一般人は足を踏み入れる事が出来ない場所で、役行者や弘法大師、日蓮上人などの聖者のみが入山できる山だったそうです。

第二次世界大戦後に戦争で荒んだ心を取り戻す為の心身鍛錬の場として一般に解放され、
世界平和のお祈りをする場として一般の方も登れるようになったのだとか。


…見た事無い鳥が可愛いかったので(笑)

↑は2日目の朝、帰る時に撮りました。
以下、いただいた写真と帰りの写真でお送りしますウインク


1日目の夕方に到着。
6月中旬ですが山奥なのでかなり寒いですガーン

まずはご飯をいただくのですが、
こちらも全てに感謝していただくので、
魚の骨、皮、飾りの葉まで全て美味しくいただきます。
そして、汁や器にこびりついた物をお湯ですすいで器まで綺麗に。

これが意外と難関あせる
果物の皮で、流石にこれは残して良いよね?というのだけ残した気がします。

そしてお次は、


こちらの道場にてお祈り。

鍛錬根本道場の八百万の神々を迎える神門・陽明門。
天台宗、浄土真宗、法華経、真言宗、密法、祝詞などなど、
いろんな宗派のお経を唱えました。

1時間ほどの読経。

これがめちゃくちゃつらい。

日舞とか茶道とかの稽古で何時間も正座とかやった事あるし、
何度も読経した事あるから大丈夫かと思ってたんですよね。

痺れるを通り越して痛い痛いあせるあせるあせる

終わったタイミングで外に出たら、
極寒だし汗びっしょりかいたせいか、寒くて歯もカチカチと噛み合わない。

歩くのもやっとなくらいの時に、

先生に気合いを入れてもらい背中を叩かれたら震えが止まりました。


寒いけど身体が震えません。


何これ⁈と衝撃を受けて先生の状況を聞いたところ、


「修行中、足痛いなー、早く終わらないかなー、と思ってたでしょ?」


「…はい」


「その心の隙間に邪気が憑いたから、気を入れて祓ったんだよ」


と。




弱し(泣)



今回の修行の気付き、それは。


足の痺れに弱過ぎる事でした(笑)



↑なーんて笑って後日一緒に修行した方にお話したら。


「それでも頑張って最後までやったじゃないですか❗️」


と言われて涙ポロポロ。


あーーーーそうでした。

自分の弱さから逃げたくなかったんだよなー

頑張ったなー、なんてね。



ただ後日。



足首を痛めた事が判明汗


あれ、ケガしてましたばい。。。

やっぱ無理はいかんです。




翌朝。

遂に来ました。


水行です❗️


この先、、、



この坂道の先です。



いい景色ですねーー。。。

ちなみに。


吐く息が白いほど寒かったですあせる

もちろん上着無し、白衣のみです。



ホント良い景観。。。



ここから裸足です。

下、けっこー石です。

いていていて…あせる



ここで水行しました。

川なので先に男性に入って貰って誘導してもらい、
胸?肩?まで浸かってお祈り。

寒いし冷たそうで怖いあせるあせるあせる

…と思ってたのですが実は。

2月から自律神経鍛える為にお風呂で冷水かぶっていたので思ったより平気チョキ

でももっと寒かったのは、ずぶ濡れで宿の風呂場への移動汗

寒〜ガーン

風呂に入れるかと思っていたけど、入れないんだあせる
ただのお着替えでございました。。。


白衣に着替えた後は、朝のお祈りをしに道場へ。


夜と違って仏様もたくさん拝めました。
朝のお祈りは住職さんが先導されます。
昨夜よりは短めでした。

そしてそのまま、七尾山登山へ。

勝手に入山できないのでしょうね。
サイレンの後に団体名と入山のアナウンスが流れました。

お堂もそうでしたが、お山も写真撮影禁止。

ご想像におまかせします照れ

さて、下山した後はバスに乗るまで自由行動。


この時にいろいろ写真撮りましたウインク


お手水舎。


錫杖の存在感凄かったビックリマーク
いろんな場所にありました。

そして。
こちらにも御朱印あるよと聞きまして。


いただきましたーーー合格

…まあ、スタンプですよあせる
いーんです、いーんです!!
ここで修行した証拠ですからキラキラ



たぶん、修行しなくてももらえます(笑)