モミジチャルメルソウとオオヨシキリ「大葦切」 | 緑の談話室

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今回の記事は

湿り気のあるところで見られる

モミジチャルメルソウ「紅葉哨吶草」と

琵琶湖岸葦原での

夏鳥、オオヨシキリ「大葦切」を載せました。

 

コメント欄はお休みいたしますふとん1ふとん2

モミジチャルメルソウは

京都北山、滋賀の高島市朽木等の渓流域では、

普通のチャルメルソウよりも

ずっと多いのではないかと思えるほどたくさん見られますにっこり

モミジチャルメルソウ「紅葉哨吶草」

ユキノシタ科の多年草

花期4-6月 日本固有種

京都府、滋賀県、福井県の日本海側を中心とした

狭い範囲のみに生育しているチャルメルソウです。

環境省カテゴリ― 絶滅危惧Ⅱ類

京都府 要注目種

 

和名は葉の形がモミジに似ていること、

 

花や果実がラッパ状で

屋台のラーメン屋さんでお馴染みの

チャルメルという楽器に似ていることによります。

 

 

日本にはチャルメルソウの仲間が11種あります。

その中でモミジチャルメルソウは
唯一雌雄異株だそうですキョロキョロ

1つの花の大きさは3mm-5mmほどで

骨のように見えるのが花弁、花弁は魚骨状に3-4裂しています。

チャルメルソウの種子は雨滴で散布されます。

こちらは雄花です。

 

今季初めてのオオヨシキリ音符

5/14日、滋賀県草津市の葦原での撮影ですカメラ

葦の穂先に止まって

賑やかに囀っているのはオス♂です大泣き

 

オオヨシキリの鳴き声(パラボラ集音マイク使用)

miyakowasure001の動画をお借りしました。音符ヘッドフォン

 

ここからの写真は

オオヨシキリまでの距離が20mくらいです滝汗

オオヨシキリ「大葦切」

全長:18cm

オオヨシキリはウグイスの仲間。

湖などの周辺に広がる葦原で繁殖する夏鳥です。
  ヨシ原(葦原)を好み、ヨシを切り裂いて

その中にいる昆虫等を捕食するところから
「大葦切」の名がつけられました♪

オスは大声で

「ぎょうぎょうし」と賑やかに鳴く所から

「行々子」という別名があります。

この日も喧しいくらいの賑やかなさえずりでした♪♪

年を重ねても

大きく口を開けてしっかりと

発声することで滑舌が良くなると思いますよニヒヒ

ヨシキリ君の言葉です(笑)

最後まで

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