今日の山野草アズマイチゲ「東一華」アオイスミレ「葵菫」 | 緑の談話室

緑の談話室

自然が好き˘⌣˘♡
里、野、林、海岸など四季折々の植物、
生き物などを写真と共に 綴っています♪
京都の希少植物の保護植生調査、
観察会でのボランティア活動にも参加しています。
なんでも有りのブログです、気軽にお立ち寄りください♪

緑の談話室にご訪問ありがとうございますニコニコ

寒暖差の大きい3月も早や半ば

あたたかな陽射しに季節のうつろいを感じますクローバー太陽

 

Paul McCartney 音符ヘッドフォン

I'm Gonna Sit Right Down And Write Myself A Letter

 

今日の山野草、まずは

「春のはかない妖精」スプリングエフェメラルと言われる
春植物 アズマイチゲです。

 

去年と同じ日に出かけてますが

今年は自然からの手紙で

花期を逃すことなく見ることができましたてへぺろ💌

 

コメント欄はお休みいたしますふとん1ふとん2

 

※京都では以前、

ヤクが白で青軸の珍しいセツブンソウと

同じところで

アズマイチゲも見ることが出来ました。

今自生地は非公開になっています悲しい

 

今回は

滋賀県に自生するアズマイチゲを訪ねました。

午後からなんとか陽が射してくれましたショボーン晴れ

アズマイチゲ「東一華」

石灰岩質を好んで咲く花です。

花びらは無く

花びらに見える白いガク片は8枚-13枚

花糸の根元は紫色です。

葉は3出複葉で

垂れるように3個が輪生しています。

葉は変異があります。

花はもう少し

開いてくれていると良かったんですけど^^;

「東一華」の名前は

東日本に多く見られ

茎の先に1輪の花をつけるところからきています。

ほんのり薄紅を指したようなガク片の裏側凝視

ニリンソウの様な

大群落にはなりませんが清楚で

早春の花のイメージぴったりです。

 

日が当たらず

陰になるところの花はほとんど閉じてました泣

 

スギ林、雑木林の林床で

キンポウゲ科の

セツブンソウとスハマソウの様子も見て来ました。

 

スプリングエフェメラルと言われる

セツブンソウ「節分草」

終盤でした。

今年は去年より早い開花だったようです。

記録として写真を載せておきます照れ

 

 

スハマソウ「洲浜草

早春の花ですが夏‐冬に葉が残っています凝視

セツブンソウより遅れて見頃になります。

例年通りの開花なのかなと思います。

セツブンソウとの

コラボは見ることが出来ず残念でした。

スハマソウの花の色は白のみですウインク

ミスミソウの葉は先端が尖りますが、

スハ マソウは尖らずに丸くなっています。

中間のものが有って区別が難しいのですが・・・

和名は葉先が丸く、

海辺の州(弧状になった砂浜)の形に

似ていることに由来します。

こちらも記録として写真を載せておきます照れ

 

オニシバリ「鬼縛り」

ジンチョウゲ科の落葉低木

まだ咲いたばかりでした。

小さな木ですがセツブンソウ

スハマソウが自生する林の中に点在しています。

鬼縛りの名は、

樹皮が丈夫で鬼でも縛れるというところから

つけられました。

雌雄異株、秋に葉が出て

夏に落葉することから別名ナツボウズといわれます。

 

咲き進むとこんな感じになります👇

過去写真から

春一番早く目にするスミレ

桜のつぼみが堅いうちから 山や野に咲きはじめます。

 アオイスミレ「葵菫」

花の色は薄紫から白に近いものまで様々

こちらは京都御苑のアオイスミレです。

 

 

こちらは

京都北山山域のアオイスミレです👇

上弁がウサギの耳のように

立ち上がっています🐰

 花期の葉はフカフカして柔らかく

 形はほぼ円心形、 

ウマノスズクサ科のフタバアオイ「双葉葵」の葉に

似ているところが名前の由来です。

 

おまけは

欧米や中国などでは有名な人気の高級食用キノコ

アミガサタケ「編笠茸」

根は太くツバはありません。

春に生えるキノコで

わたしは見るだけネガティブ

京都御苑で写しました。

 

まだ寒い日もありますが

たくさんのヒノキ花粉と共に春は確実に

我家の近くまで来てくれましたクローバー太陽笑い泣き

お終いまでご覧いただきありがとうございますニコニコ