緑の談話室にお越しいただいてありがとうございます♪
イワタバコが見頃になりました
今年はあまり気乗りがしなくて我が家のイワタバコで楽しんでおくつもりでした。
ただ気になる野草が有って滋賀の琵琶湖岸の湖南地区、
滋賀県赤坂山に繋がる林道の二ヶ所の自生地を訪ねました。
植物保護のため自生する地域の詳しい記載は省略しております
音量にお気をつけください
幾つもカバーが有りますがプラターズで♪
メンバーによって微妙に歌唱の雰囲気が違います(^^ゞ
The Platteres/Smoke Get In Your Eyes
ザ・プラターズ/煙が目にしみる
この煙はタバコではなく恋の炎が消えた煙だそうです
①イワタバコ「岩煙草」
イワタバコ科の多年草 別名イワジシャ「岩萵苣」
花期は6-8月
葉がタバコの葉に似ているところが「岩煙草」の名前の由来です。
このように
谷間の湿った崖や水の滴る岸壁に着生しています。
1つの花の大きさは2cm前後で★形
山菜として花の咲く前の若葉を食べる地域が有りますが
わたしも少しおすそ分けさせてもらって湯がいてお浸しで食べてみました。
葉は苦みが有って苦手でした(^^ゞ
漢方の胃腸薬になるそうです♪
気になる野草、ギンバイソウは見つかりませんでした
湖南地区のこの林道はたまに車が通ります。
林道で枝木の伐採工事が行われていて
足もとのカワミドリがほとんど刈られていました。
②カワミドリ「川碧」
シソ科
茎の先に穂状の唇形の花を付けます。
花期は7-8月 今年は早くも終盤です^_^;
やや湿り気の有るところに自生し全草シソの香りがします。
地上部を乾燥させたものを
漢方の生薬として風邪、頭痛薬に用いられるそうです。
③ダイコンソウ「大根草」
バラ科の多年草
花期は6-8月
道端でも見られる大きさ1.5-2cmの小さな黄色の花。
根元に広がるロゼット状の根生葉が深く切れ込んでいる様子が
ダイコンの葉に似ているところがこの名前の由来です。
肝心の種、引っ付き虫を写すのを忘れました
琵琶湖岸の湖西地区朽木の林道から
④シコクママコナ「四国飯子菜」
ハマウツボ科
一年草の半寄生植物と言われていますが
今回もどんな植物に寄生しているのかわかりませんでした。
東海地方以西の本州、四国、九州に分布
花期は8-10月
ここはガレ場のようなところに咲いています。
まだ咲きだしたばかりですので再掲載の予定です。
花の大きさは16-18mm、
花の中の様子、基部の近くに二個の黄色い斑が有ります。
こちらは6月に記事にしましたママコナ「飯子菜」
基部の近くの二個の斑は白です。
⑤ナツエビネ「夏海老根」
ラン科の常緑の多年草
環境省カテゴリー:絶滅危惧種
花期は6-9月
名前の由来はエビネ属の中では珍しく夏に花を咲かせることから付けられました。
今年は見送るつもりでしたがそんな時に限って虫に食べられることもなく
ずらりとたくさんの花
下の方は終ってますが今の状態です。
⑥ミヤマウズラ「深山鶉」
ラン科
日本の地生蘭
花期は8-9月と短いです。
花の大きさは1cm、花茎は高さ15cm、花は一方向に偏っています。
名前は葉に網目のような斑が入っているのですが
この葉の模様が鳥のウズラ「鶉」に喩えたのが謂れです。
ピンボケでこれ一枚だけです
滋賀県高島市の安曇川の河川敷近くで・・・
⑦ジュズダマ「数珠玉」の花
イネ科
水辺に生えるインドネシア原産の多年草
花期は7-10月
稲と同じ古い時代に日本に移入されたもので史前帰化植物と呼ばれています。
お馴染みのハト麦はこのジュズダマを元に出来た栽培品種です。
雌雄同株、 花は初めて見ました。
⑧ヌルデ「白膠木」の果実
ウルシ科
雌雄異株の落葉小高木
花は7-8月
果実は出来て間もなくは
このように赤っぽくなりますが半月もすると熟して灰色になります。
この木の葉は小葉と小葉の間に翼(ヨク、ツバサ)が有るのが特徴です。
又この赤い実は核果と言われる果実です。
核果は中央に大きな種が入る果実のタイプの事だそうです。
過去記事で未編集ですがこちらでヌルデの虫こぶの事を載せています
おまけは我が家のスズムシバナ「鈴虫花」
キツネノマゴ科
一日花です(-_-;)
白も有りますがどこへ行ったやら
我が家では夜になると
コオロギが鳴きはじめようやく小さな秋が身近に感じられるようになりましたが
厳しい暑さで心身共に少し疲れ気味です^_^;
皆様もお身体、ご自愛くださいませ
暑い中ご訪問ありがとうございますm(__)m