獣医さんにも警察にも、虐待ではない、と判定された、チェーン猫サモハンくん。

動物病院で、去勢と、骨が出ている部分の断尾手術をしてもらいました。

 

元いた場所に戻すTNR扱いで耳カットをしていただきましたが、血液検査の結果、猫エイズに感染していることがわかり、このまま元の飼い主のところに戻るとも思えないので、我が家のベランダに設置したケージで暮らしてもらうこととしました。

 

 

サモハンくんは、砂のトイレをうまく使えません。餌を置く時も、襲いかかろうと身構えています。優しく話しかけても、耳をぺったり倒し、すごい形相で威嚇をしてきます。

 

牙以外の歯がほとんど抜けていて、サモハンが若い猫でないことはわかりました。

どれだけの年月、チェーンでくくられた生活をしていたのだろう… 

想像すると、切なくなりました。

 

彼の心は明らかに傷ついています。

どんなところで暮らしていたの?

どんな飼われ方をしていたの?

 

保護はまだ始まったばかり。

人間は信用していいんだよ、毎日がんばってお世話すれば、それが必ず伝わるはず!

この時はまだ、希望に満ちていた、

浅はかな私でした…

 

 

つづく

 

 

 

 

2018年から毎年、チェーンを首に巻きつけた猫が1匹づつウロついており、毎年1匹づつ捕獲しては警察に届け出をしています。

全員大人の未去勢雄猫で、血液検査の結果、全員、猫エイズに感染していました。

 

獣医さんにも診ていただきましたが、チェーンが首を絞めるほどキツく無いこと、虐待を確認できる目立った外傷が無いこと、そして痩せてはいないことから、虐待と断定することが難しく、チェーンをハーネス代わりに巻いて飼っている、と言える範疇の状態だと言われました。

 

 

人間においても、体罰が躾目的なのかそうでないのかの判断は難しいことですから、動物相手では尚更です。

とは言えわたしには、口をきけない他人の子供に対して体罰を与えているような行為に思えてなりません。

 

 

今年の春、逃げている写真のこの子を捕獲し、保護しました。

この子は尻尾の先の皮膚が剥がれて骨が露出していましたが、警察も獣医さんも、去年一昨年と同じ判断で、虐待と断定することは出来ませんでした。つまり、犯人が見つかっても、注意喚起程度で、なんの罪も問われない、ということです。

 

去年保護したチェーン猫はチェンくんと呼んでいたので、今年の彼は、サモハンと呼ぶことにしました。

 

つづく

元いた場所に戻せなくなった野良猫を、やむなく玄関先で保護する事となりましたが、保護してたったの四日目の朝、猫はケージの中から消えていました滝汗私の不注意が重なり、彼は晴れて自由の身!?

 

しかし場所に居着く猫にとって、突然知らない場所に放り出されるのは大変なストレスです。

いくらなんでも三日しか住んでいないこの場所で放り出されるのは、早すぎです。まだそう遠くへは行っていないはずなので、捕獲器を設置し、その朝は仕事に出かけることにしました。

 

夕方家に戻ると、彼は捕獲器にしっかり入ってくれていました。おかえり!ありがとう!

自力で逃げ出した君は、ニゲールくんだね!

 

ケージを、折りたたみ式から2階建スリムケージに変更しました。トイレスペースと寝床が同じフロアでは、暮らしにくいよね。ハンモックもつけてあげるよ。

 

 

つづく