世の中には目を背けたい現実が山ほどあります。
そして、気が付かずにそのおぞましい現実に加担していることも、山の如しです。
社会生活を真っ当に乗り切ろうとすれば、全ての命に気を配って生きていくのは無理なことなのかもしれません。
ボランティアと名乗ってもいないのに、ろくなボランティアがいない、とボランティアから罵られ、ボランティアなんだから金をとらずに解決しろ、とボランティアではないひとから責められて、一体わたしはなにをやっているのか?
わたし自身、このような無意識による悪意に身体も心も傷つけられ、先が見えない状態です。
ダイヤランド猫の会で保護した猫を、1年間保護しておきながら里親が見つからないからとその後リリースした、という事実無根の情報を、流されています。
わたしが鬼畜の所業を行なっている、とのことでした。そして、尻拭いもしてくださっているとのこと。そんな親切、本当だったら有難い。
困った時に猫を預かってくださった方たちがウワサを流しているのでしょうか?いやいや、リリースしてたら預けなくて済むでしょうが。
事実確認もせず、無責任にひとの名誉を傷つける情報を流す目的など、知るよしもありません。
しかしこの悪意あふれる噂が、どなたかの承認欲求を満たしているのなら、それはそれで良しとしましょう。
こちらは、爪に火をともすように、自分の命を削り、細々と活動していくのみです。
また、町内の保護施設に猫を預けた方が、三日後施設を訪れると預けた時のまま、猫を病院にも連れて行かずに放置されているのを見た、という情報も流されていました。
もしもこれが事実なのであれば、預けた方は速やかに猫を引き取るべきではないでしょうか。心ある保護主なら、どんな事情があるにせよ、そんな状態で猫を預けっぱなしにはしないでしょう。
引き取りすることもなく、酷い話として拡散し、施設の信用を貶めようとする目的は、一体何なのでしょうか?
もちろん、施設で病院に連れて行かずに放置しているという事実はありません。
動物病院のカルテを調べていただければ、すぐにわかることです。
なぜ、このような、他人をおとしめる情報が行き交うのでしょう。
そもそも動物を助けようとしている人間同士で脚を引っ張り合うのって、人間がいかに下等な動物であるか証明しているようなものですね。
できればこんなクソみたいな場所から、早く逃げ出したい。