昨年10月の末に保護し、獣医さんに安楽死を提案させた、猫白血病の元気くん、

念願かなって夏を迎えることができました。

 

 

ほんのちょっとだけ大きくなって、ほんのちょっとだけ発情期みたいになったりして、猫生を体験中です。

 

冬の間はパネルヒーターをつけたままにしていても、常に風邪引きでした。

青っ洟が固り鼻の穴を塞ぐと途端に食欲が落ちるので、アモキクリアという抗生剤を毎食四分の一づつ飲ませ続けています。

 

ご飯は、ロイヤルカナンの可溶性をミルで粉状にしたものと、ヒルズのid缶スプーン一杯を混ぜて、水で溶き食べさせています。

可溶性とちゅーるを溶いていた時期もありましたが、どうしても便が液状になってしまうため、思い切ってid缶を試したところ、軟便ではあるものの固形のウンチが出るようになりました。

 

先月、お尻から血と共に腸の粘膜と思われる白いものを出していました。

獣医さんに相談すると、もう危ない状態だね、とのことでした。

 

それでも元気くん、生きています。

毎日細く甲高い大きな声で、ご飯ちょーだい!と鳴いています。

 

安楽死を覚悟していた元気くんが、こんなに生きてくれるなんて!

嬉しい限りです。

 

その一方で、元気くんがいるため、保護を諦めた猫ちゃんもいました。

 

残念なことに、限られた人数で助けられる猫の頭数は、無限ではありません。

 

正直、元気くんが死んでいたら…あるいは安楽死を選択していたら…などと考えることもしばしばです。

しかし元気くんがもうちょっと生きようと頑張っているのであれば、こっちには全面的に助ける選択肢しかありません。

 

ロイヤルカナン消化器サポート可溶性が、美味しいから生きたいの?

ブラッシングしてもらいたいから生きたいの?

膝の上が好きなのに、おばちゃんはすぐに何処かへ行ってしまうので、お膝の上に乗っかり足りないから、もっと生きたいの?

 

 

いつまでも生きていてほしいけれど、覚悟はしているので、元気くんには安心して余生をエンジョイしてもらいたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

近くで大きな災害がありました。

長く降り続いた雨が原因、とのことでしたが、本当は山の上を己の都合で利用した人間による人災、と、私は思っています。専門家でないので迂闊なことは言えませんが、金に目がくらんだ人間どもがザワザワと山を荒らし、慎ましやかに生活している人々の小さい幸せを踏みにじる、恐ろしい欲望の渦を目の当たりにしたように感じています。

 

人間とともに生活している動物たちも、同じように犠牲になっているのではないかと思います。

 

災害がおきて逃げる時、家族の腕の数以内の頭数であれば避難も可能ですが、多頭飼育となると、全員を連れて逃げるのは現実的ではありません。

知り合いの多頭飼育をしている方は、避難指示が出ても、断固避難しません!と言っておられました。

今回の災害のように、家が強い力で壊されて押し流されてしまう様を見てしまってはなおのこと、1匹でも残して逃げるなんて普通の飼い主にはできないことです。

 

 

ケージからキャリーに移せない、病気の子もいます。

その場合は、外に放すしかないのかな…

 

もしも前もって対策ができるとしたら、一番大事なことは、家族全員の腕の数以上の猫を飼わないこと、です!

 

それと、避難先ではケージ飼養になることを踏まえて、普段からケージに慣れさせておくこと。

 

トイレ用品や餌の備蓄も大切ですが、何より、多頭飼育はしない!これは一番重要です。

しつこいようですが、大切なことです。

 

どんなに前もって用意をしても、いつどんな災害にどんな状態で見舞われるかなんて、予想はできないのです。

犬も猫も可愛い、だけどやっぱり、飼ってよいのは家族の人数に見合った頭数です。

 

それと、土砂災害で道が寸断されて出先から家に帰れなくなった方もいらっしゃいました。

家に動物が残されていたとしたら、飢え死にさせてしまう可能性もあるのです。

動物を飼っている場合は、普段からご近所さんにペットの存在を認識していただき、万が一の時の為に、電話連絡でも伝えやすい場所へ鍵を隠しておくのがよいでしょう。

 

 

災害はおきないに越したことはないけれど、万が一のことを考えて、日頃からそれぞれの生活スタイルにあった災害対策を、家族全員で考えなければいけない時期ですね。

 

 

 

 

人間の生き方がたくさんあるように、猫の飼い方も人それぞれです。

猫を溺愛するも嫌うも又、自由です。

この飼い方でお願いします!と言いたいところですが、それは無理なお願い。

 

ケージで飼うしか出来ない場合もあります。

ケージ飼いはかわいそうだからと、留守中は屋外に出して飼う人もいます。

解決策が唯一あるのだとしたら、大人の保護猫を分け隔てなく受け入れてくれて、完全室内飼いで最後の時まで飼ってくださる心ある人たちが増えてくれること、これしかないのではないかな、と思っています。

 

 

野良猫を減らす活動においても、様々な考え方、やり方があります。

 

効率よく猫の負担も少ない方法で行うのが一番なのでしょうが、仕事としてやっているわけではないので、活動者本人の都合が優先されるのは仕方のないこと。

仕事が忙しかったり、体調が悪かったり、断れない用事ができてしまったり。

仕事でないとはいえ精一杯やれることを行なっているつもりでも、やり方が間違っていると責められることがあります。あるいは責めてしまうこともあります。

そんなことを繰り返し、いよいよ頭がおかしくなりました。

 

野良猫の不妊手術で、猫が本当に救われていると言えるのか?

道端で死ぬ猫は見たくないけど、不妊手術は死ぬ前に殺しているようなものなのではないのか?

 

しかし、猫に対する苦情は絶えずあり、苦情による猫への虐待も続く、悲しい現実があり、野良猫の不妊手術は止めることができず、今日に至っています。

 

 

いつも思うのですが、猫問題は猫側ではなくて、人間側の問題です。

人間の心のあり方が、問われるところです。

 

 

 

お隣の県と比べると、猫に対する人々の意識は20年遅れているように思います。

…ということは、あと20年頑張れば、お隣の県くらいの協力体制が築ける、かもしれないということですね!頑張ってみます。