猫エイズの記事を読み、思ったところがありましたので、書かせてください。

 

猫エイズとは、FIV(猫免疫不全ウイルス)とよばれるウイルスが原因の病気です。

人間のエイズとは全く違うものですが、発症すると免疫不全に陥るという共通点から、猫エイズと名付けられたようです。

猫エイズウイルスは、感染している猫との激しいケンカや、交尾時マウンティングで首に噛みつく場合など、唾液と血液の交換により感染すると言われています。

また、潜伏期間が長いために、発症するまで気がつかない場合もあるようです。

何年か前、写真集などで人気だった猫さんの死因が、猫エイズ発症によるものだったというのも記憶に新しいところです。

発症することなく15〜6歳まで生きる猫もたくさんいるようです。

エイズキャリアの猫を長生きさせる為には、こまめな健康チェックと、ストレス少なく生活をさせることが必須のようです。

 

不妊去勢手術済で、またケンカさえしなければ、感染のリスクは低いと言われています。

保護活動をされている方たちも、口を揃えて、猫エイズがうつったという話を聞いたことがない、と、言っています。

 

しかし、かかりつけの獣医からは、隔離するよういわれています。

 

神経質になりすぎなのでは?と、言われる方も多いかもしれません。

だけど、感染したと聞いたことがない、という理由だけで、エイズ陰性の子をエイズキャリアの猫と同居させるのは、あまりにも無責任ではないでしょうか?

 

エイズ陰性の猫を危険にさらしているのだという、自覚と覚悟は、ありますか?

 

 

余談ですが7月の連休明けに、とある場所で新型コロナ感染者が出てしまい、濃厚接触者はいないと保健所から言われたので、すっかり安心し、普通に人と会っていました。

しかし、次々と感染者が出てしまい、晴れて(?)濃厚接触者となりました。

保健所でのPCR検査は陰性だったものの、頭痛と鼻の閉塞が今も続いています。

 

まさか、あの人が感染しているとは思わなかったから、と言ったて、後の祭り。

これから私自身が陽性に転じる可能性もあります。

自分が感染しているかもしれないのに、平気で人と接触していました。

保健所が濃厚接触者ではないといったから安心してたのに、と言ったところで、万が一誰かにうつしてしまっていたら、申し訳ないで済まされることではありません。

またうつされたところで、自己責任です。誰を責めることもできません。

 

猫エイズも同様です。

感染したと聞いたことがないから、あの団体が大丈夫って言ったから、

そんな理由でもしも感染を広げてしまった場合、どう責任を取れるのでしょうか?

自分の事なら自己責任で納得ですが、猫に責任はありません。

 

保護をしている方たちは、猫エイズの子達も差別なく幸せになって欲しいから、猫エイズという耳触りの悪い病気をマイナスに捉えて欲しくない、そんな一心で、大丈夫、とお伝えしている、そのお気持ちはわかります。

 

しかし、病気は病気です。

 

本気で猫を助けたい気持ちのある里親希望者さんならば、自ら病気のことも調べてくださるはずです。

 

現に、検査前だった子が、もしも猫エイズ陽性だったとしても飼い続けたい、と言ってくださった里親さんもいらっしゃいました。

 

また、病気は猫エイズだけではありません。

エイズよりも感染力の強い猫白血病や、治療に莫大な医療費が必要なFIP、1匹かかったら全員死んでしまい消毒しても1年はその威力が消えないというパルボウイルスの他、多くの猫が悩まされる腎臓病や泌尿器系の病気、長毛系の猫に多い心臓病などなど、私が知る限りでも沢山の病気が存在します。

 

命は自分の都合や思惑ではどうにもできないものです。

しかし弱い立場の伴侶動物たちに対して、人間がその運命を左右する場合が多々あります。

 

もしも、猫エイズキャリアの子を、キャリアでない猫と同居させなければいけない場合は、爪切りや健康チェックはもちろん、ケンカをしないよう気を配り、常に監視するよう努めていただきたい、と、そう思っています。

 

また、ケージ暮らしをさせるのも、一つの方法です。

ケージ暮らしは、監視ができない状況では、とても有効です。

猫に聞いてはいませんが、案外快適に過ごしているようですよ。

 

ケージ暮らしのエイズキャリア女子、ビーちゃんです。

同じくエイズキャリアの黒白チェンくんと、三階建ケージにて、

仲良しではないけれど、お互い寝床を譲り合い、それなりにのんびり暮らしています。

 

ケージ暮らしはかわいそうでしょうか?

そうかもしれません。

他の猫が感染しても仕方ない、という覚悟ができたら、ケージから出してあげようと思っています。

 

 

 

やっと脱走防止柵も完成したので、第二種動物取扱業の申請をしたいと思い、管轄の保健所へ行ってきました。

何名かの知り合いが住居を保管場所として登録していたので、なんの疑いもなく個人宅を保管場所として申請しようとしたところ、ここ最近で審査が厳しくなってしまい、居住地を保管場所として登録するには、全ての動物をケージ内にて保管しなければならなくなったと言われました。

ケージの外に出している猫に関しては、保管している頭数に入れてはダメだそうです。

担当者曰く、最近よく耳にする多頭飼育崩壊を発生させないように、利益が伴う第一種よりも利益を伴わない第二種の方が厳しくなってしまったのだとか。

 

それはそれで理解できますが、そもそも、保健所や愛護センターで解決できない問題を、その問題に直面してしまった個人が抱えてしまっているわけですから、厳しくする以外に多頭飼育を防ぐ方法を見出す努力をしているのかな?と、疑問を持ってしまいました。

 

第一種動物取扱業者に当るブリーダーに対しても、それなりに厳しくなったとは言っていますが、非営利である第二種をそれ以上に厳しくする意味がわかりませんね。

保健所が殺処分0を目指しすぎて猫の引き取りを拒否した結果、保護をする人たちにシワ寄せがきているのではないのかな。

保護をする立場の人たちを締めつけるんだったら、保健所には、世間から抗議される事を覚悟した上で殺処分0を諦めてもらいたい。

 

まあ、これから審査をされて登録できればそれで良いのですが、なんだか腹の虫が収まらず、ここに書き残しています。

 

猫は好きだけど、別に好きだからやっていることではありません。

自腹でやっていますから、蓄えもありません。

あの時、助けられたかもしれない、という後味の悪さを残して死にたくないだけ。

老後の不安なんかよりも、犬猫を保護しないで済む、捨て猫捨て犬のいない世の中が一刻も早く実現してくれるのであれば、それが一番です。

 

 

 

虐待疑いで、外にリリースできないサモハン君は、保護から一年以上経過していますが、未だに大きい声で鳴き続けています。

ちょっとだけ、こちらの語りかけに反応してくれるようにはなったものの、触ることはできません。

幸い、コロナの影響で、お隣の別荘は利用されていないため、ぎり苦情にならず助かっています。


自分の痛みと同じように、動物たちも含めて他者の痛みに寄り添える人たちが増えていったら、本当に平和な世界になるでしょうに。

 

私、私から先に始めよう。

 

 

 

 

脱走防止柵を作っていただきました。

しかし、設置途中、搬入の隙を突いて、不良娘くろちゃんが脱走しました!

 

すぐに追いかけましたが、どんどん林の奥の谷底へ逃げて行きます。

何回かの脱走経験から、追いかけ難い方向を覚えてしまったようでした。

追いかけるのは諦めて、暫く待つことにしました。

 

間も無く不良娘は近くまで戻り、喜んで雑草を食べています。

そろりそろりと近づき、首根っこを押さえつけ、玄関口まで連れ帰りましたが、

一本、切り漏れていた爪で、思いっきり腕をえぐられ、お気に入りのTシャツにも穴を開けられる始末。

 

 

このTシャツ、もう買えないやつなんだけどえーん

 

「何のことかしら?」

 

脱走防止柵が完成してしまえば、もう玄関で脱走の機会を狙う待ち伏せが出来なくなるので、最後にどうしても外出したかったのですね。

今回が、賢いくろちゃんの最後の脱走劇となれば良いのですが。

 

 

これでお客さんが来ても、安心です。

ただもうひとり、柵に体当たりしているこがいます…

 

 

スモークのめかぶ君。約5歳です。

彼は体が一番小さく、3.5Kgを超えたことがありません。

しかし誰よりも負けん気が強い子です。

果たしてくろ&めかぶコンビが、脱走防止柵の突破方法を見いだすことはあるのでしょうか…

 

今後の展開に、乞うご期待!