やっと脱走防止柵も完成したので、第二種動物取扱業の申請をしたいと思い、管轄の保健所へ行ってきました。
何名かの知り合いが住居を保管場所として登録していたので、なんの疑いもなく個人宅を保管場所として申請しようとしたところ、ここ最近で審査が厳しくなってしまい、居住地を保管場所として登録するには、全ての動物をケージ内にて保管しなければならなくなったと言われました。
ケージの外に出している猫に関しては、保管している頭数に入れてはダメだそうです。
担当者曰く、最近よく耳にする多頭飼育崩壊を発生させないように、利益が伴う第一種よりも利益を伴わない第二種の方が厳しくなってしまったのだとか。
それはそれで理解できますが、そもそも、保健所や愛護センターで解決できない問題を、その問題に直面してしまった個人が抱えてしまっているわけですから、厳しくする以外に多頭飼育を防ぐ方法を見出す努力をしているのかな?と、疑問を持ってしまいました。
第一種動物取扱業者に当るブリーダーに対しても、それなりに厳しくなったとは言っていますが、非営利である第二種をそれ以上に厳しくする意味がわかりませんね。
保健所が殺処分0を目指しすぎて猫の引き取りを拒否した結果、保護をする人たちにシワ寄せがきているのではないのかな。
保護をする立場の人たちを締めつけるんだったら、保健所には、世間から抗議される事を覚悟した上で殺処分0を諦めてもらいたい。
まあ、これから審査をされて登録できればそれで良いのですが、なんだか腹の虫が収まらず、ここに書き残しています。
猫は好きだけど、別に好きだからやっていることではありません。
自腹でやっていますから、蓄えもありません。
あの時、助けられたかもしれない、という後味の悪さを残して死にたくないだけ。
老後の不安なんかよりも、犬猫を保護しないで済む、捨て猫捨て犬のいない世の中が一刻も早く実現してくれるのであれば、それが一番です。
虐待疑いで、外にリリースできないサモハン君は、保護から一年以上経過していますが、未だに大きい声で鳴き続けています。
ちょっとだけ、こちらの語りかけに反応してくれるようにはなったものの、触ることはできません。
幸い、コロナの影響で、お隣の別荘は利用されていないため、ぎり苦情にならず助かっています。
自分の痛みと同じように、動物たちも含めて他者の痛みに寄り添える人たちが増えていったら、本当に平和な世界になるでしょうに。
私、私から先に始めよう。