乳飲み子と母猫を共に保護し、四日が経過しました。

ケージの上から大きめの布を掛け、外から見えないようにしているので、人馴れしていない母猫は度々子猫から離れ、ご飯を食べてくれるようになりました。

 

4匹中2匹は体が小さく、人間の手で育てるのは難しそうだったと、ミルクボランティアさんがおっしゃっていましたが、母猫の子育てにより、たった四日間でも少しずつ大きくなってきているのが確認できました。

 

母猫と一緒にした二日後の夕方、子猫達の様子を預かりさん宅へ観に行った時のこと。

母猫用のご飯を猫ちぐらの中にセットすると、元気がよかったはずの2匹が口を開けて呼吸をし、他の2匹はぐったりとしているように見えました。

猫が口呼吸をする時は要注意と聞いた事があり、焦った私はシリンジとブドウ糖を取りに一旦家に帰りました。

急いで子猫たちのところに戻ると、母猫はセットしたご飯を平らげていて、子猫たちは4匹とも、母猫のお乳に吸い付いていました。

ほんの5分ほどの間に、何があったのでしょうか…

 

 

後日ミルクボランティアさんから、子猫のお口パクパクは口呼吸ではなくて威嚇だったのでは?とお話しいただきました。

まだ目が開いていないのに???

お母さんが人間に対してシャーシャー言っていたので、それを産まれて数日で憶えてしまうのだそうです。

ぐったりしているように見えた小さい2匹も、ちゃんとお母さんのお乳を吸っていました。

 

知らない事が多すぎて、毎日おろおろしていますが、人間側はご飯と居場所を提供し、ただただ見守るしかありません。

お母さん、頑張っておくれ🙏

 

 

TNRの予定を、関わってる人間の都合に合わせちょっと先延ばしにしていたら、知らぬ間に子猫が産まれてしまいました。

あと一週間早く予定していれば…と後悔はあるものの、命の誕生は本来喜ぶべきことなので、とっても複雑な心境です。

 

餌やりさんから、子猫は三日放置して生き続けていた経験があるので、今回もそのままにして母猫の手術を早くして欲しい、という希望を伝えられました。

とはいうものの、子猫を放置することもできず、一時的にミルクボランティアさんへ預け、母猫を手術のために病院へ連れて行きました。

そして病院でその経緯をお話しすると、出産直後の手術は避けたいけれど技術的には可能。

だけど子猫が離乳するまでは、母猫に子育てを任せた方が、ミルクボランティアに頼むよりも確実に子猫は育ちますよ、と言われました。

 

普通のTNRの場合でも、授乳中と思われる野良猫を捕獲した時には、どんなに苦労して捕まえた猫であってもその場でリリースします。

 

今回は、子猫は無事保護できたので、暫くはミルクボランティアさんにお願いして、場合によってはそのまま里親探しも可能かと安易に考えていましたが、母猫に子育てを任せるのが子猫には一番、と、病院以外の経験豊かな方々からもアドバイスをいただき、従うことにしました。

 

 

但し、母猫が人馴れしていないので、ケージを設置し母子の面倒を見てくれる方を探さないといけません。

 

幸い、ケージも持っていて、親子共々見てくださる方がすぐに見つかりました。

 

子猫は4匹。

お母さん猫は、人間に対してシャーシャーカッカッと、怒りを露わにしています。

丸一日母猫と子猫を引き離してしまい、その間子猫に蚤取りのシャンプーをしたりして人のにおいを付けてしまっているので、一緒に戻した時母猫が子育てを継続してくれるのか、少し心配でした。

 

 

しかし私たちの心配をよそに、ケージに入れた母猫は速攻で子猫のところへ行き、子猫達はすぐさま母猫のお乳を見つけて吸い付いていました。

 

母と子を一緒にして1日目、お母さん猫はご飯に目もくれず、子猫達から片時も離れようとしません。

みんな無事に育ってくれることを願っています。

 

無事、離乳ができたら、母猫は避妊手術をして元の場所に戻す予定です。

今日は急に気温が下がり肌寒い感じだったので、、ベランダの猫たちのケージ内に急遽冬用お家を設置しました。

触れないサモハンくんは、もふもふ設置中ずっとシャーシャー言っていましたが、設置後すぐにもふもふお家に入っていました。

これだけ寒暖の差があると、猫の健康管理に、より気をつけないといけません。

 

猫の寿命は長くなり、20年以上生きる猫も少なくないと聞いています。

猫も犬も、最期の時まで見届けるのは飼主の責務ですので、子猫や子犬を飼い出す場合の責任は、重大ですね。

 

とはいうものの、猫にも様々な病気があるため、長生きができない猫も存在します。

それは、人間でも同じですが、同じでないところがあるとしたら、猫は自らの運命を嘆いたりしないとこかな。多分ですけど。

 

虐待を受けていたと思われる猫や、ゴミ山積み廃墟の中で暮らしていた猫、誰かが意図的に捨てていった猫、本意ではなく飼主に置いていかれた猫…文字にすると悲壮感があふれるけれど、とうの猫たちは、案外飄々と、食べ物と寝床を求めながら生きていました。

私に助けを求めてきた猫は今まで1匹だけで、その他の猫たちはみな、現状をただただ受け入れ、餌以外、人間の介入を望むこともせずに生きているように見えました。

 

ごはんはどうしてるの?寝る場所はあるの?

人間が勝手に心配し、知恵を絞って寝床を用意し、餌を運んだり、場合によっては保護したり。

人間は、不幸な猫を減らそうと、努力を続けています。

しかし最近、猫にとって何が幸せなのか、わからなくなっているのが正直なところです。

 

岩合光昭さんの世界ネコ歩きの映像を観ていると、草原を駆け回る猫たちや、はたまた街なかを悠々と歩く猫が映し出されています。

日本国内のどこの自治体でも推奨されている、猫の完全室内飼養とは真逆の、岩合さんの映像がもてはやされている、この矛盾を、どう受け入れてよいのやら。

 

岩合さんの映像はとても魅力的ですが、室内飼養は絶対だと思っています。

猫にとって、屋外は交通事故に遭遇する心配だけでなく、病気や寄生虫や野生動物に襲われる危険がいっぱいです。

 

 

猫の幸せも人間の幸せも、生きていた時間の長さで計れるものでないとは思いますが、それでも少しでも長くこの世に留まって欲しい、と、関わった人間は思ってしまうのです。

外を歩き回る自由を奪ってまで、安全に暮らして長生きしてもらいたい、そう思うのは、一般的な飼主の願いではないかと思います。

岩合さんの映像に憧れを抱きながらも、危険な屋外に出す勇気はありません。

 

また、猫を自由の象徴みたいに思っている方たちにとって、猫を屋内に閉じ込める行為は、とても難しいことのようです。

この近隣では、こっちの勇気がない飼主さんの方が多いからなのか、年に2〜3回は道端で猫の亡骸を目にしています。



 

何が幸せなのか?

これからもずっと、生きている間はずっと、悩み続けてしまいそうです。

 

 

2年ほど前、餌やり様に去勢手術を断られた、男の子の猫ちゃんです。

地域の助成金を使えば費用もかからない為、当時は餌やり様を説得しようと頑張りましたが、ご家族と話し合いの上でのお断りでしたので、身を引きました。

先日、久しぶりに姿を見たので、写真を撮りました。

元気そうで何より。

車にはくれぐれも気をつけて!