池波正太郎先生が長く連載されていた一話完結の江戸の捕物帖。
火付け盗賊改めと言う役職についた鬼平こと長谷川平蔵が...江戸に蔓延る大悪党を捕縛したり、時には、凄腕の剣術でバッサリやってしまうのですが...😃
彼一人で(いわゆる一匹狼)仕事をしないのですわ。
お役人で、しかもトップとして多くの部下を従えて束ねる他に、若いときの放蕩無頼暮らしで得た裏社会の人脈も生かして実は多くの情報網でもって悪党の小さな動きやまた、ほんの小さなほころびを見つけてじっくりジワジワと悪党の動きを封じ込めていくのです。
ま。
話せば長いのだけど、
私が鬼平を愛してやまないのは
性根の腐ったヤツには容赦ないけど、仕事が盗賊だったとしても人としてシャンとしている者には、尊敬の気持ちも何処か?持ち合わせながら平蔵の密偵として働いてもらうの。
この、人をみる目が確か、だと言うことと。
部下や密偵を信じている姿がカッコ良すぎてカッコ良すぎて...。
こんな上司の下で働きたい!
と常々思っていたのだけど。
とうとう、私が鬼平の年齢になっている。
と言う事に最近気がつきました。
そしてまた、
私自身が職場で動いている事が、鬼平みたいになってきたってこと。(笑)
新人の人達に
子育て支援の姿勢はなんたるや?をつたえてみたりして...。
だけど、指示ばかりすることはない。
それぞれの人の「自分の判断」を待つ。
気づきを自力で見つけられるように
一人一人に力がつくのを
待つ。
ただ待つのみにあらず。
子育て中の母さんたちにおいては...
本人の気がつかないうちに育児の力がわいてでてくる。その支援をしている。
そこに
佐久間みか!この私があなたの育児力をあげましたからっ!
そんな風にやるわけないでしょ?(笑)
今、育児支援と
新人指導と
なんならダメダメ上司の遠隔操作も
やってます。