2024お泊りアド街第4弾 私たちの夏編<2> 新小岩 | miauler(ミヨレ)のブログ

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Preserved Flower School & Preserved Flower Order Arrange 

都内に住んでいても、隅田川から東、特に荒川を超える地域は

まさに未開の地。今年はその未開の地発掘を目論んでいます。

というわけで、私たちの夏シリーズ第2弾は新小岩に出没!です。

 

●6月10日(月)~11日(火)

宿泊)スーパーホテル東京・JR新小岩@8,829円(室料)

 

■JR新小岩駅南口

 

12時半、JR新小岩駅でのんちゃんと合流、まず向かったのは、

新小岩でよくフィーチャーされる商店街とは反対側南口方面をすすみ、

にこわ新小岩(新小岩地域活動センター)1階と、

少し先の住宅街に秘密基地のように存在するフィンランド、

「ミコンフィンランドショップ&カフェ」です。

 

オーナーさんが、高校生の時にフィンランドに留学、その時のことを

本にしたため、そこから、北欧ショップを起業されたようです。

新小岩(含めて都内東側)はアジアンエスニック、と決めつけてましたが、

新小岩とフィンランド、こういったご縁があるというのも、

4月にフィンランドに行ったばかりのミヨレたちとしては嬉しい限り。

 

■オーナーさんの著作

 

■にこわ新小岩内のショップ

 

数は少ないけれど、マリメッコ・イッタラ商品もあり(正規代理店です)

毎日お店を覗いて過ごせる新小岩の住民が羨ましい。

 

 

空に走り回る電線の向こうにスカイツリー。

街の並木からにょきっと見える様はどこかノスタルジックなんだな~

 

JR新小岩駅の北側はこんな感じでちょっと昭和な匂いもする住宅街。

駅前の喧噪がうそのようで、とても暮らしやすそうな雰囲気です。

 

反して、駅の南側は商業地域。

この日のランチは軽めの買い食い希望。ルミエール商店街で物色します。

 

 

長さ・規模ともに地元蒲田に似ているけど、

商店街入ったとたんアジアの市場の匂いだし、アジアの色んなお国が

混在している不思議ワールド。

 

昨今、上野のアメ横の外国人経営の飲食店・雑貨店が増え、

昔ながらの鮮魚店が1割になったとかニュースになってますが、

そういう蹂躙的な感じではなく、うまく馴染んでいる感じです。

 

歩くアジア周遊、始まり始まり~

 

 

商店街入ってすぐはカステラの老舗文明堂のカンカンベアがお出迎え。

 

 

子供のころはお魚屋さんといえばこんな感じだったよね。

 

 

 

精肉店もあって、こちらのステーキ弁当がお安い!

明日の帰りに買って帰るのもよいかも。

 

 

スコーン&紅茶のお店のショーケースも、昭和を感じるなあ。

隣の衣服・雑貨店も可愛かった(写真なし)

 

 

 

と、そろそろ買い食いタイムと思ったところ、商店街から右にそれたところに

春巻き専門店発見!今日のランチはここ!

 

 

 

「東京はるまき」  この新小岩が本店で、両国と日本橋に支店があるようです。

蒲田にもplease。普通の中華的な春巻きだけでなく、生春巻きや焼き春巻きなど

多種あり。なぜかアサイーボウルもメニューに加わり、ランチとして栄養配分も

パーフェクトなのでは?

 

東京はるまきの手前角には中国の唐揚げ専門店「貢食逸品(ごんしょくいっぴん)」

見るからにパリパリの唐揚げ、うまそ~

これと🍺で夕食完成!

 

 

お目当ての中華パン専門店「中華面食 劉記」

 

 

本日は夜のプチスイーツとしてミニパイを買っただけだけど、

翌日帰りに数種類買って帰りました。(写真撮り忘れ)

パイはあまり美味しくなかったけど(パイはやっぱりバターでないと)

お焼きと豚まん(酸菜入り)は具がぎっしりで美味しかった!

 

 

商店街からそれた横道をふと見ると、こんなフライ専門店があったり。

ひとりや二人分だと揚げ物を自分で揚げるの面倒なのよね。

欲しいフライを都度帰るのはかえってリーズナブルで有難い。

 

 

出た!みんなだい好きバインミー専門店「バインミーゴンゴン」

もちろん、フォーもあり。

 

 

ベトナムから台湾の台南へ移動。

「台湾台南料理 赤丸」

ルーロー飯やターツービーフンなどの食事だけでなく、

台湾茶やスイーツも楽しめるお店みたい。

 

 

当然、カレーもあるでよ~

 

昭和の下町+アジアンエスニックの融合、

これは稀な商店街ではなかろうか!

もっと年を取ったら、こういう商店街の側で暮らすのがいいと思う。

というか、サンライズ蒲田(地元商店街)もこういう変化を遂げて欲しい。

質屋とドラッグストアばっかり増えて風情がないのよ~

 

さて、商店街というより、アジア諸国漫遊した気分になって

この日のお宿、スーパーホテル新小岩にチェックイン。

 

■夜7時過ぎのホテル外観

 

スーパーホテル、昨今、OLさんのホカンスブログで登場回数多し。

大浴場+朝食+ウェルカムドリンクなどこの値段でこのサービス!

という、インバウンドに独占させるのが勿体ないホテルモデル。

 

 

フロント前の朝食会場にもなるカフェスペース

 

 

中庭テラスもあって、なかなかお洒落。スーパーホテル=出張族おやじの

サウナ替わりのお宿という概念ふっとび(いや、自分の勝手な思い込み

なんだけれども)

 

 

昨今、インバウンド需要スタイルなのか、ツインルーム激減で

今回もお宿探し四苦八苦。ダブルで一緒に寝たこともある我らですが、

この年になるとお互い睡眠事情もこ難しくなってるのよ。

 

で、おそらく両親+子供一人というファミリーを意識したこのお部屋で

予約。ミヨレは夜中にトイレに行く率高しなので、広々としたダブルベッド

で寝させていただきました。

でも、秘密基地っぽくてなかなか面白いお部屋。上のベッドで寝てくれた

のんちゃんは、全く問題なし!と言ってました。

 

 

お部屋からはJR新小岩駅、雑多な雑居ビル群。ある意味東京らしい

風景で、インバウンドの人たちにとってはかえってもの珍しいのでは?

バンコクで泊った私たちが、タイらしいと喜ぶのと同じだな。

 

さて、この日の夕食は、孤独のグルメに出たこちらのお店に行くと

決めてました。

 

「貴州火鍋」 公式サイト(インスタ)はこちら。

 

 

ゴローさん、辛い!熱い!とはふはふ言ってましたが、

お店のお兄さんにも、のっけから、「辛いですよ、大丈夫ですか?」

と言われました。

 

でも無問題!突き出しの豆腐のトッピングで、辛さを確かめて

くださいとアドバイスいただきました。

 

 

辛いのどんとこい!のわれらでしたが、

トッピングなめて、ちょっと控えめのほうが美味しくいただけるかも?

と思いなおしました。お兄さん、アドバイスありがとう。

 

 

このお店は辛いだけじゃないのよ~。「発酵」がテーマなの。

貴州料理は、発酵による旨味と酸味、唐辛子の奥行きのある辛さ、

多様なハーブを使った一味違うアクセントが三位一体となった料理らしい。

うん、お店入ったとたん、まず、納豆菌の気配したわ。

 

まず小手調べ、前菜は王道の発酵らっきょうと水豆鼓あえ

うん、まず島らっきょうそのものが辛いよね・・と口に入れた当初は

余裕こいてましたが、かみしめて飲み込むあたりで盛大にむせてました。

 

 

喉の粘膜を直撃した辛さを抑えてくれたのが、

発酵野菜入りポテサラ炒め(貴州の屋台スタイル)

これは辛さとは無縁、微かに何かのハーブ?なのか炒めて油を

すっているはずなのに、くどさを帳消しにしている不思議なポテサラ。

 

メインは当然、「豆鼓火鍋」

 

 

 

これで2人前くらい。前菜2品頼んでこの鍋食べたらもうお腹いっぱいでした。

野菜いっぱいなので、しゃぶしゃぶしたら量はかなり減るのにね。

 

辛さは、突き出しのトッピングから、控えめでお願いしましたが、

それでも・・・辛い、げほげほ。食べるときに息を吸うと自滅します。

でも、息を止めて飲み込みだけで、喉の粘膜が裏返る感じ。げほげほ。

 

 

涙目になり、咳き込み、ひーひーいいつつも、

旨い!のはなぜだろうか。

あ、でも、おそらくつけダレがついてるはずで、最後の方になって

そのつけダレを持ってきてもらってないことに気が付き、オーダー。

スープだけだとかなり薄味で、つけダレにつけるといい感じ、

なんだけど、これ、スープが薄味だから食べることができたかも。

濃い味だったら、余計にむせてきつかったと思う。

 

 

店内、ゴローさんとの集合写真やサイン、久住さんのサインもありました。

しかし、孤独のグルメのスタッフのお店情報収集力が凄い。

 

ホテルに戻ってきて、目の前にこんな魅惑的なお店があるのに気が付いた。

「肉屋食堂たけうち」

 

 

とんかつもハンバーグも唐揚げや肉系にある総菜など。

どの肉も肉屋問屋だから当然産直、うまい決定。

当然胃のキャパナッシングなんで、これも翌日の持ち帰り。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

スーパーホテルの目玉は大浴場と朝食なんだけど、

新小岩店は大浴場がない珍しい店舗。なので社畜時代を

思い出させるユニットバスに浸かり、それでも体がほぐれたのか

爆睡しました。トイレに行くからとしたのベッドを使わせて

もらったのに、なぜかトイレに行かなかったという・・

 

その理由はおそらく、発酵と辛さだったと思う。

いい具合に体があったまってトイレ方面ではおっきいほう、

ホテルに戻って夜と、早朝から数回、トイレに行って快便快便~

 

朝食の様子は・・取り忘れました。

品数は多いというわけではないけれど、和洋どちらもあるし、

パンがホテル押しだけあって、小ぶりで美味しかった。

 

チェックアウトの後は、昨日、帰りに買って帰ろうと目星をつけたものから

厳選して(全部は買って帰ってもすぐには食べられない哀しさ)

まず、「アリぱん」へパンを買いに。

お店の正式な名前、「アリーナ デ パナデリア」っていうのね・・

 

 

バゲットとバタール焼きたてで、バタール購入。

紙袋から伝わる熱と香りに耐え切れず、道端でかじり食いする

シニア二人。

 

 

手作りサンドイッチ専門店「ひまわり」

メキシカンチリとキウイ購入。戻ってすぐの遅めのランチで

ぺろりと食べてしまった・・・

サンドイッチ専門店では、チェーン店のメルヘンが駅ビルにあるけど、

買う気になれないのはなんでだろうね。

 

他に、つじろうの晩御飯用に三代目茂蔵でうな重(@税込み627円!)

保冷剤持ってたらもっといろいろ買ってたけどねえ・・

 

 

というわけで。

なんか、読み返すと新小岩というよりルミエール商店街ブログに

なってるけど、まあいいや。

それが真実。

 

新小岩恐るべし。今年は他に北千住や上野(アメ横以外の界隈とか)

赤羽も控えてます。都内東側ワンダーランド!

 

そして次回は、打って変わって横浜山手・中華街に出没します!