三段活用!オウル⇒ヘルシンキ⇒パリ外遊記⑦-1 | miauler(ミヨレ)のブログ

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Preserved Flower School & Preserved Flower Order Arrange 

4月6日(土)お目当ては文具・キッチン雑貨やさん

滞在中、天気予報が唯一晴れ晴れ晴れ予報なので少し遠出します。

 

 

午前7時過ぎ、朝の光の中でオペラガルニエを見るのは初めてです。

今日は、貴重な「晴れ」予報。

マレ地区といわれる3区からサンマルタン運河越えて11区あたりに

出没します。

休養日にあてた昨日、まず1か所行きたいところを決めて、そこから

派生的に他にめぼしいところを探して界隈を街歩きする、という

戦法に出ました。

 

午前10時前ホテル出発、まず、パリメトロ8号線に乗るべく、

最寄りの「Richelieu-Drouot」駅に向かいます。

 

 

昼間はいざしらず、週末は以外にいいかもしれない。

お勤めの人がいないので、観光地のある大通りをはずせば、空いてます。

週末の大手町みたいなもん?

 

 

地下鉄の駅の入口だけでも、パリ観光した気分です。

 

★ここで、地下鉄にまつわるエトセトラ★

 

パリで地下鉄に初めて乗る皆さん、入口によって、

自販機の種類が限られるので気を付けましょう。

日本のように、どこの入口から降りても、オールマイティな自販機が

あるわけではないのです。

YouTubeで、切符の種類と買い方は予習してたけど、

入口によって、自販機の種類が限定されるってこと、

誰も教えてくれんかった~ あせるあせるあせる

え?そんなこと、実は常識なの?

 

 

ミヨレたちが買いたかったのは、👆 紙の1回券。

地下鉄はの利用回数を考えると、1日券とかは不要だったのです。

 

左側の紫のは、ナヴィゴというスイカみたいなカードを

持っている人専用の機械。

右側がナヴィゴ以外、紙のチケットも買えるオールマイティな機械。

ミヨレたちは右の機械でないとチケットが買えないわけです。

 

グーグル先生は、なぜか道路を渡った入口を示していたのですが、

道路を渡らなくても手前に入口があったので、はじめはそこから入りました。

そうしたら、紫の機械が1台あるだけだったのです。

二人でいきなりプチパニックになりました。

なんで?どこで切符買うの?

仕方なく、地上に上がって、グーグル先生ご指摘の入口に行きましたら、

👆写真の自販機&有人窓口があったのです。

グーグル先生天才?そこまで見越して道案内してくれてるの?

 

次にまたまたプチパニックになる事態がおこりました。

無事改札を通ったのはいいけど、どっち向きのホームかわからない。

しかも、なぜか8号線のつもりで改札を通ったのに、9号線になってる?

そもそも、フランス語案内しかないから、駅名とか行先名がわからない。

げっ!いいのかこれで?オリンピックもあるんだよ?

うろうろおろおろ、ミヨレはちょっと半泣きになりかけてた(実は)

 

そしたら、消火器点検中のRATPの腕章をつけたナイスガイが声をかけてくれ、

ミヨレがこの駅に行きたい、とスマホで路線図を見せると、

そのホームまで連れて行ってくれたのです。

しかも、自分のスマホで、フランス語⇔日本語変換をして、

説明してくれるという気遣いぶり。

フランス人って、自国民以外、とくにアジア系人種を見下してる

冷たくされたらどうしよう?と思ってたけど、ごめんなさい、

認識あらためます。昨日のモノプリのお兄さんもとっても親切だったしね。

 

で、わかったことは、溜池山王駅とか国会議事堂駅みたいに、

地下鉄のホームを進んで別の路線に行かなければならなかったということ。

しかも決定的にダメダメなのは、そういう指示板がでらわかりにくい

(なんで名古屋弁?)

 

もう、最後の最後、思わずお兄さんに握手求めてしまったよ。

 

自販機は、おそらく紙チケット全面廃止の途上とのことで、

いずれナヴィゴオンリーの機械に切り替わっていくだろうからまあ

いいとして。案内板はもっとわかりやすくして欲しいなあ。

 

というわけで、どうにかこうにかホームにたどり着きました。

 

 

まだ本日予定の出発点にたったばかりです。ぐったり。

 

 

さて、10時半過ぎに、目的地最寄り駅の「Filles du Calvaire」駅に

着きました。

地上に上がると、ああこれぞパリの下町?という感じ。

アメリが歩いてそうです。

 

 

駅の入口あがって直進のち、右折して振り返ると、

Cirque d’Hiver Bouglione

サーカスが開催されるコンサート会場らしいです。

 

グーグル先生に導かれながら、最初の目的地はここ!

 

 

パリのことを調べた人なら誰でも知ってると思われる

パリの老舗パン屋さん「Poilane(ポワラーヌ)」です。

 

 

お店に行った時は、お客さんが誰もいなくてゆっくり商品を

見ることができたし、クッキーやケイクを試食させていただきました。

ここでも店員の方が、簡単な日本語を話してくださったし、

フランスに対してのイメージがさらに上昇。

 

ポワラーヌは本来、パン・ド・カンパーニュ(田舎パン)が定番で

有名ですが、それよりも、特に観光客にとって有名なのは、

Punitionsピュニション(お仕置き) というクッキー。

このクッキーのお徳用袋入り、初日ギャラリーラファイエットで買って、

味の確認済です。

フランスのお菓子のイメージは、カラフル、甘い、くどい、(ミヨレ比)

だったんだけど、このクッキーは、「小麦粉・卵・砂糖・バター」の

素材の味です。ちょっと意外でした。

 

さて、次は、本日の遠出のそもそもの目的地へ行くのですが、

営業開始時間まで30分弱あるので、周辺を歩いてみます。

 

 

ポワラーヌを出てしばらくすると、あら、ラデュレが。

日本ではハレの日にしか買わなさそうな高級店ですが、

こうやって見ると、不二家みたいな感じ?

 

更に先に行くと、

「Marche Couvert des Enfants Rouges(アンファン・ルージュ市場)」

が!

パリ最古の屋根付き市場で、歴史的記念物に指定されています。

うっそ、営業してるやん。

実は、この界隈行くならここでランチもいいなと思って昨日

調べたら、グーグルでは土曜日営業時間外になってたのです。

なんてこと!

 

 

    

   

    

 

観光客も増えているみたいだけど、やはり庶民の市場感が満載。

いいなあ。こういう市場をもっとゆっくり見て、ランチでもできると良かったんだけど。

するならそれで、胃の調整というか食の配分が必要だからねえ。

 

 

 

ギリシア、トルコ系のお惣菜を食べることもできるし、もちろんテイクアウトも。

あ~、ドルマス(右写真に写ってるの・葡萄の葉でピラフを巻いたお稲荷さん的食べ物)

見たら、エスニック食べたくなってきた。

 

市場を出てまたもう少し進むと、お洒落な珈琲豆ショップ「Comptoirs Richard

があったり。気になったお店を見て、また街を歩く。

 

 

と、目の前に公園が見えてきました。

 

 

チャーミーグリーンのCM(古い?)に出てくるような老夫婦が

手をつないでたり、子供の声が聞こえたり。

 

Square de Temple」といいう広場です。

 

   

 

それこそ、普通の街の中の公園です。

昔、パリに住んでたMちゃんが、「観光地として有名なところでなくても、

パリには公園や広場がいっぱいあるから、楽しめる」と言ってました。

その通り。

 

 

パリで花見ができるとは。

のんちゃんがポワラーヌで田舎パン(カンパーニュ)を買ってくれたので、

それを食べながらしばし休憩です。

 

 

田舎パンって丸くておっきいけど、食べきりサイズを作ってくれているのは

嬉しい。近くに住んでたら毎日買いにいくよね。

少し温めて、チーズは生ハムをはさんで食べるのもよし。

 

 

土曜日なので、遊具のあたりには、ご近所のファミリーが

子供を遊ばせに来ています。

 

 

このお花、なんだろ。ジャカランダかな。

 

 

公園の周囲の「マンション」、とは言わないか。

アパルトマン?こういうところに住めると素敵だけど、

東京も目じゃないくらい高そう。

 

お店の開店時間が過ぎたので、そろそろ戻りましょう。

 

 

 

大通りに抜ける裏道。平日はopenしているだろうブティックや、

空手などスポーツセンターの入るビルの前を通っていきます。

 

パリの街はモノプリやカルフールほかスーパーがいたるところにあるけど、

こんな昔ながらの八百屋さんが多いです。

 

 

つやつやの🍎、美味しそうだけど、外国の🍎って、

意外と硬くて酸っぱいのよね。

 

 

春の訪れ。ホワイトアスパラガス、しかも、日本で売ってるような

ひょろっちょいのじゃなく、ぶっと~

 

あと少しで目的のお店・・の手前の不動産屋で、ちょっとリサーチ。

何かの間違いでパリに住むことがあるかもしれないし(ないない)

 

 

 

左;床面積17.4㎡

スタディオ(1ルーム)キッチン付きリビング+バルルーム(トイレ付)

210.000€(≒3,400万円)

右;床面積47㎡

アパートメント(玄関+リビング+ダイニング+ベッドルーム)

地下に(おそらく共有)ワンセラー!

546,000€(≒8400万円)

 

ほんまかな?グーグル翻訳で見たものなんで、間違ってるかもしれんけど、

東京のマンションなら私でも買えそうな気がしてきた・・

 

気を取り直して。

 

 

お目当てのお店、「Papier Tigre」という紙製品・文具店に到着~。

2022年寅年、タイガーつながり、タイガー魔法瓶とのコラボ

真空断熱ボトルを販売してたみたいです。

日本製品も置いてありました。

文具は日本製品の性能が一番と思いますが、

ちょっとしたデザインやセンスにずきゅんとやられて、

欲しいものが一杯ありました。でも何も買わず。

だって・・・高いんだもん。円安め。

 

次はもう1店舗、昨日のモノプリメゾンで火がついた。

キッチン雑貨のお店でに向かいます。

 

 

ベランダの植栽が素晴らしい。ちょっと盆栽チックなのもあるし、

ここでも紫の花。これはでも、つるっぽいから、藤の一種かなあ。

 

 

少し坂になっているただの道なのに雰囲気があるの~

 

 

これはサン・マルタン運河。もう少し写真奥に行くと、

ちゃんと運河が出現するけど、実はこのあたりは地下に

運河が流れているらしい。

 

 

大きな通りにでてきたから目指す場所はもう少し。

昨日お店紹介の記事を発見して、近くだしここも行こう!と決まった

「Landline」というキッチン雑貨のお店です。

自由が丘の「私の部屋」とか「キャトルセゾン」的なお店かな。

 

 

お店は・・あそこ!あっ!「は~い!bonjour!!」

カワイイ看板犬がお出迎えしてくれてます。

 

店内撮影はしなかったので写真はなし。

ここでも手に取って迷ってうろうろしたものもあったのですが、

うーん、やっぱり高いしなあ・・と、戻しました。

ヘルシンキでリミッターはずれた買い物もしてるし、

ブレーキがかかった。助かった。

 

結局、このお出かけではポワラーヌでの買い物以外、戦利品なし、だけど、

週末、お天気もいいし、パリジェンヌ気分でちょっとお散歩、という

雰囲気はどっぷり楽しめました!

 

ここで、いったんホテルに戻ります。

若い時はね、一気通貫、休みなしであちこち行けたけど、

数時間で歩いて、買い物もしてるからね。

ええ、還暦過ぎた立派なシルバー世代ですから。お昼寝に戻ります。

 

 

そして、帰りでも。地下鉄、入口はここじゃなくって~、

グーグル先生のいう通りにしなくちゃだめなのに。

やっぱり自販機に振られて、違う入口に行きなおしました。

とほほ・・

 

後半に続く。