三段活用!オウル⇒ヘルシンキ⇒パリ外遊記③ | miauler(ミヨレ)のブログ

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Preserved Flower School & Preserved Flower Order Arrange 

4月2日(火)オウルからヘルシンキへ移動、

ヘルシンキ半日お店めぐりの巻

 

 

午前5時前、夜明けのオウル。

スーツケースと一緒に滑りそうになりながらこわごわオウル駅に

向かいます。

 

駅に向かう人々、なぜか駅舎に入らず側面から直接ホームへ。

理由はこれ。

 

 

私たちの乗る5:21発IC20、どうやらオウル始発だったようで、

発車時刻20分前なのに既に乗車できました。

 

 

往路は普通車でしたが、復路は+21€してエクストラカー

(日本でいうグリーン車?)です。

移動続きとあかりちゃんにうまく会えるかの緊張とかもろもろで

結構疲れているだろうと思い、奮発しました。

 

 

コーヒーや紅茶、ハーブティがフリーです♪

 

海外の列車って、アナウンスもなく滑り出すように出発しますね。

いつの間にかするすると雪景色が流れていきます。

 

 

 

予想通り少しうとうとした後、午前9時過ぎ、

食堂車が営業開始のアナウンスを聞いて、お腹がそわそわ。

 

 

ヘルシンキに着いたらランチスルーして、お店巡り予定なので、

しっかり食べました。

ミヨレはSalmon soup, bread with spread(サーモンスープ)

@13.6€(2230円)

のんちゃんはPesto pasta with smoked salmon(燻製サーモンのパスタ)

@15.5€(2540円)

食堂車のごはんだし・・とあまり期待はしてなかったけど、

レベルかなり高し!特にパスタの燻製サーモンが秀逸で、

二人ともすっかり虜に。

 

列車はほぼ定刻通り、ヘルシンキ中央駅に到着しました。

振り出しに戻ってきた感じ。

本日から2泊する、「ORIGINAL SOKOS HOTEL VAAKUNA」は、

道路はさんですぐ横にあり、ホテルには12時ごろに到着できました。

 

 

👆 正面の建物がホテルです。地下に24時間営業のS-MARKET.

1階~4階はソコスデパートで、ホテルは1階にレセプションがあり、

客室は5階より上の階になります。

 

チェックインは15時なので、荷物だけ置きに

来たのですが・・なんとアーリーチェックインさせてくれました!

 

 

外の喧噪とうってかわって、ロビーは北欧家具がずらり、

落ち着く重厚感。

 

お部屋は6階607号室。

エレベータで上がってからふとガラス窓を見ると・・

 

 

ホテルの中から、ソコスデパートの売り場が見える~!!

(写真は翌朝撮ったものなので人がいません)

 

ここから、ルームツアーです。

 

 

入ってすぐ。第一印象はひっろ~い!でした。

スタンダードツインを予約してたのですが、

スタンダードツインでもエキストラベッド付の広い部屋を用意して

くれた模様です。

 

 

このミントグリーンと赤ピンク系のソファがお洒落だあ。

 

 

こんな部屋に住みた~い!

 

 

テレビの下、引き出しもついてないし、何の収納?と

あれこれやって判明しました。前板を前に引くと、

エキストラベッドでした!

 

 

写真だとわかりにくいけど、やっぱりマグカップは

ティーマ!しかも、日本では入手しにくい黒!

持って帰っていいですか~?

 

オウルでは高難度なシャワーブースでしたが、水回りは・・

 

 

 

明るくて広くて使いやすい!

今日はバスタブで足を伸ばせる~

 

 

目の前はトラム乗り場、カンピ方面を見渡せるビュー。

 

思わぬアーリーチェックインとお部屋のアップグレードに

テンションは高くなり、その勢いのまま、行くと決めているところの

巡礼が始まります。

 

まずは、トラム6番に乗って、IITTALA & ARABIA DESIGN CENTRE

に向かいます。以前はアラビアファクトリーショップという名称で、

基本工場で、見学もでき、アウトレットショップを併設していました。

現在、正規ショップやミュージアムなどが入っています。

(工場は海外へ、アウトレットショップはヘルシンキ郊外の

ヴァンター市とエスポー市に移転)

 

 

トラムを降りてすぐ、目の前に懐かしい風景が!

機能は変わっても、建物の外観はそのままです。あ~来たよ来たよ~!

 

今回は、まず8階ミュージアムへ行くため、エレベーターに

乗ります。

 

 

上から眺めるのは初めてです。上から建物をみると、工場だった

ことがよくわかります。

 

 

ミュージアムは、エキシビジョンもありますが、

常設としては、アラビア・イッタラの製品の歴史を見ることが

できます。

 

 

製作段階を見ることができたり、歴代の商品が年代別に

ずらりと並んでいるのを見たり、それはもう圧巻でした。

 

 

なぜはじめにミュージアムに行ったかというと、

ショップで使える15%オフ券がもらえるからなのです!

 

 

食器だけでなく、こういった陶板も作ってるんですね。

連れて帰ることができないので写真だけ。

 

ディスカウント券を握りしめていよいよショップへ。

さきほど、アウトレットではなく正規ショップと書きましたが、

B級品や、セカンドハンド・ヴィンテージのコーナーがあるのです。

フィンランドでは、使わなくなった商品に新しい息を吹き込む取り組み

がかなり浸透しているようです。

こちらのセカンドハンド・ヴィンテージコーナーは、ブランドの公式

リユースショップなわけです。

(日本でもアパレルの

オンワードが自社ブランドのリユースショップを展開してますね)

 

 

さあ、来たよ~ どど~ん!

中央は新作・定番の正規料金のコーナー

B級、セカンドハンド・ヴィンテージは奥の方にあります。

 

 

 

セカンドハンドコーナーで、ティーマの旧品もちらほらありましたが、

欲しい黄色とは出会えず。

結局ここでは何も買いませんでした。

円安なので、値段だけのことを考えると魅力はないんです。

ただ、同じものでも現地で買った、というのと、日本で通販した、

というのでは心象が違うんですけどね。何せ食器は重いので、

日本に連れて帰るものは、厳選しなくちゃ。

 

のんちゃんもミヨレも、今回目指すはヴィンテージ品なので、

出会いがなければさっさと次!

 

次に来たのはおそらくヘルシンキで一を争う品ぞろえというわれる

セカンドハンドショップ「Helsinki secondhand oy

 

 

まるでダンジョンのようです。(って、ダンジョン行ったことないけど)

奥がどこまで続く?食器だけでなく、家具や衣服などももちろん置いてます。

その中からまさにお宝探し。ここで黄色のティーマのスクエア皿を見つけ

ましたが、アラビアのロゴがなかったり、使用感が高かったので断念しました。

 

今回日程がタイトなので、「さっき行ったお店にもう一度戻る」

ということができません。なのでほんとに、どこで手を打つか?

勝負です。

 

 

セカンドハンド店ってどういうものか、だいたいの感じがわかったので

よしとして、次!

ヘルシンキの表参道的場所エスプラナーディ通りを通って、

目指すはArtek。これはセカンドハンド店ではなく、

れっきとした家具インテリアショップです。

 

なんですが・・「Helsinki secondhand oy」を出て少し

戻ったあたりで、「Momono」というインテリアショップが

目に留まってしまいました。

 

 

中に入ると、アラビア・イッタラのヴィンテージや、北欧デザイナー

の作品があったりで、「え~、こんなとこで思わぬ伏兵だよ~」と、

二人して悶絶しながら、店内うろうろ。

ここでの戦利品は、奇遇にもオーナーさん自身がデザインしたという

キッチンタオル!これはお友達へのお土産にもと思い、5枚お買い上げ。

 

 

寄り道しちゃいましたが、よい寄り道。今度こそArtekに向かいます。

以前はエスプラナーディ通り沿いにあったはずが、1本はずれた

集合建物内に入っていて、ちょっと探しました。

探し当てた甲斐があって、ここでミヨレに出会いが。

 

 

クッションカバーを2枚お買い上げ。差し色に黄色系のクッションカバーを

探していたんですよね。

実はクッションカバーはマリメッコ本社で見るつもりだったけど、

ここでまんまと吸い寄せられてしまいました。

これ、マリメッコでもいいのがあったらどうしよう?とか

思わないでもなかったけど、これは直観を信じるしかない。

結果的に、信じて正解でした!

この旅行で一番高価な買い物になりました。2枚で96€(約15,740円)

 

Artek出る頃は雨が本降り。傘必須。

トラムにのって、本日の最終地に向かいます。

Astialiisa」こちらはヴィンテージの北欧食器を中心に展開している

専門店になります。なので、お店に並ぶ商品もおすまし顔でかなり

状態がよいです。

 

ここでミヨレは念願のティーマの黄色の小皿と、キルシッカ

出会うことができたのです~クラッカー

 

 

ティーマの小皿は深い青と緑(これも現在展開されている色と

色味が違うんですよね~)を持っていて、明るい黄色を間に

入れたい願望がふつふつ・・だけど色のトーン的に、今の色味は

合わないんです。

 

そしてキルシッカのカップ&ソーサー

探していたのはコーヒーカップだったけど、こちらはデミサイズです。

でも、実物みたら、この柄はデミのほうがカワイイ!と思ったのです。

 

私たちが欲しいものがないね~とか話をしていたら、奥から日本人の

男性が出てきてくださり、なんとラッキーな!

お陰で日本語で探しているものを伝えることができ、

奥の倉庫からあれこれ出してきてくださいました。

キルシッカも、店頭に出てなくて、ダメもとで聞いてみたら、あっさり

「デミカップでしたらありますよ?」と。

これも出会いです。

のんちゃんも希望の品を奥の倉庫から出してきてもらって無事ゲット。

 

土砂降りもなんのその。本日の予定はすべて終了となりました。

移動続きなのに、ヘルシンキ到着後飛ばしまくったので、

ホテルに戻って早めに就寝です。

夕食は、ホテルの下のスーパーで購入したもので、祝宴を上げました。

 

 

列車内の食堂の燻製サーモンがあまりに美味しかったので、

サーモンのグリルをメインに、サラダバーでもりもりサラダ。

デザートは冷凍のブルーベリー。

お相伴はフィンランドの国民的アルコールというわれる「ロンケロ」

グレープフルーツ味。いわゆる酎ハイみたいなもんです。

 

いやあ、目まぐるしかったけど、お目当てに出会うことができたし、

良き日であったなあ。。

 

さて、明日は、本命ともいえるマリメッコ本社訪問です。