11月2日(水)中禅寺湖金谷ホテルから日光金谷ホテルへの移動します。
写真をいっぱいとりまくったので、
この日のブログは前半・後半にわけてお送りします~
■太陽の光がすべて、と実感の一枚
7時、キン!と張り詰めた空気を胸いっぱいに吸いながら、
中禅寺湖まで降りて散歩しましょう。
昨日もここを降りたのに、目に映る色が全然違います。
中禅寺湖沿いの道路から振り返ると、白い幹と紅葉をまとった樹々の奥に
ホテルの建物がちらちら。
湖面は静かなのに、太陽があたる山々は燃えていて、
湖面と山、手前の木でそれぞれ温度が違うのを感じます。
中禅寺湖の湖畔に着いたときはもう少し水面がもやっていたんですが、
みるみる晴れてきちゃう。
道路は意外に車が行きかうのに、湖面を見ていると、
車の音がさっと遮断されて、ひとり異世界にいるような感覚になりました。
↑ ↓ 少しの時間の差で、色がこんなにも違ってくる!
引いて撮ると陰影がでて色合いも変わってくる。
人が入ると、また印象深い一枚になります。(モデル;旅友)
湖畔でしばし、中禅寺湖の様相がかわりゆくのを見つめ、
ホテルに戻ります。
落ち葉も素敵な演出をしてくれる。湖畔にでてホテルに戻るまで
30分ほどなのに、見上げると、頭上はこんなに燃えていた。
昨日も同様のアングルで撮った空ぶろ(露天風呂)あたり。
気温が低いので、湯気がもうもう。早く朝風呂はいろっと!
その前に、ホテルロビーを上下目線で切り取ります。
階段途中からフロント方向。もう少しするとチェックアウトの人で
にぎやかになる。いましばし静寂の時。
フクロウ目線で。守り神のように見下ろしてます。
2階の宿泊者専用ラウンジに行ってみました。
この時間はドリンクサービスがないのが残念。
デスクも紅葉してます。
朝ごはんのピークと思われるころに、ひとっ風呂。
↓ こちらは、ホテルの公式サイトより画像をお借りしました。
狙い通り、数人のお客様しかいなかったのに、なぜか、内風呂に
入ってらっしゃって、露天風呂に行かれる様子がない。
???と思いつつ、露天風呂に行って、1歩踏み出してわかりました。
「あっつ~~~い!」
湯守りの女性スタッフが苦笑しながら、
「今、お水をだしてますから、もう少しお待ちくださいね」
少し熱めのお湯につかって、色々なホテル旅館を泊まりあるいている
上品なおばあ様と、ホテル・旅館談義。
リアルな情報収集ができました。
部屋に戻るころには、早朝の光から朝の光になり、
窓の外の樹々の色から、今日は暑くなりそうだなあ~という予感。
でも、セピアに加工してみても、なんとなく樹々の
色づきが感じられるのは気のせいかな?
さて、かなりお腹がいい感じに空いてきました。
朝食は、ホテルダイニング「みずなら」でいただきます。
ピークは過ぎただろうと8時半頃に向かうと、
なんと、現在席がないとな?
個人客がほとんどの様子だったので、ゆっくり出発なのかもしれませんね。
さて、席に着きました。全席、中禅寺湖側を向いています。
そう、この朝の光に照らされた木立を見ながらの空間で
朝食をとりたかったのです。
カップ&ソーサーじゃなくて、マグカップでコーヒー、なのがいいです。
マンゴージュースを所望、焼き立てパンとともに。
由緒ただしい朝食。
ちゃんと学習、卵一個分にしてくださいとお願いしたスクランブルエッグ。
この量なら美味しく食べきることができるのです。
旅友は、+料金追加で和食にチェンジ。
大正解だったようです。
おひつで来た御飯も完食してました。
次回はミヨレも和食にしてみる~!!
朝食を終えてお部屋でまったり。チェックアウトは11時なので
ひとねむりできます。
これ、シャトルバスの時間に合わせて行動してたら、ひといき入れる間もなく
バタバタしてました。
帰りももちろん、タクシーで移動します。
タクシーの手配については、ちょっと軽く考えてました。
山の上だからタクシーの営業所があるわけもなく、
日光駅近くからいろは坂あがってこなくてはいけないわけです。
それを失念というか考えが及んでませんでした。
朝食前にフロントの方にタクシーの手配をお願いしたところ、
「この時期なので、応じてくれるタクシーがいるかどうか・・・
探してみます」とのこと。
あああ、そうだよねえ。片道分ほぼただ働きで、しかも
数時間かかってなんて、嫌だよね。
結果としては数社確認してOKしてくれる車が見つかったとのことで、
無事、11時半にお迎えにきていただけました。
チェックアウトからタクシー到着までの間、ホテル周囲の紅葉を
これでもか!と楽しみます
↑冒頭の写真とほぼ同じアングル。
光の入り方でこんなにも違うんですね~
紅葉の絨毯は落ち着いた色あいなのい、樹々の葉っぱは、
太陽の光がすけて燃え盛っているように見えます。
紅葉とひとことで言っても、赤・紅・緋色・黄色・オレンジ・黄緑・緑と、
それぞれ単色だったり、グラデーションだったり。
しかもそれに光の透過が加わり、空の青、草や苔の緑、木の幹の白と、
ベースの色によって印象もかわる
神様のアトリエにお邪魔させてもらっているような、
もったいない至福の時間でした。
ホテルの正面も、昨日の曇り空のときとはまったく違った印象。
山全体が紅葉している様子は、さすが日光。
この時期、「日光の紅葉が見ごろを迎えました」とお決まりの文句で
ニュースが始まると、
「ふーん、混んで、渋滞もすごいのになんでわざわざ行くかねえ・・」
と思っていた自分をぶん殴りたい。
11時半より少し早く、日光駅からタクシーがお迎えに来てくれました。
すごく感じのいい女性の運転手さん。
なんと昨日に続き、本日も、車の混雑がほとんどなく、
通常通りの時間で来ることができた、とのこと。
こんなラッキーなことってあるのかしらん!?
そしてラッキーの上乗せ、運転手さんがほんとにいい人で。
華厳の滝も見たほうがいい、と無料駐車場まで連れていってくださったり。
いろは坂を下る途中も、そろそろ屏風岩だから見たほうがいい、
と、見どころスポットを教えてくださったり。
いろは坂はのぼりとくだりでルートが異なります。
中禅寺湖から日光への下り専用は「第一いろは坂」
「な」から「ん」までの28カーブ。
(のぼりの第二いろは坂は、「い」から「ね」の20カーブ)
↓のカーブは「ゆ」なので、かなり下ってきたところですね。
くだりの第一いろは坂のほうが、のぼりより勾配がきつく、
くねくね、急なカーブが続くそうです。
ちょうどツアーバスが2台先行していました。この長い車体で、
カーブをよく曲がり切れるものです。
ピンボケしてますが、いろは坂、上からみるとこんな感じなのですね ↓
この冊子とミニタオル、タクシー会社から?運転手さんから?
どちら主導かわかりませんが、お土産にといただきました。
しかも、華厳の滝で駐車した時間はメーター切ってたし、
タクシーを呼ぶとかかる送迎料金、メーターに加算してなかったような?
快適で楽しいタクシーで、この日のお宿、日光金谷ホテルには
ほぼ1時間ほどで到着しました。
東照宮の手前で渋滞にひっかかったのはご愛敬。
運転手さん、本当にありがとうございました。
この後はホテルに荷物を預けて、東照宮近辺など紅葉確認。
本日午後の部は、次のブログに続きます。
■中禅寺湖金谷ホテル、ダイニング棟付近