アフター50の人生設計譚 前置き | miauler(ミヨレ)のブログ

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〈前置き〉

義理の両親が亡くなり、遺産相続も無事終わった。
遺産といっても、庶民レベル。
ドラマになるようなもめ事もなく、義妹との関係も良好なので
手続き上のそれなりの面倒くささはあったもののスムーズに遺産協議書に捺印となった。

ざくっというと、旦那(長男)が不動産、義妹(長女)が現金・有価証券のたぐいを相続。

もっと平たく言うと、現在の我ら夫婦の住まいである3階建て(鉄骨ALC)ビルが
旦那名義に。(土地は借り物である)

さて。「不動産」なるものを相続してしまった。
私の本音は、「ありがたいようだが、自分たちには重荷である」なのだが、
相続人は旦那である。私のものじゃない。
本人の生まれ育った家でもあり、もちろん、旦那の意思が尊重されるべき。
なので相続しちゃったことについて、どうこういうつもりはない。

問題は、相続しちゃったものをどうするか?なのである。

人は、「ビル所有者になった」というと、「不労所得で老後は安泰だね~」というが、
私の心配は、「固定資産税・都市税」の支払い、
とりわけ、築22年間、何も手を入れて折らず、雨漏りをはじめいたるところ老朽化している
建物のメンテナンス費用などの支出の増加にある。

当然、ビルを有効活用しないと、相続損になってしまうため、
親の住居フロアだった3階に我らが引っ越し、
2階の2部屋を賃貸物件にして収入を得ねばなるまい。

そこで、まずはリフォーム。
雨漏りや給湯設備、水回り(キッチン、風呂、洗面所、トイレ)全般の改修。
「使い勝手がよくて綺麗なモデルハウスみたいなお部屋にしたいな音譜
という発展的リフォーム以前に、
「やって当然、やらねばなるまい」の、必須レベルリフォームが待ち構えているのだ。

加えて、3階に住居を移すことで、私的に多少は自分の居場所を構築したいという
ささやかな希望的リフォームもあるわけで。

そういうわけで、リフォームのためのアクションが始まった。

〈リフォームに至る道〉に続く。