【マンガ感想】
『晴れのちシンデレラ ４巻 （宮成楽）』
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晴れのちシンデレラ ④ (バンブーコミックス)
 宮成 楽 竹書房 2011-11-26 by G-Tools |
【あらすじ】
その凛々しいお姿、鋭い眼差しの持ち主は――ダンデレラ！？ TVドラマ“ダンデレラ”や伝説のお姉様登場と、今回も晴さんが大活躍！超庶民派お嬢様のハラハラギャップ生活☆
４コママンガです。
超極貧生活を送っていた主人公・『春日晴』。
ある日、消息不明だった祖父が油田を掘り当てたことで、一気にお金持ちになってしまう。
急な出来事だったために、超極貧生活のクセが抜けず、日々、『セレブらしい行動』を心掛ける毎日。
『春日晴』が通うお嬢様高校での出来事を中心に、『セレブとは？』を追い求めるコメディー作品。
という感じの作品でして、日々、食事にも困る超貧乏生活から、執事・メイドがいるお金持ち生活を
送ることとなってしまった主人公・『春日晴』の華麗なセレブな日々を描く作品です。
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ここからは、４巻の感想。
４巻では、前巻までと同様に、主人公・『春日晴』の華麗な（？）セレブな日々が描かれつつも、
『男シンデレラ（通称：ダンデレラ）』に関するネタが多く描かれたり、上級生が登場することと
なったり、お嬢様方とたこ焼き大会を開いたりと多くの話が収録されております。
そんな４巻で一番印象に残ったのが、上級生の登場ですね。
このイベントは、主人公・『春日晴』がいつも通りに登校している時に、飛んできたリボンを
キャッチしたところから始まりまして、そのリボンの持ち主であろうお嬢様と出会うこととなりました。
主人公・『春日晴』はそのお嬢様に面識は無かったのですが、そのお嬢様は主人公・『春日晴』の
ことを知っているようで（主人公は色々な意味で有名人）、いきなり腕を握られ、話しかけられる
こととなりました。
そして、そのお嬢様は、主人公・『春日晴』と少しだけ会話をした後、自分が開く“お茶会”へ
主人公・『春日晴』を誘うこととなります（『ワイルドリリー（いおり様のこと）』も一緒に誘われた）。
主人公・『春日晴』は見知らぬお嬢様から突然お茶会に誘われたことに非常に驚くこととなりまして、
「何故自分が誘われたのだろうか？」と混乱することとなりました（そのお嬢様が何者なのか判ら
ないことも主人公を混乱させていくことに・・・・）。
一人で悩んでいた主人公・『春日晴』に『カオル様』が声をかけてくれます。
『カオルさま』は主人公が持っている“リボン”を見た瞬間に、この“リボン”の持ち主が判ったようで、
驚くこととなりました。 『カオルさま』曰く、“リボン”をくれたお嬢様は、上級生の『虎姫』らしい。
転校生であまり学園に詳しくない主人公・『春日晴』はその名前を知らなかったので、皆に『虎姫』と
いう方の凄まじい噂を聞くこととなります。 噂によれば、『虎姫』がお願いすれば“国境が変わったり”・
“街が増えたり”・“砂漠にバラが咲いたり”するという伝説の上級生であったようです（まあ要は
常識では考えられないほどの超お嬢様である模様）。
そんな大変な方にお茶会に誘われてしまった主人公・『春日晴』は結局、『いおり様』と共に『虎姫』の
お茶会に恐る恐る行くこととなります。 これ以上はネタバレというかまだ読んでない方へのネタバレ
となってしまうので詳しくは書きませんが、主人公・『春日晴』の新たな特殊能力が判明したことに
大笑いしてしまいましたし、何よりも、このイベントを通して上級生陣が本編に続々登場してきそうな
感じにストーリーが進んで行ったことが個人的に面白かったです。
次巻も大いに期待したいですね。
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【総評】
о(ж＞▽＜)ｙ ☆ 面白いです！！
上記で取り上げませんでしたが、今巻は『男シンデレラ（通称：ダンデレラ）』に関する話が
多かったの印象的でしたね。 『男シンデレラ』ネタは、過去に数コマ程度に出てきただけであったと
思うので、ここまでメイン話になったことには驚きました（読者に好評だったのでしょうか？）。
いずれ、『男シンデレラ』の俳優さんが登場してくるのかもしれませんね。 楽しみです。
点数的には
９８点
です。
では、ここまで。