【マンガ感想】
『晴れのちシンデレラ ３巻 （宮成楽）』
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晴れのちシンデレラ(3) (バンブーコミックス)
 宮成 楽 竹書房 2010-11-27 by G-Tools |
【あらすじ】
超庶民派お嬢様のハラハラギャップ生活♪キレイ…だけどちょっぴり逞しいそんなお姉さんは好きですか…？
４コママンガです。
超極貧生活を送っていた主人公・『春日晴』。
ある日、消息不明だった祖父が油田を掘り当てたことで、一気にお金持ちになってしまう。
急な出来事だったために、超極貧生活のクセが抜けず、日々、『セレブらしい行動』を心掛ける毎日。
『春日晴』が通うお嬢様高校での出来事を中心に、『セレブとは？』を追い求めるコメディー作品。
という感じの作品でして、日々、食事にも困る超貧乏生活から、執事・メイドがいるお金持ち生活を
送ることとなってしまった主人公・『春日晴』の華麗なセレブな日々を描く作品です。
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ここからは、３巻の感想。
３巻では、２巻までと同様に、『春日晴』の華麗な（？）セレブな日々が描かれつつも、
バレンタインイベントが描かれたり、脇役だった『紅さん』や『みずきさん』がレギュラー化してみたり、
春日家のコック長である『藤咲さん』が新登場したり、『春日晴』の過去イベントが描かれたりと、
今巻も多くの話が収録されております。
そんな３巻で面白かったのが、『春日晴』の過去イベントですね。
この話は、今まであまり取り上げられることのなかった『春日晴』の子供時代を本格的に描く話でして、
ナント、この話では、『春日晴』・『春日あたる』の姉弟以外のキャラクターが２人も新登場しております。
具体的な内容としては、お金持ちになる前の『春日晴（子供時代）』が友人２人と共に山の主様を
捕まえに行くという話でして、この頃から『春日晴』の能力の高さが垣間見れる話となっています（笑）。
また、この頃から、「お姫様のようになりたい」という夢を持っていたようでして、子供時代から現在と
同じようにお姫様気質を持ち合わせていたことがエピソードして面白おかしく描かれています。
（↑『春日晴』の貧乏時代を知るかつての友人達との写真）
で、
個人的にこの話で面白かった部分は、この友人２人が大きくなって登場したところですね。
まあ、残念なことに、『春日晴』・『春日あたる』の姉弟の２人に出会うという話ではないわけですが、
この２人の友人が大きくなっても、『春日晴』・『春日あたる』の２人のことをはっきり覚えていた点や、
今でも『春日晴』・『春日あたる』の２人のことを慕っている点などからも、今後、何かしらの形で
再登場してくるのではと期待させてくれる話だったと思います。
もし、次巻があるならば、この友人２人と『春日晴』・『春日あたる』との再会イベントを読んでみたいです。
この４人がそれぞれにどのような反応するのか気になりますし、何よりも、この４人がどのような会話を
するのかが読んでみたいです。 次巻も楽しみです。
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【総評】
о(ж＞▽＜)ｙ ☆ 面白いです！！
登場人物全員が善人で統一されているので、ストレス無く読めるのが良いですね。
私自身にとって、この作品は理想の４コママンガです。 ４コマファンならばぜひとも！
点数的には
９６点
です。
では、ここまで。