『イカサマアシスタントへの道 1巻』の感想 | まんが栄養素

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【マンガ感想】

 

『イカサマアシスタントへの道 1巻 (志々藤からり)』

 

4403670520 イカサマアシスタントへの道 (UNPOCO COMIX)
志々藤 からり
新書館 2008-03

by G-Tools
 

 

【あらすじ】

マンガ制作の現場を支える頼もしい存在、その名は「マンガ家アシスタント」! しめきりに追われながらも愉快に過ごすマンガ家さんとアシさん達のお仕事ぶりをご紹介★ マンガ上達へのテクニック紹介も満載の、リアルでコミカルな助っ人コメディ!!

 

 

漫画家のアシスタントの仕事をコミカルに描いた作品。

 

いわゆるノンフィクション系の作品でして、

『漫画家のアシスタントとはこういう仕事をしている』

ということを、コメディータッチで丁寧に描かれている作品です。

 

ただし、そういう『アシスタントの仕事』が描かれているのは序盤だけでして、

途中からは、アシスタントが見た『漫画家の先生の観察日記』となっておりまして、

漫画家の仕事の大変さ、締め切り現場の修羅場、漫画家のプロ意識など、

いわゆる漫画家の生態をコメディタッチで描いている作品になっております(^^ゞ。

 

舞台も仕事現場だけで、キャラクターも3人(先生1人・アシスタント2人)だけですが、

ネタ満載の先生のおかげで、話のバリーションが多く、最後まで飽きずに読めましたし、

何よりも、コメディタッチで描かれているのが良いですね。

いや~、面白いですね~。

 

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【総評】

『漫画家アシスタント物語』ではなく、『漫画家観察日記』。

男女関係なく万人に受けるであろう内容・絵柄の作品です。

漫画家関係の仕事・現場に興味のある人ならば、より楽しめるのではないでしょうか。

 

点数的には

90点

です。

 

 

では、ここまで。

 

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