【マンガ感想】
『夏のあらし! 2巻 (小林尽)』
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夏のあらし! 2 (2) (ガンガンWINGコミックス)
小林 尽 スクウェア・エニックス 2007-09-14 by G-Tools |
過去記事はこちら → 1巻
【あらすじ】
古くから営まれる町の喫茶店で、少年が出会う年上の女子高生。 全てはそこから――…。 少年と少女達の過去と現在が交差する…。 小林尽が描くノスタルジックファンタジー、登場!
夏休みに、お祖父さんの家にやってきた主人公が、その途中で立ち寄った喫茶店で
過去からやってきたという2人の不思議な女性と出会うという青春ファンタジー。
2巻では、多くの謎が明らかにされました。
ノスタルジーを売りにする作品でほのぼの路線の話で行くのかと思っていたので、
まさか、第2次世界大戦時の横浜が舞台という『戦争』をテーマとする作品だとは思いませんでした。
『あらし』と『カヤ』という過去からきた幽霊は、昭和20年5月29日の横浜大空襲で死んでしまい、
『あらし』はその大空襲で多くの人を救うために・・・、『カヤ』は愛する人に告白するために・・・、
幽霊にとなって60年間、過去と現在を行ったり来たりしてきたようです。
ただ、
『何故、幽霊となってまで現代に現れてきたのか』
『何故、幽霊となってまで過去へ行こうとするのか』
というこの作品の肝というべき部分を2巻の時点で全て描いてしまったために、
もうこの作品で描かれるべきイベントはあまり残っていないと思われます。
たぶん、この作品が週刊連載ならば、これだけ早く話を進めることは無かったと思いますが、
この作品は月刊連載なので、ある程度のスピード感を求められたのかもしれませんね。
まあ、元々長期連載は考えていなかったと思うし、
『スクラン』のようにだらだらと長期連載できるタイプの作品ではないので、
3~4巻くらいで綺麗に纏めてほしいです。
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【総評】
良く出来た作品だと思います。
ただ、好みか好みではないかの2択ならば、好みではありません。
真面目に物語を描くのは良いのですが、マンガとしての面白さが少ないです。
点数的には
75点
くらいかな
大きなハズレは無いけれど、作者のファン以外は買う必要はないレベルの作品。
3巻以降もマンガとしての面白さは期待できそうにないかな。
では、ここまで。
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