『もののけもの 1巻』の感想 | まんが栄養素

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【日記】

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カーソルを乗せる(クリックする必要はない)と1日毎のアクセス数が表示されるのですが、

今日の数字は異常でして、朝にして一日分のアクセス数を超えています(笑)。

調べてみると、なんと忍之閻魔帳 さんが私の記事にリンクをしてくださっているようです。

ホント、有難うございますm(_ _)m。

 

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【マンガ感想】

 

『もののけもの 1巻 (ゴツボ×リュウジ)』

4047139041 もののけもの 1 (1) (角川コミックス・エース 86-11)
ゴツボ×リュウジ
角川書店 2007-02

by G-Tools

 

【あらすじ】

元祖”脱力系”!ゴツボ印の学園妖怪ギャグ
亡き祖母に代わり、人ともののけの調和を保つ”もののけもの”に任命された14歳の物部伊吹。故郷の中学で幼なじみのニコ達と新生活を始めるのだが、事ある毎に妖怪が現れて…。ゆるゆる妖怪ギャグ、第1巻登場!

 

 

田舎を舞台としたゆるーい妖怪ファンタジー。

お祖母ちゃんが亡くなってしまった為、田舎に6年ぶりに帰ってきた物部イブキ。

亡くなったお祖母ちゃんは、もののけと人とを繋ぐ『もののけもの』であったらしく、

その才能は孫である主人公に受け継がれており、色々あって引き受けることとなる。

 

あらすじからも判るとおり『もののけもの』と『妖怪』との戦闘ファンタジー・・・・なわけがなく(笑)、

次々と現われるヘンテコ妖怪をスーパードライな主人公が突っ込んだり説教したりと、

作者の過去の作品のような『良い意味でのいい加減さ』が前面に出た作品になっております。

 

で、脱力系をウリにするだけあって、『もののけもの』とそのデザインがかなりいい加減です(笑)。

あとがきで作者も書いていますが、作者の妖怪に関する知識は薄いそうで、

『キレる14歳』とか『キレる24歳』とか『生徒怪鳥』など独自の妖怪を中心に描かれており、

それがゆるーい雰囲気を演出しているわけですが、本格的な妖怪モノを期待している方で、

少しでも購入を考えた方は、気をつけたほうが良いと思います(^^;。

(あと、脱力系ですので、本格ストーリーも期待しない方が良いと思います)

 

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【総評】

ネットで検索してみましたが、あまり評判が良くないですね。

『中身が薄い』・『主人公の計算高い性格が受け付けない』などの指摘が大多数。

あと、絵も多少クセがあるので、好き嫌いが判れそうな作品です。

 

点数的には

91点

です。

 

でも、私は好きですよ(^^ゞ。

過去のコツボ×リュウジ先生の作品はあまり得意ではなかったのですが、

この作品に関しては、4コママンガのようなゆるーい作風でありながら、

青春コメディの要素も多く含んでいるので楽しめました。

興味がある方は、ネットで評判を調べてから買った方が良いかもしれませんね。
 

 

では、ここまで。

 

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