『動物のおしゃべり 1巻』の感想 | まんが栄養素

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昨日は高校生ドラフトの日でした。

岡山代表として甲子園で活躍した関西高校からは、

 

・『ダース・ロマーシュ匡選手=北海道日本ハム』

・『上田剛史選手=東京ヤクルト』

 

この二人が選ばれました。

かつて無いほど、当たり年だったのですね。

ぜひとも頑張って一軍で活躍していただきたいです(^^ゞ。

 

 

『動物のおしゃべり 1巻 (神仙寺瑛)』

神仙寺 瑛
動物のおしゃべり 1 (1)

 

過去に一度だけ雑誌で読んで以来、気になっていた作品です。

私は動物系のマンガは苦手ですが、この作品は私のような苦手な人でも読めますよ。

 

 

【あらすじ】

ミカちゃんの秘密…それは!?動物とおしゃべりができちゃうの!人気大爆発アニマルトーク4コマ!!

 

 

ほのぼの系の4コママンガです。

動物系の4コママンガで、新しい視点で描かれた作品となっています。

 

主人公のミカちゃんは、

①動物と喋る事ができる

②動物を擬人化できる

③幼稚園児のくせに、オバさん臭く、どす黒い部分がある(笑)

という特殊な能力を持っております。

 

まあ③はどうでもよくて、この作品の特徴は①と②ですね。

特に②はこの作品の特徴と言うべきもので、動物ならば犬・猫だけではなく、

カラスだろうが象であろうがゴキブリだろうがカブトムシだろうが、

何でも擬人化できる能力と、その動物全てとお喋りが出来る能力を持っています。

 

これは読んで貰わないとこの面白さを伝える事が出来ないのが非常に残念なのです(^^;。

人間くさい反応を見せる動物達が面白く、そしてほのぼのさせてくれる作品で、

メインの動物が犬とネコなので、多くの人が共感をもって楽しめると思いますし、

何より擬人化された彼等がなんとも愛らしい(^^ゞ。

 

そして、この作品を多くの人にお薦めしたくなった理由の一つに、

巻末に収録されている特別番外編が挙げられます。

メインの主人公一家と犬(タロー)、ネコ(サクラ)の出会いが描かれております。

特にネコ(サクラ)との出会いは涙を誘うほどの悲しく感動的な作品となっております。

正直、4コママンガでここまで感動したのは始めてかも。

お薦めですよ(^^ゞ。

 

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点数的には

88点

くらいでしょうか。

 

4コママンガのなかでもトップクラスの面白さを持った作品だと思います。

とはいえ、さすがに一巻も描くと、展開に少しマンネリ感が漂ってきています。

ミカちゃんはまだ幼稚園児なので独自イベントが描きづらく、

どうしても動物達のボケに頼ってしまいがちです。

 

なので、個人的には10歳離れたお兄ちゃんに話をシフトして欲しいですね。

今巻のラストで、同級生とのラブコメイベントが起こりそうな雰囲気になっていましたし、

女性から振られ続けているに、自分に好意を持っている人には気付かない鈍感さは、

主役としての素質十分です。

 

そういうのを期待しつつ次巻を待ちたいと思います。

 

 

では、ここまで。