小学校の思い出 | みみぴちがってみみぴいい

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みみp 小学5年生の時。



松本先生っていう とっても風変わりなオトコの先生がやってきた。 科目は図工。



どう風変わりかっていうと まず ボストン眼鏡に大盛りのアフロヘアー。



今風にいえばスキニージーンズにTシャツ。  当時 昭和50年前半にそんな小学校の先生は



見たことがなかった。





図工室にいる先生だったんだけど ワタシは元々風変わりな大人に好かれる傾向があったし



ワタシも風変わりな人に魅かれる傾向があるので 図工室に何度となく遊びに行った。



普通 児童が休み時間に遊びに行く場所ではなかった かもしれない と今思った。



行くと 聖歌隊みたいなマントを羽織って マグカップにコーヒーいれて 絵を描いていた。



ラジカセからは いつだってビートルズ。 段々 ビートルズ好きな6年生が入り浸たりだしたり



絵を描くのが好きな男子が通ったりしていたが ワタシはビートルズも絵も知らないのに通っていた。






先生は 校庭や近くの公園での写生の授業のとき 自分もすごく熱心に描いていた。



子供心に めちゃめちゃ上手いって解かるくらいの写生だから みんなで覗きに行く。 



すると風景の真ん中に UFOが浮かんでいる。 すんごいリアルなイラストだった。毎回である。



先生 また描いてるけど ここに飛んでないじゃん? とつっこみを入れるのが好きだった。




すると 「お前の眼は 見えないものを見ようとしないからだ。俺には見えるのだ」と決まって答えた。






絵の構図とかを子供に教えるんじゃなく 博物学とか哲学とかを子供に本気で語る大人だった。



七宝焼きの授業では いつだって 「七宝焼きの気持ちになれ」 と怒鳴っていた 笑



すぐ転勤になってしまったし 公立の学校だと 今どうしてらっしゃるかなかなか解かり難い。



けど 機会があったら 色んなことを聞きたいけどね 今でも 笑





学校教育の影響ってのは確かにあって ワタシはその先生に出会ってから





見えないものを見る 
いや
見えないものを信じる
見えないものを感じる




そういうことが できるんだ そしてワタシはそういうことが好きなんだ



ってことを 覚えたし学んだ。



まぁさ おやって言うスタンスで生きてる今 みぃの学校に松本先生がいたら なんていうかな 笑



なに あの頭 とか言うかな 笑



それとも 図工室に入り浸って あちこちのお母さんに噂されるかな 笑




なんていう 妄想までしてみたけれど 最近は風変わりな人より 綺麗でカッコイイほうが好みかな~~笑