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損保社員をしてる友達に 自転車保険に入ったらと勧められたことあり。 そして入った・・・
それくらい ワタシは自転車で怪我をしていた。
今 45歳になってまだ自転車は毎日乗ってますが あああの頃は若かったんだな って振り返る感じ。
今朝のこと。 狭くて細い住宅地を走ってたら そっぽむいたおばあちゃんが歩いてきた。
こっち向いて気付いて端っこ避けてーーー って祈りながら近づいたけど おばあちゃんはそっぽむいたまま。
ワタシはブレーキをかけて止まったんだけど 年寄りと猫は 困ったことがあると立ち止まるのだ。
じっとしたまま動かなくなった・・・狭い歩道のど真ん中で。
避けてくれるかと待ってたんだけど 年寄りの頭の回転と軸足のピボットは鈍い。
イヤイヤおばあちゃんだけでなく 45歳中高年のワタシの動きも 感心するほど鈍い 笑
歩道の真ん中でお見合いしたまま 相手にどうにかしてもらおうとナニカを待っているオンナ2人 笑
保険に入った頃だったら このおばあちゃんを避けるために車道に出て ぎりぎりのとこ走って電柱で
指をこすったり そっからまた歩道の段差に乗り上げようとして乗り上げきれずスライディングして怪我したり
『できて』 いたことだろうなぁ とふと思った。
人が避けてるアスファルトの削れたとこを無視して乗り上げて 自転車がはじけ飛んで転んだり
坂道の一旦停止を無視して気持ちよく降りてったら 横から車!!
驚いて 自転車を放り投げて着地して捻挫したり ← スカート茶巾になってパンツ丸出し・・・
前のかごに入れたバッグを盗られそうになったからって そのオトコの自転車を追いかけて
逆におまわりさんに追いかけられたり・・・ してたこともあったのになぁ。
若さを失ったつもりはない。 若さがワタシから勝手に逃げて行ったのだ。
そして 用心深くなったのではなく 若さゆえに出来た無茶や油断 勢いや閃きも逃げ行ったのだ。
今朝 若さに逃げられた抜け殻の老女が2人 歩道でにらみ合ってる姿を見ていた女子高生が
立ち止まってる私たちをするりと避け さらに車の往来激しい車道を すらすらすらっと走りぬけ
急いでるっていう動きをして消えていくのを 立ち止まったまま眺めていた。
来るもの拒まず 去るもの追わず
子供の頃から大好きなおじさんに教わった言葉。 この精神で色んなテーマを潜り抜けたいのである。