2005年春、悪性脳腫瘍が判明した母。

(グレード3から、グレード4の膠芽腫へ転化)

 

余命3年以内と言われながらも、18年間戦った母の、奇跡の記録です。2023年他界。

 

 

◇経緯に関する記事のリンク◇

 

・病院からの呼び出し

・恐れていた(てんかん発作

・脳腫瘍が自然に小さくなった!

・一度目の再発(大きくなっていた腫瘍

・手術の日(前編)

・手術の日(後編)

 

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脳腫瘍の手術前の事で、

書き忘れていた事がありました。




 

 

手術の前日。

 

院内併設の理容室に行き、

左側の髪の毛を

剃る必要がありました。



母は気丈に振る舞ってはいましたが、
やはり悲しい気持ちになったようで、


「床屋さんまで付いてきて」


と寂しげな声で言いましたショボーン


「もちろん、一緒にいくよ」

 

そう答えて、一緒に向かいました。

 


理容室に行く途中、

売店に寄り、ケア帽子を買いました。

 


母は、高価な物は持ちませんでしたが、

お洒落は好きでしたラブラブ

 


ケア帽子にも色々なデザインがあり、

色や柄も様々。

 

母の表情が明るくなりましたおねがい

 


そして、母好みの帽子を見つけ、

店員さんに言って早速試着。

サイズもぴったりだったので、

即購入しました!



その後、院内理容室へ。


理容師さんは、母と同年代で

気さくな感じの女性でしたニコニコ

 


母は、ショートカットにして、

片側を剃って欲しいと頼んでいました。


「あとは大丈夫だからウインク


母はそう言って私に手を振り、

鏡の方に向き直りました。



「時間、どれくらいかかりますか?」


と聞いてみたら、



「3〜40分くらいで終わると思いますよ」

との事だったので、

院内カフェに行って待機する事に。


30分を少し過ぎた頃。

理容室に行くと、
ちょうど終わったようで、

ケア帽子を被る母が、

私を見てにっこり微笑みました照れ



お金を払い、お礼を言って、

 

長い廊下を進み、エレベーターに乗り、

病室に戻ると、母はケア帽子を脱いで、

 

「どう?」

 

と笑いながら言いました。

 


しっかり剃ってあり、

 

少し驚いたけれど、

 

右側から見ると、ベリーショートが

意外と似合っていたので、

 

「いいねー!」

 

と答えました。



うまく気持ちを切り替えて、

 

前向きに振る舞う母。

 

 

強いなぁ!と、思いました。

 

 

 

アメーバpick、やっていますが、

私や母が、実際に購入し、

使ったり食してみて、

 

【本当に良かった物】や、

【継続して購入している物】だけ

 

pickしています♪

 

抗酸化作用のある食べ物や、

抗癌作用が期待されると

言われている物が多いです。