こんにちは、あみです!
今日は韓国語の一人称・二人称の話です。
ある日の授業で
生徒さんが申し訳なさそうに言いました。
いや、全然!
その気持ちすごい分かる!
テキストだとバラバラに出てくるし
その度に覚えてみてはいるけど
「あれ?どれだっけ?」ってなりますよね。
さらにテキストでは丁寧語だけど
ドラマではタメ口がよく使われてるから
「授業で習ったのは〝チェガ〟だけど…」
「今、〝ネガ〟って言ったよね?」
みたいなことが起こりますよね。
で、わざわざ聞くほどでもないかなって
やり過ごしてるうちにモヤモヤが募り…
なので、一旦!まとめましょう!
(やだ…小さくて見にくいわ…)
①私、アタシ、あんた
저: 私、僕
나: アタシ、オレ(タメぐち)
너: あんた、お前、君(タメぐち)
저と나はどちらも自分を表す単語!
丁寧形かタメぐちかの違いです。
TPOに応じて使い分けます。
(公の場では저、親しい間柄なら나)
너はタメぐちです!
英語のYOUみたいにフラットな意味じゃなく
「あんた」「お前」「君」にあたるので
気をつけましょう。
②〜は
저는: 私は、僕は(省略:전)
나는: アタシ、オレは(省略: 난)
너는: お前は、君は(省略: 넌)
③〜の
저의→제: 私の、僕の
나의→내: アタシ、オレの
너의→네: あんた、お前の
※내(私の)と発音が似てるので
区別するために 니と読まれること多い
의がついた方は
映画やドラマのタイトルなどに使われる。
会話ではよく제や내の短縮形を使う。
④〜が
제가: 私が、僕が
내가: アタシが、オレが
네가: あんたが、お前が
※내가(私が)と発音が似てるので
区別するために니가と読まれる
⑤〜に
저에게→제게: 私に、僕に
나에게→내게: アタシ、オレに
너에게→네게: あんた、お前に
⑥〜を
저를: 私を、僕を(省略: 절)
나를: アタシ、オレを(省略: 날)
너를: あんた、お前を(省略: 널)
どうでしょう…?
余計にモヤモヤしてないことを願います
まず、저と나が違う意味だと思っちゃうと
混乱が起きます。(同じ意味だよ!)
さらに나と너も「どっちが何?」
となりやすいのが困るところです。
どんな単語や文法も
出会っては覚えて…
忘れては思い出して…
確認しては忘れて…の繰り返し。
そのうちに自分のものになります!
(ファイティン)
では、最後に一曲紹介
ややこしい一人称・二人称が
サビにたくさん出てきます。
(ノンノンナンナン言ってます!)
(意味考えながら聞いてみましょう)
『바래』
(FTISLAND)
너를 다시 봐도
君を(君と)また出会っても
넌 넌 내 사랑
君は君は 僕の愛する人
수백번 봐도
何百回 出会っても
난 난 네 사랑
僕は僕は 君の愛する人
하늘이 맺어준 넌 내 사랑
天が結んでくれた君は僕の愛する人
네가 잠시 길을 잃은 것뿐이야
君が少し道に迷っただけだよ
다시 태어나도 너만 바래
また生まれても君だけを望んでる
다시 사랑해도 너만 바래
また愛しても君だけを望んでる
돌아올 거야 돌아올 거야
戻ってくるはず 戻ってくるはず
네가 없는 나는 없으니까
君がいない僕はいないから
ボーカルのホンギくん…
歌ってる途中で僕か君か
分からなくならないのでしょうか。
私は日本語で歌っても間違えそう(老化現象)