サルコペニア肥満について | 富山のくすりやさんのブログ

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★初回のご相談は時間がかかりますので、事前にご予約ください。
★併設・ひばり薬局では病医院発行の処方箋を受付しています。

★来月に骨密度測定実施します。

  9月10日(木)~11日(金) 

事前にご予約をお願いいたします。測定結果はその場でご説明し、骨の健康についてのご相談もお受けいたします。ご予約・お問い合わせは、最下段にあります店舗連絡先までお気軽にどうぞ。

 

 

 

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こんにちは。「富山のくすりやさん」ひばり快腸堂のまーさんです。

 

 

 

今回は最近耳にするようになった「サルコペニア肥満」について、いつものように”ざっくり”解説してみたいと思います。

 

 

 

サルコペニアとは、加齢性筋肉減弱症と呼ばれる病気のことです。読んで字のごとく、齢を重ねるにつれ筋肉量が減少し、機能低下を起こす症状のことを言います。

 

 

 

サルコペニア肥満とは、サルコペニア(筋肉の減少)の状態に”肥満”が重なった状態のことです。この状態になると、病気になるリスクが高くなることが知られています。

 

 

 


 

 

 

サルコペニア肥満の人が高血圧症になるリスクは、そうでない人と比較すると男性で1.7倍、女性で2.3倍にもなることがわかっています。高血圧症になると、動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞など死に至る生活習慣病を発症するリスクがあります。

 


 

さて、このサルコペニア肥満ですが、普通の肥満と違っていて見た目は少し小太り程度の場合が多いのです。こういう状態は、筋肉が落ちてきたところに脂肪が溜まってきていることが理由です。

 

 

 

サルコペニア肥満の原因として考えられるのは次の2つ。

運動量が少ないこと。

筋肉の減少は25歳くらいから始まると言われています。

食事制限によるダイエット。

ダイエットとは普通、カラダについた脂肪を減らすことですが、多くの場合筋肉も道連れにされ、一緒に減少していきます。

 

 


それでは、「サルコペニア肥満はどうやったらわかんねん?」という話になりますが、しっかりとした数値を把握したい場合は、病院で太もものMRI撮影を行い、筋肉と脂肪の比率を見る方法があります。

 

 

 

ですが、「筋肉量を見るためだけにわざわざ病院へいかなあかんのか~」とお思いの方もいることでしょう。「スポーツ整形外科」を標榜している病院・クリニックであれば、スポーツドクターの資格をお持ちの先生が多いのでより専門的かもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当店は医療機関ではないので診察やMRI撮影はできませんが、上記の体組成計を使って部位別(両腕・両脚・胴体)の筋肉量を簡単に測定することができます。

 

 

 

 

判定基準は

 

 

 

男性 *筋肉率 27.3%未満 

女性 *筋肉率 22.0%未満

筋肉量の40%が骨格筋と言われています。

*筋肉率(%)

    (筋肉量(kg)×0.4)÷体重(kg)×100

 

 

握力:男性 25kg未満、女性 20kg未満

 

 

歩行速度:横断歩道を一信号で渡りきることができない場合

 

 

 

 

サルコぺニア肥満にならないための対策としては、

 

 

 

 

・定期的な運動

下半身の筋肉を刺激する「スクワット」がおすすめ。

 

 

筋肉を作るBCAA(分岐鎖アミノ酸)の摂取

 

 

 

BCAA…ロイシン・イソロイシン・バリンの必須アミノ酸が筋肉を作り、修復する働きがあります。まぐろ・かつおなど赤身の魚、レバーなどの赤身の肉、卵・大豆・牛乳などにも含まれています。

 

 

 

ビタミンDの摂取

ビタミンDで骨を強くするだけでなく、筋肉の増強にも良いのです。日光浴もビタミンDを作り出すのに効果的。紫外線対策を万全にしてから、1日当たり15分程度日光浴してみるのも良いと思います。

 

 

 

・ビタミンB群の摂取

 

 

 

タンパク質を身体で使うためのアミノ酸を分解するのに必要です。胡麻・黄な粉・豚ヒレ肉・玄米などに含まれています。

 

 

 

食事量に注意

 

 

 

主食・主菜を組み合わせ、不足のないように心がけることも大切です。

                  

              食事量が少ない

                 ⇓

       筋肉を分解してエネルギーを産生

                 ⇓

              筋肉が減る

 

 

 

続きまして、サルコペニアにならないための筋肉量測定のお知らせを。

 

 

 

 

 

 

 

来月7日(月)~26日(土)まで、足の筋肉量測定を実施いたします。特に女性はもともと筋肉量が少ないので30歳を過ぎると、年におよそ1%の割合で筋肉量が減少していくことがわかっています。

 

 

 

 

■詳しくはこちら⇓■

http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2015/07/08/01.html

 

 

 

 

それを放置しておくと、太りやすくなる、肩こり、むくみ、冷え症などの不調があらわれたり、更には寝たきりのリスクが高まります。

 

 

 

体重に対する両足の筋肉量が22%未満の場合、寝たきりへの赤信号です。元気な今のうちから、健康的に歳をとっていくことを考えながら、日々の生活を送りたいものです。この機会にご自身がサルコペニアかそうじゃないのかを調べてみるのも良いかと思います。

 

 

 

それではまた。

 

 

 

 

 

 

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