誰にも期待されてないくらいが丁度いいのさ | グラボーを制する者は試合を制す

グラボーを制する者は試合を制す

どこの女子大生よりも熱く、黒い、女達の日常

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あの子はできてるのに、私はできない。
あの子は凄いなぁ。それに比べて私は…。



そこでなにくそ!ってチャレンジするでもなく、失敗を恥ずかしがって、これ以上評定下げないようにって座り込んでいた。










こんにちは☺︎ ‘17のカールです!
最近「おっ?」と感じた言葉と共に、よしなしごとを少しばかり綴りたいと思います。



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どんなときも慎重な私
考える前に始めるあの子 

自分があって個性的な妹 
人の意見にそっと合わせる私

ぜんぜん違うのに同じ道

いつの間にかライバルみたい 
二人の違いが差に見えて 
私だけが憧れてると思ってた 
いつの間にか話すこともなく 

悩みなんてないと思ってた
私とはぜんぜん違うから 
だからなのか違うからなのかな 
二人いることが支えになる 



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これは、JTのコマーシャルで使われている「姉妹を想う」という歌の詞。


この歌を聴いて私の中の何かが、
まるで蝶々結びのようにスーっとほどけていった。



それぞれに得意 不得意、可能 不可能がある。


それぞれに強みがある。
互いに、それぞれの武器を磨けばいい。



同じになる必要はなかった。



あの子はあの子なりのベスト
私は私なりのベストを。








負けそうな争いになると後退りして、保険をかけて、負けても悔しくない風を装っていた。

そうやって、本気になることから逃げていた。



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立ち上がれその心よ 
焼き尽くせ命の火を
どこまでもいけるよ君が望むのならば
なにもかも叶えにいこう
そしてまた笑い合おう
その真逆を煽る風が吹いているとしても
誰にも期待されてないくらいが丁度いいのさ
ここにいる意味を刻み込むのさ 何度倒れても
生きていく意味を作り出すのさ 何を失っても

君ではダメだと言われてしまったか?
君じゃない人の方がいいと諦められたか?
そんな言葉を本当だと思うのか?
まだやれるのにチキショーと叫ぶ君が主役の
明日を さぁ始めよう


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これは高橋優『プライド』の詞。
これまたコマーシャルで耳にした。



ある人が声をかけてくれた。

「カールは2番手、なんて思ってない。
もっと、プライド高く持ってていいと思う。」


一緒にコートに立ちたい、と待ってる人がいた。


カールじゃない方が…と考えていたのは私だった。








最後の試合が終わったとき、私は泣いていたい。



それは、嬉し泣きでも
悔し涙だったとしても。



本気だったからこそ、全てを出し切ったからこそ、涙が溢れ出るのだと思う。





最後のホイッスルが鳴ったとき、
スタンドに挨拶に行ったとき、
心から喜んで、あるいは「もっとやれるのに!」と泣けるように。




Do my best.




主役は私だ。



‘17 カール