(フェリア用のフラメンコ衣装の古着)
さて今回のお題は、ダンサー及びアーティストが絶対に興味があるけれど(暗黙の了解)で持ち出さないお給料(お金)のお話をしたいと思います。
「バレエ以外にできること」をもちましょう。
この助言は非常に正しいと思います。
また、「踊ること以外にできる事を増やす余裕がないなら、プロフェッショナルなダンサーは成功しないでしょう。」
と断言しています。
インターネットの情報でよくダンサーの平均年収は200~300万以上とあるのが、(良い時でそれだけ)と言う話が上がっています。
「(日本の)バレリーナの50%以上が年収100万以下のようです。」
と言うことは、月8万円以下のお給料。バイトをしないでの生活は経済的にギリギリですよね。
したがって、可能であれば海外のバレエ団に所属して公務員並(20万~30万)くらいのお給料を貰えるように頑張るようですね。
でも海外の物価が高い場合もあるので、貯金はできないようです。
しかしながら、↑のバレエダンサーのアカデミーを複数経営しているこの方。YouTube を始められていると言うことは、「何かしらマーケティング効果」が目的だと推測します。
しかしながら、アーティストさん達に対して「お金の勉強を確りしなさいよ。現実を理解しなさいよ。」と訴えているのは非常に大事な事だと理解します。
それを知らずに、何となく夢を見てバレリーナを目指し人生を台無しにしてしまう、若い人達への心がこもったアドバイスですね。
「教えないと食べられませんよ!」
と言うアドバイス。
お金の事情は人により違うかもしれませんが、親がサポートしてくれなかったり、パートナーが経済的に助けてくれるような「柱立て」がなければ、お金の勉強は非常に大事な事だと理解しています。
ダンサーYoutuber さんを目指す人達が増える傾向を見受けます。「これはリスクが少なく始められる投資だと個人的に思います。」
※可能性は高くありませんが😱
また、富裕層のお客さんを増やして「会員制」のクラブなども良いかもしれません。
皆生活があるので、(富裕層でないと) お金がないと毎週公演を見に行かないし、行けないと思います。
現状それが難しいので生徒や繋がりが強い仲間が半強制で観に行く場合が多い現状もちらほら。
「生徒ライブであっても、本当に高いな〜と思うチケット代金も本当に沢山あります。😅」
もちろん場所代やスタッフ代金も含まれているのですが。もしかしたら、収入ゼロの場合も沢山あるんだと想像します。
結果、このYouTubeバレェ講師の方が話すように団員や常連(生徒)に収入の比重がかかってしまう、原因はお金(ビジネス)の勉強をしないで、ビジネスをしているからかもしれません。
世界中には富裕層と呼ばれる、お金持ちが存在するので、お金がある人達が投資してくれるようなビジネスモデルを芸術関係がつくれたらバランスが取れるのかな?😱
ビジネスが需要と供給と言うルールは変わらないが、あからさまに「搾取される、されない」と言う意味が分からないビジネス手法もたくさん目にしてきた。
昔習っていたエレキギターの先生も話していたが、「売れる曲」を作るのは非常に難しい。
でも、僕には「自由に曲をつくれる環境」はほとんどないと。
あるスペインのギターリストのアカデミア常勤勤務でのフルタイム給与は700€前後(日本円で9万以下)だと聞いた事があります。
つまり、他に副収入源がなかったり家族のサポートがないと生活はできません。
だから、好きな事をしながら「できる事を増やす」のは非常に大切だと本当に思います。