過激派的「営業」で行こう♪ | 御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

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 最近、人と話していると笑われるのですが、「俺、なんか弁護士、馴染んできた気がする」と思います。・・・弁護士25年目なんですけど。
 弁護士になった頃は、あまりその事件処理という弁護士の弁護士たる業務については、自信が持てませんでした。まあ、当然といえば当然か・・。

 今だって、常に自信満々というわけではありませんが、集中し、勝負する、という弁護士の弁護士たる業務について、とても面白いし、やりがいを感じます。有り体にいえば、経験の積み重ね、ということなのでしょうが。

 一つは、この間、建築家の友人と話していて思ったのですが、「専門家という職業(プロフェッション)は、経験・積み重ねが自分の成長につながるから得だよね。」ということはあるのかな、と思います。失敗も成功も積み重ねが自分の財産になって「次の仕事」に役にたちますからね。年齢と経験を重ねて士業としての自分の技を磨いていくのは、楽しいことです。サムライ的っていうか、ガンマン的っていうか、職人的っていうか。

 そして、もう一つ、自由業であり、かつ社会に責任をもって人々の立場で権力と対峙する歴史的存在としての「弁護士会のメンバー」としての誇りを持つことがますます問われる時代、だと実感するのです。

 どちらも、事実を見極め、知恵を絞り、そして実践することで、事件処理と社会における行動は、自分の中でも双方に影響しあい、フィードバックして、いい影響を与えていると自負しています。

 「森川さんって過激派じゃないの?大変でしょ」なんて言われることもあるのですが、弁護士会の中で「司法改革」はおかしいと声をあげてきたり、改憲反対や反戦、ホームレスの問題に取り組んできたことが「過激」なのであれば、それは「誇り」です。
 
 「過激派」で結構、いや、むしろ「過激派」と言われるくらいキチッと闘う弁護士として信用され、それを弁護士としての「営業」に繋げていこう、というと思っています。
 チェ・ゲバラも「人間への愛、正義への愛、真実への愛。愛の無い真の革命家を想像することは不可能だ。」なんて言っていますが、今、革命家のように愛のある弁護士が時代に求められていると思うのです。

 大変な時代です、普通に生きていくこと自体が大変です、それでもワクワクしながら、成長しながら、弁護士を楽しんでいきたいと思います。