「独立国家としては攻められたら自衛するのは当然の権利」みたいなことを、ちゃんと、具体的に考えたことはありますか?私は、あんまりなかったなあ、これまで。
本日、沖縄戦の「慰霊の日」、安倍首相に対しての「帰れ!」の声が印象的でしたけど、沖縄戦のとき、沖縄の人たちは日本の軍隊に守られた、と言えるのでしょうか。「集団自決」みたいな狂気は何故、起こったのでしょう?
疑問1
まず、自衛という場合は、何を守るのでしょう? 歴史的に言って、日本の軍隊が、日本の国民を守ったことはないと思います。日本の国民を犠牲にしたことはありますが。なので自衛の保護対象た「国民」っていうのは誤解だと思うな。日本の大企業や政府自体ということはあると思いますが。違いますかね?
疑問2
衛る、という概念ですが、具体的にどうすることでしょう?相手方の軍隊、すなわち動員されたり、様々な経済的事由などで軍隊に入らざる得ない兵士たちを攻撃し、傷害を負わせたり、殺したり、もしくは殺られたり、一生残ような傷害を負わされたり・・。それでも「衛る」ためには仕方ないのかな?
疑問3
それでも「国」たとえば「日本」を衛る、ってことの意味は何でしょう?「国」って絶対なの?なくてはダメなの?民族とはどこが違うの?とかね。ともかく、国とか日本とか自明のことと考える必要あるのかな?そのために殺しもオッケーっていう理屈がわからないな。「慰霊」だとか「靖国」だとか「戦没」とか後で理屈つけても、「無駄死」「犬死」は隠しようがないのでは?そりゃあ、遺族としては「なんらかの意味があった死」って思いたいの当然だけど。その気持ちを利用して「意味のあった死」って祀ったってなんの意味があるの?
・・・てな具合に、「自衛戦争」って「建前」も疑問があります。そんなの幻想じゃないの?俺、非国民?反日分子?