私の表現の自由(具体編) | 御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

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 自分が言いたいことがある場合、うん、多くの人に伝えたいことがある場合、皆さんならどうしますか?どうできますか?

 明日も朝から裁判所の前でビラを撒きますが、あとはブログを書いたり、自分の職場(弁護士会)の総会や議会(常議員会と言います)で発言したり、デモや集会に参加したり・・・それが私の具体的な表現の場です。

 ああ、あと、弁護士会の選挙に立候補したりね。実際、第二東京弁護士会の副会長を2004年にやりましたし、その後、日弁連会長選挙にも立候補したりもしました。
 憲法改正国民投票法が上程されたときは応募して、衆議院の公聴会で反対意見を述べたこともありました。まあ、呼ばれる限り、講演みたいなこともやります。学生に呼ばれたら富山大学当局からはプラカードで名指しで追い出されましたけどね。
 
 ま、そんなところかな、私の表現の自由実現手段は。もっといい方法がありますかね? 本は出してみたいな。

 みんなに伝える方法があるのであれば、いろいろ試したいと思います。もちろん自分にとっての「いつもの方法」には限界を感じるし、今、国会で上程されている「盗聴拡大」等の一連の刑事司法改悪立法が成立したら、こんな私の表現方法ですら、ますます制約されそうです。

 そもそも、自分の言いたことが皆さんに価値あることかどうか、わかりません。ありきたりのことだとも思います。何かが伝わればいいな、とは思うけど、伝わるどころか、無視・制限の対象になりつつある気もします。

 ただ、これまでも不十分ながら私や私の仲間たちが発信していた危惧がどんどん実現しようとしつつある現在の状況を見るにつけ、やっぱり、頑張ってしっかり情報を取捨選択し、自分の意見を磨き、それを発信していこう、そうしなければ悔いが残る、とは思っています。

 伝わりやすさ、伝える方法は常に検討しますが、それ以前にともかく「中身」を端的に把握し、薄めることなく発信することに努力したいと思います。自分と自分たちに関わることについて。