素直であること 自由であること | 御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

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決してひねくれ者ではなく、割と、素直である、というのが自分自身の自己認識ですが、どうなのかなあ・・
そして、素直、というのは、必ずしもいいことばかりではなくて、ある時点である発想に素直である、ということは、次の瞬間には「思い込み」や「考えなし」になってしまう危険性があるのかなあ、と思います。
つまり、素直なら常に、フレキシブルに素直でないとならないのではないか、ということです。

一つの発想、方針について、「おお、これはその通りだ、素晴らしい」と思って始めても、やっている途中で(これでいいのかな?)とか(なんか違うなあ)とかの違和感が出てきた時には、その違和感に素直になった方がいいのではないか、ということです。

これがなかなか難しい。前言撤回になることを含め、自己を一旦、否定することになりかねませんからね。他人のことを、とやかくいうのは簡単だけど、自分で自分のかつての素直な判断を再評価・再点検するのは勇気がいることだと思います。

「これは、本当に今の自分のやりたいこと、やるべきことなのか?」と常に問い返す、というのはなかなか大変です。どこかしら肯定したいし。

しかし、たぶん自由であるということは、そういうことでないと得られないのではないのかな、と。案外、過去の自分(の判断)に拘束されていることは多いなと、自由ではないなあ、と自省しているわけです。

学習し、考え、思想を確立しつつ、さらに、内省的に自己の点検をしていく、これが大事なのでしょうけど・・・。

それでも、自分が自由じゃないとね。自由で開放的でないと。自分として面白くない。面白くないというか、納得できない、です。

やりたいことをやる、が自由ですけど、囚われずにやる、というのには、努力と勇気が必要だなあ、と思うのです。かと言って、用心深く、何も考えを確立せず、表明もしない、というのはもっとなんだかなあ。自分の自由を自分で決めて、突き進む、そして、見直すということの繰り返しが大事なんだろうなあ、と思うのです。・・・備忘録的に。