「君が僕を知ってる」という清志郎の信頼 | 御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

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 朝から、イヤホンで「君が僕を知ってる」「気持ちE」「トランジスタラジオ」「スウィート・ソウル・ミュージック」「いいことばかりはありゃしない」と立て続けにRCサクセション・メドレーを聞いていたら、なんか元気が出てきました。
 「君が僕を知ってる」という、かなり甘えた(♪)ラブソングですが、なんというか、「世間」「権力」「マスメディア」を想定しながら聴いていると、友だち、仲間同士の信頼こそ大事だよね、というようなピュアな想いが結晶したいい歌だなあ、と改めて思います。伊坂幸太郎氏の『ゴールデンスランバー』も似たような・・・。

         今までしてきた 悪いことだけで
         明日僕が 有名になっても
         どうってことないさ まるで気にしない
         君が僕を知ってる

         誰かが 僕の邪魔をしても
         きっと君はいいこと思いつく
         何でもないことで 僕を笑わせる
         君が僕を知ってる

この辺の清志郎のナンバーは、私が18歳~20歳頃よく聴いていた、そして、バンドでも演奏したことのある曲(スウィートソウルミュージックとか)ですけど、鬱積した感じ、跳ね上がりたい感じ、恋愛への憧れ、そして、なんとなく世界が納得出来ない感じとかが詰まっていて、要するに「青春」という感じです。

         何から何まで君が わかっていてくれる
         僕のことすべて わかっていてくれる
         離ればなれになんかなれないさ

 実際、ここまで信頼出来る関係、というのはなかなか構築出来ない、というのが現実だとは思いますが、少なくともそういう人間関係に憧れを持ち続けるというのは大事なことだと思います。