ROCK、ロック・・・すっかり、オトナ、いや「オヤジの嗜好」みたいなトコロに押し込まれている感じですけど、いいロックが溢れていたのは60年代後半から80年代始めくらいかなあ。
今も、雑誌の表紙には、チャーや、レッドツエッペリン、ジミ・ヘンドリックス、そして、ローリングストーンズが出てきます。
それってスゴいよなあ、だって、35年前と変わらないもん、その頃から、ロック雑誌の表紙はそんな感じだったし。
だからこそ、「オヤジ世代の音楽(クラシック)」みたいな扱いになってしまうのでしょうが、聴いている若者もソコソコは居るのでしょうけどねえ・・・。
ROCK・・・まあ、音楽であると共に、ファッションであり、生き方であり、反骨精神であり、不良であった・・・わけです。
そりゃあ、10代~20代の心を捉えるよなあ、と思うのですけどね。
70年代来日出来なかったストーンズ、「銀座NOW」で見たヴァン・ヘイレン、来日出来たけど大麻で逮捕されたポール・マッカートニー、「夜のヒットスタジオ」で楽器から離れて踊りだすポリス、テレビカメラに向かってガムを吐き出す清志郎・・・。まあ、ヤンチャな人たち・・・が素晴らしい音楽を作り、演奏するっていうのは、憧れるよなあ。
私の「自由」のイメージは、そういうロックから得た、という気がするのです。憧れの自由・・・ロック喫茶の煙草の煙、日比谷野音、屋根裏・・・。
だから、自由とは、はみ出すもの、イケナイもの、アブナイところにあるもの、といった「解放と緊張の狭間」みたいなところにあるビリビリする感じ、シビレル感じ、だよなあと思います。
そういう「自由」を求める人たちを弁護するのが弁護士じゃん、と思うのです。ダサかろうが、笑われようが、ROCKを感じる自由を求める仕事がしたいですね。
