自己規定としてのオトナ | 御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

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 自分がオトナである、と自覚することは、現代人にとってはツラいことなのかもしれません。ああ、ここでいうオトナは、言い訳としての「大人だから出来ない」話法のオトナではなくて、「オトナだから責任がある、やってやる」の方のオトナ、です。

 いつまでも、永遠に、若く、子どものままでいたい、みたいな、なんというか、主体性と自発性と責任が奪われて、権力・資本の手のひらで「自由」を満喫させられている「若さ」の世界で生きている人は多いかもしれないと感じるときはあります。

 けど、まあ、いつかはオトナにならなければならないわけで・・・。

 RCサクセションの最後のアルバムの『空がまた暗くなる』という曲では清志郎はこう歌ってます。
 
 おとなだろ 勇気をだせよ
 おとなだろ 知ってるはずさ
 悲しいときも 涙なんか
 誰にも 見せられない

 ああ こどものころのように
 さあ 勇気を出すのさ
 きっと 道に迷わず
 君の家にだどりつくさ

 おとなだろ 勇気を出せよ
 おとなだろ 知ってることが
 誰にもいえないことばかりじゃ
 空がまた 暗くなる

 もう、20年以上前なので、初めて聴いたときは「へえ~、清志郎もオトナになるのかあ」と思ったものです。でも、思えば、10代から風当たりの強い曲を歌っていた清志郎は、とっくにオトナだったのかも・・・。

 オトナっていうのは、厳しいですね。オトナは子どもより厳しいです。子どもの頃、出来なかったことも出来る分。

        かっこいいオトナになりたいですね♪