「自衛戦争反対」のプラカードを | 御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

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 ともかく、今、大事なのは、自衛戦争反対!ときっぱり言い切ることかもしれません。集団的自衛権行使容認は反対!は、もちろんですが、他国の為、という名目でなくて、自国防衛、という名目の戦争こそ危険ではないでしょうか。

 「どこかの国が攻めて来るぞ」とか、また、領土防衛、とか口実はいろいろあったかとは思いますが、「侵略するぞ」と始まる侵略戦争はなく、「自衛のため」ということで侵略戦争は始まる訳で、その口実を与える自衛戦争こそ反対すべき、だと思います。

 だいたい「自衛」って何? 誰を誰から守るの? 具体的には各国の資本の利権を守る場合以外の自衛戦争ってあるの? なんでアメリカがシリアを攻撃するのが「自衛」なの??

 前も書きましたけど(http://ameblo.jp/mfb1991/entry-11899328670.html)、個別的自衛権はある、とか、自衛戦争はしょうがない、中国が攻めて来たらどうする?みたいな排外主義的ナショナリズムで、あっという間に、「自衛という名の侵略戦争」に持って行かれないよう「歴史的な」注意が必要な時代だと思います。

 やってられない日々にあるのは、各国の99%の民衆の実態でしょう。それを「他国のせい」にしてしまうのが排外主義。そうではない、1%が利権と富を独占しようとするがために、99%を犠牲=動員するのが戦争でしょう。

 国を主体、主語、とする言語に気をつけましょう。国家は、我々と対峙する存在であっても、同一化する存在ではありません。国の政策に逆らう国民は「非国民」です。国の政策とは原発や戦争や庶民の消費税値上げですが。

 本当に、ここまで来るとは思いませんでした。様々な反戦行動、つまり、集会やデモがあるとは思いますが、きっぱりと「自衛戦争反対!」を言い切って行くことが大事な時になってきた気がします。「遠くの戦争よりも近くの戦争」、こちらの方が、現実的な脅威です。自国の政府に殺されないよう注意しましょう。