もう何年、通っているのか・・・それは、近所の区民プール(屋外50m)であり、図書館であり、そして、駅前や公園の盆踊り・・・。
子どもの年が比較的離れているので、なんだかずっと、そういう世界に居る気がします。そういう世界とは、ラジオ体操や、盆踊りや、区民プールや、自由研究なんていう「小学生の夏休み」的な世界。
ということで、休みの日も朝から全力投球感アリアリなのですが、基本的には楽しいな、と思います。自由研究の工作して、プール入って、夜店で生ビール買って、東京音頭と炭坑節踊って・・・♪
半径500m界隈で成り立つ事柄ばかりで、地域社会ですね。よく顔をあわす方に「まあ、(お子さん)大きくなったわねえ」とか言われて挨拶したり、盆踊り行けば、今は、別々の高校に通い始めた、上の子の同級生たちがでっかくなり、生意気盛りになりつつ、「みんな、でかくてウゼイ」なんて言われながら、久しぶりの再会を楽しんでいる様子。私にとっては、生まれ育った新宿・柏木が故郷ですが、子どもたちにとっては、ココなんだろうなあ、と改めて思います。
盆踊りでの、立ち話でも、顔見知りのお父さん仲間とは、いろんなことを話します。もちろん、それぞれの子どものこと(学校、部活、反抗期ぶりなど♪)から、私が色々発信していることを知っている方とは、やはり、原発のことや戦争のことも。
こんな地域が、日本中、いや世界中にあるんでしょうね。それが集まって世界が構成されている。
人為的に、そういう地域=子どもたちにとっての故郷(ふるさと)が奪われるということは、非人間的・非コミュニティ的なことですね。原発で奪われた福島の故郷、戦争で破壊されるガザ、などなど・・・。
子どもたちが楽しそうに集まる、少し大きくなってからも誰かに会えるかも、と思って出かける、そういうお祭りとかイベントとか場所とか、きっと世界中にあるのでしょう。
そういう故郷=地域をそれぞれ大事にしていく、時には、大きなものと闘いつつ、それは、故郷を持って育ってきた大人の責任だなあ、と思います。
