日弁連の「集団的自衛権」規定はおかしい。 | 御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

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 先日17日、日弁連主催の集団的自衛権容認反対のデモ(主催者曰くパレード)に参加しました。弁護士約350名の結集で、急な呼びかけの割には、まずまずだったと思います。10月にはまたやるとのことなので参加したいと思います。
 弁護士が戦争反対に立ち上がること自体は、とても大事で当然のことです。この取組みに賛同しています。
 
 ただ、この時のシュプレヒコール及び配られていたウチワで知ったのですが、日弁連の集団的自衛権規定は、どう考えてもおかしいと思います。

 日弁連は、集団的自衛権を「外国の為に戦争すること」と集約しています。そして、「自国が直接攻撃されていないのに」ということを強調しています。

 しかし、これだと、まるで「日本が攻撃される場合には戦争もやむを得ない」つまり、自衛戦争を肯定しているかのように読み取れます。
 20世紀のすべての侵略戦争は「自衛戦争」の名のもとになされています。

 そもそも、閣議決定は、国家の存立とか、国民を守るため、とか、もちろん1%の資本を国家=国民としているわけですけど、外国のため、などとは言ってもいません。

 アメリカ従属説などいうのもありますが、安倍政権の靖国参拝、北朝鮮外交等、そして排外主義は反米対抗性があからさまであり、事実としても間違っているでしょう。

 日本のための戦争も反対、それが当たり前ではないですか?日本と言っても、資本です。我々と外国の民衆が殺し合う理由はありません。

 何かと排外主義を煽る報道が多いですが、くだらないです、戦争、つまり民衆が動員されて殺し合う理由にはなりません。

 自国のための戦争、それは、自衛の名の強盗戦争です。きっぱり反対の声をあげましょう。