ワールドカップが終わりました。今回のドイツは強かった。個人的にはメッシのアルゼンチンを応援していましたが敗退。ブラジルもアルゼンチンも新自由主義で国民の生活は破綻しようとする中の「お祭り騒ぎ」ではありましたが、まあ、こういう結果です。南米の人々は「医療と教育不足」の現実に一挙に引き戻されるでしょう。
日々の生活の中で、生きる地域、環境、そして国等により「世界」は異なるのでしょうが、今やメディアによりIt's a small worldではあります。地球の裏側の「今」がすぐに知ることができます。まさに、世界は狭い、世界は一つ♪
ということで、週明け、そしてW杯も終わったことだし、気分を入れ替え、いつものようにネットにお気に入りのCDでもアップして盛り上げていくか、と思ったのですが、どうしても、ひっかかるのは、やはりイスラエル軍のガザ侵攻。現時点で死者170名、負傷者1100名以上とのこと。
これも、私たちの「世界」で起こっていることです。世界はちっとも平和ではない。ミサイルが飛び、戦車が出撃し、人々が殺されています。
このような「軍事行動」に対しても、日本の集団的自衛権が行使される日が来るのでしょうか。このイスラエル軍の殺戮に対し、日本の自衛隊は、どちらかにつき、何かをするのでしょうか。ハマスと共に凶暴なイスラエル軍からガザを「防衛」する?
人によって、自分の世界は異なるのでしょう。「今、日本は最高の景気だ」と言い切る人の「世界」、「いったい、アベノミクスって誰に関係あるの?全然なんだけど」と嘆く人の「世界」、さらにはミサイル爆撃で亡くなって人の「世界」。
むろん、それぞれの人の主観で認識し、構成されているのが「世界」だと思いますが、それぞれの「世界」は少しづつは重なっているはず。そして、誰もが「教育」と「メディア」により、たとえば「バリバリ仕事(だけ)熱心なビジネスマン」とか「難しいことはわからない奥さん」とかの型にはめられようとしていますが、人間はもっと豊かです。押し付けられそうな「自分らしさ」からは逸脱したことを「感じる」はずだし、「繋がり」も築けるはずです。日々、人と接していてそう思います。
もっと、それぞれの「世界」を重ねていきましょう。他人の「世界」と自分の「世界」を重ねていきましょう。そうすれば、ブラジルの人々の「世界」ともガザの子どもたちの「世界」とも、自分の「世界」は重なるはず、です。
それが、It's a small world,isn't it?
