料理とは、すなわち演奏である。 | 御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

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 本日は、楽しくも、トライアスロンな一日でした。朝、7~8km走り、午前中に新盆ということで新宿の実家に。そして、午後は、区民プールに下の子どもと遊びいき、そこに居た子どもの友だちとひとしきり水中鬼ごっこ。その後、司法試験の会場である渋谷まで自転車で行き、受験生に「予備試験廃止反対」のビラ撒き。走り、泳ぎ、最後は自転車でした♪

 で、夕飯のパスタを作ったわけですが、このキッチンという場所・場面は、たまにしか料理をしない私にとっては、「集中することによりリラックス出来る」所なのです。

 私の知る、音楽家・ミュージシャンは、同時に素晴らしい調理人である確率が極めて高いです。私など、まったく足下に及びません。
 では、なぜ、音楽家は素晴らしい料理人であるのか?
 それは、料理をする、料理をサーブするということと人前で演奏する、ということは、基本的に同じ「心持ち」だからだと思います。
 もちろん、食べ物が好き、音楽が好き、というのが根本にあったうえで、それらを味わうだけでなく、「提供したい」という気持ちは、他者への愛情といいますか、自分以外の誰かに、いかに素晴らしくソレを届けるか、SERVEするか、という精神で行われることだと思います。

 故に、キッチンでだって、ステージでだって、瞬間、瞬間、工夫し、培ったスキルとタイミングを読みながら、「今日がベスト!」を目指して頑張るのだと思います。

 何かとめんどくさいことの多い世の中&時代ですが、ま、いずれにせよ、食べられるときに食べ、かつ食べさせるしかないのですもんね、どんなときも。であれば、一回、一回の食事、そして、耳に入るものは大事にしたいと思います。