私たちは「力」を持っている♪ | 御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

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 昨日は、やはり官邸前へ自分も行こうと思い立ち、夕方赴きました。多くの人々が既に集まり、知り合いにも沢山出会えました。平日の夕方、来たくても来れない人々がさらに、何十倍、何百倍もいたと思います。

 3.11以降の原発再稼働反対の声の高まり、特定秘密保護法成立前夜の小会前の怒りの結集、私たちは、私「たち」として集まり、互いの存在を確認し、互いを仲間と信じて、自分たちで自分たちの運命を決めるという力を自覚し始めていると感じます。今や、万単位の結集が当たり前になってきています。

 政府もマスメディアも信じず、私たちが、私たち自身が「力」を持っているという自覚と、それを行使しようという意識に、急速に目覚めてきていると感じます。まさに、民主主義的なセンスの目覚め・覚醒ですね。

 もちろん、PKO反対や周辺事態法反対やイラク反戦の頃の動きなど、この20年に渡って私たちは集まり、歩き、意思表示をしてきました。が、やはり3.11で揺り動かされ、政府に任せていたのでは、「原発と戦争」で殺されるという危機感に目覚め、それをなんとかするには自分たちでやるしかない、として自覚し始めた気がします。何しろ、一頃より抜群に若い人たちが集まりだしていますから。

 マスメディアはワールドカップなどで、このような私たちの動きを無意味化、相対化しようとするし、実際、私たちも統制が取れているわけでもなく、皆、想いのままを思い思いに口にするわけですけど、そこには「戦争反対」「安倍辞めろ」「国民舐めんな!」という最大公約数的なスローガンが現れ始め、それを実現する力が芽生えていると感じるのです。

 集まると「そうか同じ想いの人がこれほどいるのか」と肌で感じ、励まされます。この人数の背景には、来れない、まだ、来ない仲間がいるのであり、その意思を発揮すれば何でも出来るという民衆の「力」を自覚することが出来ます。民主的な制度だから、ではなく、私たちがそうしたいから、ということです。
 先日、新宿で焼身自殺をしようとした方の詳細はわかりません。しかし、何かしら私は揺さぶられました。自分はどうしよう?何をしよう?という問いとして。絶望と希望は背中合わせでしょう。
 私たちは絶望せずに、あきらめずに、集まり、力を自覚し、素晴らしい世界を切り開きましょう!