高校3年生の頃 | 御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

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 このごろ、ふと高校三年生の頃のことを思い出します。いや、実際は、断片的な出来事を思い出せるだけで、当時の自分がどう考えたり、感じていたのか思い出したいな、という感じです。

 高校3年生なので、大学受験を意識したのは覚えています。一方、9月に行う文化祭のステージのトリをなんとしても努めようとしていました。解体状態になったそれまでのバンドをやめ、新たにメンバーを集め(迷惑な話だったかもしれないけど)、ビートルズのアビーロードのB面メドレーと自分で作ったオリジナルのインストルメタルの曲と、当時流行っていた百恵ちゃんの『ロックンロールウィドウ』を練習しました。そして、7月頃には、父親が倒れしばらく入院してしまいました。このとき、「法学部でも受けるか・・」とちょっと親孝行な気持ちが芽生えたのも覚えています。
 
 というと張り切っているような印象に自分でもなるのですが、実際は、なんとも冴えないモヤモヤした気分がベースだったのです・・・特にパッとしない、ドンクサイ、平凡な男子でしたからね、思春期的というか・・・。

 何故、今、「思い出したいか」といえば、それでも、よく頑張ったんじゃないか当時の俺、どうやって、どう思って頑張っていたんだ、俺?、みたいな興味です。
      When I was younger 
so much younger than today

      I never needed anybody's help in any way

      But now these days are gone
I'm not so self-assured

      Now I find I've changed my mind
I've opened up the doors
                       (HELP by BEATLES)

 やっぱ、友だちとか仲間とか大事だなあ、と。高3になって呼び寄せたバンドのメンバーは野球部とか水泳部を「引退」した元のクラスメイト。百恵ちゃんを演ってくれたのは、先輩方にも覚えめでたい、でも違うクラスのよく知らない女子・・。
 ともかく、皆、やる気になってくれて、コーラスや構成も案外めんどくさい曲やら、背中すりすりするアクションやら暑い部室や屋上で練習して文化祭にやりきったのです。
 
 結構、やりたいからやる、浪人なんかしてバンド出来ないのはいやだから勉強もする、みたいに主体的に頑張ったんだなあ、と思うのです。だから18歳とき、そう頑張ったなら、今、もっと頑張れよ俺、みたいな♪

 外苑辺りは、大きく風景を変えてしまいそうで、なんとも納得できないのですが、高校時代の友人たちとはいまだに繋がりもあり、嬉しい限りです。もっともっと頑張ります!