昨日、コーチングやシステム・コーチングということに取り組んでいる方々を対象に、離婚の実務の話とディスカッションを行いました。題して、「弁護士がコッソリ教えるアナタの知らない本当の離婚」。
ちょっとシゲキ的なタイトルにしたのですが、内容的には、弁護士として20数年関わってきた離婚調停等を中心とした実務の実情についての話で、離婚原因の基本、不貞の証拠認定と裁判官のタイプ、調停委員の態度、財産分与の考え方、婚姻費用調停の利用の仕方等・・・をしました。
私自身、コーチングやシステム・コーチングという概念について、よくわかっていなかった(実は今もわかっていないかも)のですが、だからこそ、お互いを知る、お互いの知っていることを伝え合う、いい機会になったのでは、と思います。
コーチングというのは、対話の中から、その人自身の真実に向かい合わせていく、自分の本音に出会わせていく、そんな行為のように理解しましたが、現実的な解決に向けて動く弁護士と依頼者との関係・対話とは、重なる部分も重ならない部分もあります。
そういう意味では弁護士とコーチング、お互い何が出来るの?どんな意味がるの?っていう感じもありますが、それ故に画期的というか、新しい可能性のある出会いかもなあと思います。
いずれにせよ、実際、世界に向けて、何かをしようとしている人たちと出会い、話すのは楽しいことです。知らない世界を知るのはワクワクします。
また、何か新しいことが始められそうな予感です。
